魂の発達

私とは何か。私とは魂であるというところから世界を考えます。

師走

2014-12-23 15:56:05 | Weblog

 ホームページ上の「Hの思想」を読み直した。まとまりがなく、間違いだらけであった。手直ししたが、まだ多くの間違いがあるかもしれない。何しろ障害者を抱えた生活であり、集中できないし、老化した頭でやることだから神経が行き届かない。
 インターネットバンクのID、パスワードで何度もトラブった。キーチェーンの処理に問題があったようだ。~とーの間違いもあった。老人にネットはしんどいが脳の活性化にはなる。 

  自転車人生も本格化してきた。自転車にトラヴォーイトレーラーを着けることにした。背負子に2輪を着けたようなやつである。大きな買い物をするのに便利だった。時にはリヤカーを着けられるようにもした。青空と雲を見上げながら自転車をこぐすがすがしさは何ともいえない。時にはのんびりバス待ちをする。車を持っている頃はある意味で車に使われていたのだと思う。新幹線も人間を追い立てるものだったが、リニア新幹線が開通した時代に現役だったら悲劇だ。定年も延びそうだし、とても自己探求の暇はなさそうだ。

 市内の老女が2千数百万円だまし取られたという。今年の振り込め詐欺被害額は5百億円を突破しそうである。貯め込んでいる人が多いということだろう。金の亡者に日本国を象徴している。今時の若者も貯蓄志向が強いそうだ。金は使うためにあるのだよといいたい。高価でも国産のいいものを買うために使えば国の景気もよくなるだろうに、このままでは来年早々アベノミクスは破綻するのではないだろうか。

 さて、浮き世のことはさておき僕は僕、林間期だ、のんびりいこう。 


人類の現在

2014-12-07 09:51:13 | Weblog

 81才で眠った菅原文太は科学技術の進歩に批判的だった。しかし現在の民衆は盲目的に夢を求める少年時代である。ハヤブサ2号に希望を託している。それが現在高校1年生くらいの段階にあるといわれる人類の現況というものだろう。

 衆議院選挙はもくろみ通り安部政権の勝ちになるだろう。安倍政権の政策は、経済政策も集団安保も原発も、日本の未来に悲劇をもたらす可能性が高いが、民衆にとって目の前の生活が第一、非正規雇用であろうと仕事があればいい。知識人のいうエコで人に優しい経済政策など難しくてわからない。うまく行くかどうかもわからない。選挙のことなど考えるのは面倒くさい。どうせ分からない未来なら安部にかけてみよう。今を楽しめればいいのだ。明日は明日の風が吹くである。

 世界は今や民主主義の終焉に向かっているのではないだろうか。日本の民主主義は機能不全に陥っている。オバマを拒否した差別国家アメリカも同じだ。英国はスコットランド独立という事態は避けられたが、その代償としての経済負担が未来に暗い影を投げかけている。独仏なども極右の台頭で先行きくらい。北欧の小国は小国であるが故の統一性によって社会主義的民主主義を保っているが、ユーロの破綻という事態になればどうなることか。
 一方独裁国家中国、ロシアの勢力は拡大しつつある。インターネット時代、個々の欲望が解放されて、混沌の時代に入った。天災人災は過激化の一途をたどっている。混乱は強権を求める。「民主主義は最悪だ。しかしほかに方法はない。」などと悠長に構えていられる時代ではないのだ。

 かくして21世紀、人類は新たな試練の時代を迎えたのである。