先日、両親の無償の愛を感じることがありました。
小さいときに両親が共働きで寂しい思いをした私はとかく「両親は仕事やお金の方が大事なのだろう」といい年をして、卑屈になりがちでした。
こんな寂しい思いをしているのは、この両親に育ったせいだ、なんて思いっきり被害者意識を持っていた時期もあります。今でもどこかでそうした子供な自分がいるかもしれません。
でも、これから新しい生活を始める私に、両親は惜しみない援助をしてくれました。本当はもっとそばに置いておきたいかもしれません。でも、何も言いません。
私のことは全て私に決めさせる、そういう自由を私の人生に与えて続けてくれる両親です。
私は、とかく家が裕福でなかったことや、両親が会社で働いた経験がないことを残念に思ったり、ときにはうまくいかない自分の人生の責任をそのせいにしたりしていました。
ものすごく甘えていました。これからは自分の人生にもっと責任を取っていきたいです。
そして、会うたびに年老いていく両親を見るのはとても切ないです。海外に住むことを選んだことを後悔して、日本に帰ってきたいと思ったりもします。
願うことは、家族みんなが健康で長生きできること。
そしてそのために、私は行動していきます。