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ちょっと、今日はグチ。
今日…と言っても、もう日付変わったけども…
今日はエサやりおばあさんからの依頼で、妊娠してるメス猫2匹の捕獲…予定でした。
「庭で餌をあげてるメス猫が、2匹おなかが大きいんです。
子供生まれてもかなわんし、助けてください。」
と、エサやりおばあさんのほうからの依頼でした。
おばあさんは、車も手術代も出しますと積極的。
私がおばあさんの近所の動物病院を探して、予約の段取りしたんだけど、
松山市内でメスを不妊手術すると、2万1千円は最低かかります。
2匹だと、4万2千円。
予算的にきついので、2匹はあきらめて、手術は1匹だけすることに。
エサをあげてる猫は、慣れていなくて触れないので、
私が捕獲機を仕掛けて、一緒に病院に連れていく。
あと手術後、メスはしばらく手元で保護しないといけないんだけど、
おばあさんは、家で保護できないから、入院させたいと言う。
そうなると、お金もかさむし、おばあさんのやる気も萎える。
何とかしたいけど、今、手元の保護猫マックスで、私も預かれない。
う~んでも、エサやりさんが、「手術したい」って言ってくれるのは、
とっても嬉しいことなんですよね.
実はここんところ、めちゃくちゃ忙しくて、栄養ドリンク飲みながらの生活で、
キャパマックス、フルサポートはできない状態なんです。
でも、せっかくおばさんが、やるき出してくれたんだと思うと、
悶々としてしまってね~。正直、今はしんどいんだけど、
悩みに悩んだ末、Nさんの後押しもあって、術後は私が預かることにして、
「郊外の動物病院に連れて行けば、市内より安く手術できますよ。
2匹で3万円くらいで出来るし、2匹捕まえて手術しませんか?」
って、言ったんです。
もちろん、おばさんは喜んだんですよ。良かったわぁって。
すぐに郊外の病院に予約して、連れていくことにしたんです。
で、今日、仕事終わって、赤子を保育園からピックアップして、
コンビニでおにぎり買って車で食べ、そのままボラさんの猫の譲渡のお手伝いに行って、
譲渡手続きが終わると、その足で捕獲現場へ。
捕獲現場へ車を走らせていると、おばあさんから電話が。
車を止めて、電話に出ると。
おばあさん:「今日はやめたいんです。猫が子供を産んだから。」
私:「え!産んじゃいましたか。出産したメスは1匹ですか?」
おばあさん:「ええ。子供が死んじゃうから、手術はやめます。」
私:「そうですね。出産したメスは、また時期を見て手術しましょう。
では、もう1匹は急いで手術しないと!」
おばあさん:「もう1匹も来ないし、今日はやめます。」
私:「大丈夫ですよ。匂いのするエサを置いたら来ますよ。
私、エサも持ってきたんですよ。」
そこでいきなり妹と名乗る、別のおばさんが電話口に出て、
妹:「強制するもんじゃないでしょう!もうやめるんですよ!」
めちゃめちゃ攻撃的な口調で、早口にまくしたててくる.
おいおい、何だ~この展開は
私:「そちらからお電話いただいたから、お手伝いしているんです。」
毎日、私に「助けてください。病院の予約してください。
捕まえてください。」って、電話してきたのは、おばあさんなんですけど…
結局、こちらの話は聞く耳持たずで、
怪しい宗教か、セールスの電話とでも思ってるような妹から
「もういいんで!」と言われ、おばあさんと話すこともなく、
捕獲終了~~~。
一生懸命になった分、この人の為に悩んだ分、正直、腹が立ちます。
でも、このおばあさん、今後どうするんだろうっていう気持ちのほうが強い。
メス1匹は、4匹から8匹の子供を産む。2匹なら倍だよ。
これからおばあさんちに、野良猫家族が10匹ちかく居つくことになる。
2匹ならまだ許されるかもしれないけど、10匹になったら、
ご近所から苦情が来るんじゃないだろうか…。おばあさんちは住宅街。
最近、別口で相談に乗ってた人は、近所のエサやりさんが増やした野良猫に困っていて、
エサやりババアめって、無責任エサやりに怒っている人で、
そのエサやりさんが手術しないから、自分がしようと考えている…という人でした。
この別口の相談者さんは、動物が好きで、とてもいい人だったけど、
すべての人がそうじゃないんだよね。
増えすぎた野良猫によって、ご近所トラブルが起きた時、
10匹の猫はどうなるのだろう。
ご近所の猫嫌いさんが、子猫を捕まえて、保健所に持ち込むかもしれない…。
1、2匹の時に手術したほうが、トラブルになってから10匹手術するより、
大変さも少なく、手術代も安くできるのに~~~。
あーーーーーもーーーーー、いいかげんにせーーーーーかーーーぺっ
エサやりさんに手術を強制できるなら、したいっちゅーの
不幸な猫を増やしたくないんだよーーーーー
写真の子猫は、愛媛県動物愛護センターで、譲渡用に寄り分けられていた子猫たち。
毎月、子猫の譲渡数は少ない。ここに来たら、出ることはまずできないのだ。
この子達はラッキーな子。
残りの子たちは、窒息死させられ、灰になるだけなのだから。
こういう子たちを、減らしたいんだよ
10月の「猫だけの譲渡会」、10月2日・23日・30日!
「地域猫のためのフリマ!」11月3日(木・祝日)大街道にて開催!詳細は後日!
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野良猫のTNRの相談、一時停止します
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譲渡会場での相談は受け付けますが、ブログでの相談は一時停止します。
多忙のためと、11月に手術入院があるためですごめんね~
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心労も、体力的なことも大変だったでしょうね。段取りや、その方の経済的なことも汲んで動いたのに…。
はぁぁ(;´Д`)、私も悔しくて辛いですよ。
妹さんは何を勘違いしたのか分かりませんが、命についてもっと真剣に考えてもらいたいですね。
年間20万の尊き命が、あほうな人間のせいで奪われているのに・・・
しかも窒息死。
私は、数年前まで愛護センターで動物達が殺されているとは思ってもいませんでした。だって愛護(センター)ですよ!!
しかもその殺し方が、海外では禁止されているガスによる窒息死。
何十分間ももがき苦しみ、小さい子はそれでも死にきれず、生きたまま焼かれると耳にした時は、目の前が真っ暗になりました。
何が安楽死??虐殺ではないかと!!
原発の安全神話と同じで、ほとんどの人達が、持ちこまれた子達は安楽死して、苦しんでないと勘違いしている現実が悔しいです。
この事実を知り、私は愛護の世界に興味をもったので、本当にこの現実を沢山の方に知って頂きたいです。
沢山の命が、恐怖におびえ、もがき苦しみながら死んでいっている事を。
何が、動物愛護法・・・
早く海外のような動物にもやさしい国に変わりたい。。
騙されている人が早くいなくなりますように。
なんか、いい加減な人・中途半端な人って本当に多いですね・・避妊去勢さえすれば、猫も人間も何も問題ないのに、いい加減な人間が多いせいで、弱いものが犠牲になる。
いい加減な人間が犠牲になるのならどうでもいいですけど、いつもいつも動物に犠牲が強いられることになる・・悲しすぎます。
気を落とされませんように。
そして、やる気をなくされませんように。