魂の発達

私とは何か。私とは魂であるというところから世界を考えます。

安保法案成立後のこと

2015-09-21 10:29:59 | Weblog

もし、この法案を否決して、
全世界に向かって平和憲法遵守の意思を明らかにしたなら、
偉大な民族として歴史に残ったことだろう
中国も尖閣占領を躊躇せざるを得ない。

などという気はない、
そんな器量はもとより国民には無いのだから。

これからの日本に対してどんな態度で臨むべきか、
自分自身に問うてみた。
僕の中の愛国少年は中国韓国の不正行為に対して、
力には力でと新安保成立を喜んでいる。
労働者時代の僕は言っている、
世の中は欲望だ、なるようにしかならない。
時には怒りに身を震わせて獣のように戦い、
時には平和と安穏を願う。 
平和の中で腐敗し、戦いの中で狂気となる。
それが人間なのだ、世の中なのだ。
そんな世の中などまともに相手せずに、
自分が楽しく生きることを考えるべきだと。 

老人となった僕は言う、
世の中は不正に満ちてい、
人の権利や自由を侵してくるものだ。
それでも腹を立ててはいけない。
穏やかに、知力と精神力で戦うべきだと、
もちろんこんな言葉は今の日本国民には通じないし、
実行不可能だろう。

しかし、たとえ届かない言葉でも
それを語るのが老人のつとめというものだと思う。
まだ絶望するには早い。
これからの選挙で権力の暴走を防ぐことが出来る。
まずは、権力追従、大政翼賛的な自民党、
公明党を倒すことから始めよう。
 


シリア難民

2015-09-06 10:42:14 | Weblog

シリア難民でEUが浮き足立っている。

人道を標榜している以上受け入れなければならない。

しかし、同時にテロリストの潜入を許すことになるだろう。

それががん細胞のようにEUに広がるだろう。

また、雇用問題など経済的問題が起こるだろう。

何よりも人種的宗教的摩擦が高まる。

キリスト教とイスラム教、そしてユダヤ教がせめぎ合い、

西洋民主主義は危機に陥ることだろう。

 

西洋民主主義は植民地搾取の上に立った

自由資本主義の名の下に自然を簒奪して繁栄した。

その自らの資源は尽きたが、

グローバル経済の名の下に、

発展途上国の資源と経済格差で食いつないできた。

 しかし、ここに来て、

力をつけてきた途上国の国家資本主義からの挑戦、

リベンジに翻弄されている。

 

グローバル化の混乱が国家主義、民族主義への退行を誘い、

第3次世界大戦を用意をしている。

一方、

グローバルネットワークは世界の一体化を促進する、

とともに権力の細分化を図る。

つまり、ローマ法王のいうように、

分散した、局所的、ゲリラ的世界大戦は始まっているのだ。

個別的であると同時に全体的である戦い、

多様な個人の経験が人類全体の経験とつながっている世界、

人類は発達の新段階、

新たな歴史を経験しようとしているのだ。