俺なんて、ちいせー ちいせー
>【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】
2014.3.30 18:00 (1/2ページ)
「参院選のための資金を貸してもらえないでしょうか。3億円あれば大変助かります」
「次の選挙で、維新と全面的に選挙協力することになりました。(中略)ついては20億円ほどお借りできませんか」(日本維新の会との選挙協力はご破算になり、実際借りたのは5億円)
「みんなの党」渡辺喜美代表、大スポンサーだった吉田嘉明DHC会長に、そんな依頼をしたそうだが、5千万円借金で都知事の座を棒に振った猪瀬直樹氏が気の毒な気さえしてきた。
『週刊新潮』(4月3日号)、吉田会長の独占手記「さらば器量なき政治家『渡辺喜美』代議士」は新聞各紙も後追い。朝日は1面、しかも珍しく『週刊新潮』が報じたと書いていた。そのくらい大きなスクープだったということだ。
政治資金規正法違反、公職選挙法違反、資産公開法違反、贈与と認定されれば脱税などに問われる可能性があるという。
みんなの党結党以来、最大の危機だろう。
(『WiLL』編集長)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140328/bks14032822020000-n1.htm
「みんなの党」渡辺喜美代表が大ピンチでございます。
党首ともなれば、国政選挙にはお金掛かります。
鳩山由紀夫のように打ち出の小槌持ってる人はそうそう居ません。
みんなの党は俺の党と豪語できたのも、結局は当選した議員へ多くの選挙資金を出していたからでしょう。
大政党でも派閥の領袖が偉そうに出来るのも、資金集めて候補者へ選挙資金配れるからですよね。
個人資金で国政選挙など普通にやったら破産しちゃいます。
選挙資金だけだって千万単位、億から使う人だって居るんですから。
その上、選挙に立候補するには供託金がバカ高いです。
選挙区だけの人でも300万円、重複や比例区だと600万円です。
比例の場合は政党が負担するケースが多いようです。
13年の参議院選挙では、みんなの党は確か36人立候補立てたと思うですが、単純に供託金だけで2億1千万円。
「参院選のための資金を貸してもらえないでしょうか。3億円あれば大変助かります」
これ実感でしょう(わらい
12年の末の総選挙では69人立候補しましたが、殆どが比例並立の重複候補ですから供託金も600万円と言うことでしょう。
ですから20億円お貸しくだされと言ったのもあながち法螺とも思えません。
小政党の党首は資金がなければ勤まらない仕組みになっているんです。
凋落著しい小沢党首の生活の党も結局は資金が枯渇しちゃってるんでしょうね。
善美氏が8億円の使い道を問われ思わず、「酉の市ででっかい熊手買った~」
実感こもってますね~(わらい
でも渡辺党首のこの一言は、自らを追い込んでしまった気がしますね。
この際ですから、バカ高い供託金制度にメス入れたら如何ですか。
日本ほどバカ高い供託金設けている国なんてほかにないですから。
確かアメリカなど供託金そのものがないと思いましたけど、イギリスや他の国でも10万円以下ですよ。
年収分の供託金では、金持ち以外は個人で選挙に出るなと言ってるようなもんです。
これって憲法違反じゃないですか。
泡沫候補がなんちゃらとか言いますが、実態は既得権者保護のため以外の何物でもないんです。
特に派閥の領袖や小政党の党首にとっては、カネで議員を縛る道具にしてますよね。