中国はアメリカの兵器をウオッチしていて同じ様なものを作りたがります。
それも普通にスパイや情報を盗むと言う方法で実現します。
ですから出来た外観は米国の兵器に良く似たものなのですが、性能となると真似だけでは無理なところがあり、どうしても米国兵器の劣化版になります。
それでも作りたくてしょうがない中国が作った世界最大級の爆弾、アメリカのMOABは通常の爆撃機に積めないので、大型の輸送機に積み込んで運用します。
今回の中国が実験した最大級の爆弾は通常の爆撃機だったようですから、この時点でMOABより劣ることになります。
兵器の性能の優劣は戦闘において決定的な差となって出ますから、中国が米国兵器をウオッチングして作っているようでは、いつまでたっても米国を追い越すことは出来ません。
その点ロシアは一般的な工業製品はまともに作れないのに、こと兵器となるとアメリカに負けず劣らず、最新の兵器をアメリカに先駆けて作ります。
アメリカが開発した通常爆弾の威力としては、世界最大と言われる大規模爆風爆弾兵器(MOAB)
実際にアフガンなどでアメリカ軍は使用したことがあります。
アメリカ軍がアフガニスタンにあるイスラム国の拠点に対して「MOAB」という爆弾を投下した。
MOABの威力は、
1.900m以内の障害物を消し去る
2.1800m以内の人間を殺害
3.衝撃波が2.7km以内の人間の聴覚を破壊、最大3.2km以内に達する
なお、爆風による威力を上げるために、この爆弾は地上から約1.8mのところで爆発するとのことです。
加えて、GPSによる誘導が可能であり、命中精度はかなり高いものとなっている。
広島へ投下された原子爆弾と同等の威力を持っています、ただ放射能が出ないと言うだけで、人口密集地で使用されれば20~30万人はやられてしまいます。
核兵器以外では最大の爆弾です。
こんな物作るなよというのが正直な気持ちです。
人間の業の深さは、最後に人類を滅亡させるまで終わらないのでしょうか。
金正恩もこんなもの撃ち込んでやると脅されたら、そりゃビビりますよ(わらい
トランプが余裕で北朝鮮を締め上げているのも、こんなところに理由があるのかもしれません。
>中国で試験された大型爆弾、MOABには遠く及ばない可能性
2019年01月07日
今月2日、中国国営メディアが核兵器ではない大型爆弾の試験が行われたとし、MOABというアメリカが配備している兵器の「中国版だ」などと説明していたものの実際は、だたの大型爆弾だった可能性があります。
これは国営新華社通信が報じていたもので、爆弾を開発したのは中国の国営軍需企業『中国兵器工業集団(Norinco)』で自社のホームページで公開していたものになります
映像は前半の30秒までが中国が試験を行ったという兵器の映像です。後半はアメリカが開発した兵器の紹介となっています。
その上で、今回中国が行った試験というのはH-6Kという旧式の爆撃機に機内搭載しているという特徴があります。中国国営通信は「(米軍が保有する)すべての爆弾の母(Mother Of All Bombs、MOAB)」の「中国版」の実験が行われた」と伝えているものの、少なくとも通常の爆撃機に機内搭載している時点でMOABに匹敵するサイズや威力はないものと考えられます。
大規模爆風爆弾兵器(MOAB)
大規模爆風爆弾兵器(MOAB)は直径が約1m、全長が約9.1mもある超大型通常爆弾で総重量は9.75トンに達します。そのためアメリカ軍が保有する爆撃機であっても機内搭載することは出来ず、戦車などを運ぶ輸送機に機内搭載し空中投下する方法で運用しています。
これはロシアが開発したと言われているFOABという爆弾も同様であり、サイズが大きいため通常の爆撃機では運用することができないと指摘されています。
仮に中国のH-6Kを改造するなりして9m近い兵器を搭載可能にしている可能性もゼロではないものの、実際は通常の巡航ミサイルほどの全長に直径はウェポンベイに格納可能なサイズに収まっていると考えられます。
爆撃機から投下される中国の新型爆弾