考えてみたら、我が家にはドアがひとつもない。
前の家も大半が引き戸ではあったが、トイレやベランダの出口など「ドア」はいくつかあった。
それが新居ではまったくなくなってしまった。
設計の段階で「基本的に引き戸に」と要望は出していたものの、ドアがひとつもなくなるとまでは思っていなかった。かろうじて浴室の扉だけは引き戸ではないが「折れ戸」なので、純粋なドアではない。
いろいろなところで語られていることだが、ドアは閉めているのがデフォルトというか普通の状態である。空間をくっきりと区切る。一方、引き戸は開けっぱなしでも閉めっぱなしでもどちらの姿でもよく、あいまいな区切り方もできる。
引き戸を開けっぱなしにすれば、大きな空間にできるし、風も通る。古来、日本の住宅で採用されている使い方である。
我が家がなんとなく「和」のテイストをかもしだしているのはドアがひとつもないせいもあるだろう。
前の家も大半が引き戸ではあったが、トイレやベランダの出口など「ドア」はいくつかあった。
それが新居ではまったくなくなってしまった。
設計の段階で「基本的に引き戸に」と要望は出していたものの、ドアがひとつもなくなるとまでは思っていなかった。かろうじて浴室の扉だけは引き戸ではないが「折れ戸」なので、純粋なドアではない。
いろいろなところで語られていることだが、ドアは閉めているのがデフォルトというか普通の状態である。空間をくっきりと区切る。一方、引き戸は開けっぱなしでも閉めっぱなしでもどちらの姿でもよく、あいまいな区切り方もできる。
引き戸を開けっぱなしにすれば、大きな空間にできるし、風も通る。古来、日本の住宅で採用されている使い方である。
我が家がなんとなく「和」のテイストをかもしだしているのはドアがひとつもないせいもあるだろう。