魂の発達

私とは何か。私とは魂であるというところから世界を考えます。

アメリカ軍の無差別爆撃

2015-10-11 10:06:24 | Weblog

アメリカ軍が無差別爆撃でアフガンの国境なき医師団の病院を破壊し大勢殺した。アメリカの威信は地に落ちた。人道主義・民主主義の名の下に多くの人命を奪ってきたアメリだが、これがその衰退の象徴と言えるだろう。

今日に至るまで一度も民主主義を経験していない中国国民は、共産党独裁など気にしていないだろう。古来中国人は権力を利用して生きてきたのだ。権力に寄生して生きる習性が出来ているのだ。それが世界に冠たる汚職国家の実態なのだ。欧米流の自由平等など、ごく一部の知識人をのぞいては、むしろ迷惑以外何者でもないだろう。ロシアも似たようなものだ。それ故に中国、ロシアはこれからますます強大になっていく、肥満した欧米の経済を人質にして。かたや欧米は人道主義・民主主義に縛られて前に進めない。かって犯した植民地主義、奴隷制度の付けが回り、移民・難民に足を取られて消耗していくだけだ。中国・ロシアはそこに付け入る。イスラムの根深い反欧米感情に付け入って、味方にするだろう。

欧米民主主義は衰退期に入っている。そして、アテネの民主主義が消滅したように、やがて世界から民主主義は消滅するだろう。進歩の後には退行があるのだ。それが世界精神の弁証法だ。日本国民は欧米と運命にともにする。それもまた日本国民の未来への試練だ。

などという想像をしてしまう現代の世界情勢である。