蕗、竹の子、油揚げを食べやすい大きさに切り、昆布、かつおぶしでとった出汁に、みりん、塩、しょう油を混ぜて煮付け、時間を置いておきます。
やはり味付けした炊き込みご飯の炊き上がりに混ぜ込み、仕上げます。
私は関東圏の育ちなので、しょう油は濃い口、ご飯に色がつくほうがおいしく感じます。そして少し甘い感じがするのがいいですね。
今日はAの小学校最後の運動会のお弁当なので、すべて好きなものを揃えてみました。
サンドイッチ3種(ポテトサラダ、ハムトマト、卵きゅうりトマトハム)
とうもろこし
ソーセージと絹さやの炒め物
メロン、さくらんぼ
鳥のから揚げ
ポテトサラダ
茹でソラマメ
そこに大人のために蕗の炊き込みおにぎり、寿司酢を加えてお稲荷さん、そして普通のゴマ入りお稲荷さん、お弁当の完成です。
家族全員そろってのお昼がこれで最後だと思うと、さびしくもありますが、やり遂げて一区切りが着くうれしさも感じながら、みんなの食べるのを見ているのでした。
「おいしかった」
の声が聞こえてほっと一息。
Aも、クラスの子供達もみんなすごくがんばって最上級生としての仕事をこなし、応援団、スクールバンド、組み体操、騎馬戦、リレー等々フル回転の大活躍でした。
騎馬も組み体操も土台続きのA。最後の最後まで力仕事で、本当にがんばったと思ったのでしょう。父の頬には涙が伝っていました。そうなの、常に土台でいる人は誰にも気づかれずに誰かの役にたっているのよ。私もそうだった。こうして涙してくれる人がいる娘をしあわせな子だなぁ。よかったね。と思うのでした。