昭和建築学会


昭和の建築物や路上にあるオブジェなどを中心にご紹介します。

昭和建築学会 第63回 北千住 10

2014年02月16日 | 建築

千住の町からちょっとそれてしまったので、ちょっと面白くない風景が続きます。

 

 

 

わたしも、いろんな波形トタン建築を見てきましたが、これほど悲惨な建築はありません。

波形トタンを貼りつけてあるというより、乗せてある、というところです。

それに、なんと、ガムテープで留めてある。

ちょっと間違えば、ごみの山ですよ、これは。

 

 

上の方アップ。看板が貼りつけてあるのですが、イメージダウンにしかなりません。

 

 

普通のお宅のようですが、欄間と丸い街灯が悩ましいです。

 

 

悩ましいけど、増改築しまくってあり風情はありません。

 

 

レトロな鉄の格子。

 

 

これは、戸としかいいようないですな。

庇が傾いてるんですけど……。

 

 

またレトロな、手すり。

 

 

元商店でしょう。しかし、物干し台が置いてあるんですけど。

日当たり悪そうだし乾かないと思うのですが。

 

 

わたしのパソコンでは、「俳句論」と変換されてしまいました(笑)

けど、「ハイクロンA」って何なんでしょう? オロナミンCみたいなもの?

 

 

とりあえず、増築されて出入りができるようになっているところ、としか言いようありませんな。

 

 

どう見ても、波形トタンの建物が増築されたようにしか見えないんですけど……。

 

 

 

波形トタンの家、庇(?)あたりに工夫がありますね。

 

 

 

ん?

 

 

毎度おなじみ、キリコ物件でした。

 

 

あまり気にすることないと思いますが、変な名前です。

 

 

波形トタンで増改築を繰り返した果てでしょう。

 

 

これも増改築しまくったお宅?

 

 

「茶みき」って何かなと思いました。「喫茶みき」でした。

ガムテープで補修するのもどうかと思いますが。

 

 

出入口にバリケード。

 

 

室外機と屋内のエアコン、なんかおざなりな接続の仕方ですね。

 

 

ガラスがわれて、カーテン(?)が表に出てますよ。

 

なんか、貧乏物件が多いですね。実は、4号線を越えて千住の町から出張しているのです。

北千住の駅の周辺が、銀座通りと呼ばれるのには理由があると思いました。