写真は高槻にある三島救命救急センター
今日は終日、文教常任委員会。２日間の日程で大抵、私が最後の質問者です。他の委員の質問を聞きながら自分の質問と関連する内容があるかどうかチェックします。また自分の質問や質問資料の整理をする時間にもなります。いろいろと片付けものしながら深夜まで質問と資料整理。調べているうちに聞きたくなることが増え、原稿に手を入れているうちに日付が変わります。
【今日の情報紹介】
「共謀罪」法案 なぜ必要か疑問に答えよ
一般の人が対象となることはないのか。強い危惧を覚える。
政府は、犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の新設を柱とする組織犯罪処罰法改正案を閣議決定し、国会に提出した。
成立すれば、実行後の処罰を原則としてきた日本の刑法体系は大きく変わることになる。
共謀罪は過去に３度、廃案となっている。捜査機関による乱用の恐れなどがあるとして、世論が強く反対したためだ。
今回の法案も実質的には従来とほとんど同じ内容と言える。
ところが政府は、２０２０年の東京五輪・パラリンピックに向けテロを含む組織犯罪を未然に防ぐために必要だと強調する。
国際組織犯罪防止条約の早期締結を目指したいが、条約は締結国に共謀罪の整備を求めているというのである。
しかし、そもそもこの条約はテロを想定したものではない。マフィアなどによる経済的な犯罪の撲滅を目指したものだ。
政府は２００１年の米同時多発テロ以降、条約がテロ対策の性格を帯びたと主張する。
ところが今国会で「テロ等準備罪」の呼称を使用したものの、条文に「テロ」の文言がなかった。
批判を受け急きょ挿入することを決めている。改正法案成立を急ぐために国民が受け入れやすい「看板」にした疑念は拭えない。・・・・続く・・・・・
以下は前段本会議予算質問（いわゆる一般質問）の原稿です。実際は状況に合わせて変化します。その４
三島救命救急センターについて
２月に、三島救命救急センターの秋元所長から、移転問題についての文書が送付され、センターの耐震性に問題があるとして、大阪医大に移転する方向が示されていることを知った。
趣旨は、拙速な大阪医大への移転ありきではなく、十分検討してほしいというものである。
１、現況について
救急搬送の実態について、ここ３年間の全体数、３市１町個々と、それ以外の数字を明らかにされたい。
２、この間の移転問題についての対応
①、本市はこの文書をどう受け止めているのか。記述内容には経過説明もあるが、書かれている内容で事実と異なるものがあるのか。書かれた本人から話を聞いているのか。
②、またこの文書が明らかになってから、本市はどのような対応をとってきたのか。また移転候補地に関して、本市への照会はあったのか、それはいつで、どのようなやり取りをしたのか。
③、また２月１８日には理事会が開催とあるが、ここでは何が協議され、何が議決されたのか。また本市はどのような対応をとったのか。
④、本市は、センターの移転の件についてどのような検討をしてきたのか。センターの耐震補強か、移転か、移転するとすれば候補地はどうするのか、芥川公園はどうか、公有地がなければ私有地はどうか、道路環境やヘリポート・アクセスをどう考えるか、場所一つ取っても検討課題はいくつもある。
⑤、また機能面での検討、高槻市のホームページには
「同センターは全国に約270か所、大阪府に１６か所の救命救急センターがある中でもまれな単独型の救命救急センターです。単独型ならではの２４時間３６５日、担当医師集団による疾患別受入体制をとり、各診療科の担当医が救急医として搬入から検査、手術を含め、即座に対応しています」と単独型の利点を紹介している。
今回、大阪医大の一角への設置が提案されているがそれぞれの場合のメリット、デメリットは検討したのか。したのであれば、その内容を明らかにされたい。
⑥、現在は応急診療所と併設され、市民の安心感につながっている。これが切り離されると市民の不安につながると思うが、市の認識はどうか。
⑦また財政面の検討はしたのか。
⑧センターと大阪医大との関係で、「大阪医大のどこに作るかも大阪医大が考えることになる」との発言が記されている。救命センターの機能、運営でも大阪医大の影響力が大きくなるのではないかと考えられるが、そのことの是非について市の見解はどうか。
３、今後の対応について
高槻市の平成２９年度施政方針大綱を見ると、「健康・福祉の充実に向けた取組」の一番最初に、「大阪府三島救命救急センターの建て替えに向けた検討」とある。今後どのように進むのか。
①２月１８日の理事会に提出された資料、また会議録なりについては議員にも提供してほしいと思うがどうか。
②本市の市民会館の建て替えについては、基本構想策定のための１００人会議も何回も開いているが、救命センター移転に関しては何の検討もしないまま、理事市である高槻のイエスマンになっているのではないか。それで市民の生命が守れるのか。
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HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ！ （いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法（特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる）に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。）
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今日は終日、文教常任委員会。２日間の日程で大抵、私が最後の質問者です。他の委員の質問を聞きながら自分の質問と関連する内容があるかどうかチェックします。また自分の質問や質問資料の整理をする時間にもなります。いろいろと片付けものしながら深夜まで質問と資料整理。調べているうちに聞きたくなることが増え、原稿に手を入れているうちに日付が変わります。
【今日の情報紹介】
「共謀罪」法案 なぜ必要か疑問に答えよ
一般の人が対象となることはないのか。強い危惧を覚える。
政府は、犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の新設を柱とする組織犯罪処罰法改正案を閣議決定し、国会に提出した。
成立すれば、実行後の処罰を原則としてきた日本の刑法体系は大きく変わることになる。
共謀罪は過去に３度、廃案となっている。捜査機関による乱用の恐れなどがあるとして、世論が強く反対したためだ。
今回の法案も実質的には従来とほとんど同じ内容と言える。
ところが政府は、２０２０年の東京五輪・パラリンピックに向けテロを含む組織犯罪を未然に防ぐために必要だと強調する。
国際組織犯罪防止条約の早期締結を目指したいが、条約は締結国に共謀罪の整備を求めているというのである。
しかし、そもそもこの条約はテロを想定したものではない。マフィアなどによる経済的な犯罪の撲滅を目指したものだ。
政府は２００１年の米同時多発テロ以降、条約がテロ対策の性格を帯びたと主張する。
ところが今国会で「テロ等準備罪」の呼称を使用したものの、条文に「テロ」の文言がなかった。
批判を受け急きょ挿入することを決めている。改正法案成立を急ぐために国民が受け入れやすい「看板」にした疑念は拭えない。・・・・続く・・・・・
以下は前段本会議予算質問（いわゆる一般質問）の原稿です。実際は状況に合わせて変化します。その４
三島救命救急センターについて
２月に、三島救命救急センターの秋元所長から、移転問題についての文書が送付され、センターの耐震性に問題があるとして、大阪医大に移転する方向が示されていることを知った。
趣旨は、拙速な大阪医大への移転ありきではなく、十分検討してほしいというものである。
１、現況について
救急搬送の実態について、ここ３年間の全体数、３市１町個々と、それ以外の数字を明らかにされたい。
２、この間の移転問題についての対応
①、本市はこの文書をどう受け止めているのか。記述内容には経過説明もあるが、書かれている内容で事実と異なるものがあるのか。書かれた本人から話を聞いているのか。
②、またこの文書が明らかになってから、本市はどのような対応をとってきたのか。また移転候補地に関して、本市への照会はあったのか、それはいつで、どのようなやり取りをしたのか。
③、また２月１８日には理事会が開催とあるが、ここでは何が協議され、何が議決されたのか。また本市はどのような対応をとったのか。
④、本市は、センターの移転の件についてどのような検討をしてきたのか。センターの耐震補強か、移転か、移転するとすれば候補地はどうするのか、芥川公園はどうか、公有地がなければ私有地はどうか、道路環境やヘリポート・アクセスをどう考えるか、場所一つ取っても検討課題はいくつもある。
⑤、また機能面での検討、高槻市のホームページには
「同センターは全国に約270か所、大阪府に１６か所の救命救急センターがある中でもまれな単独型の救命救急センターです。単独型ならではの２４時間３６５日、担当医師集団による疾患別受入体制をとり、各診療科の担当医が救急医として搬入から検査、手術を含め、即座に対応しています」と単独型の利点を紹介している。
今回、大阪医大の一角への設置が提案されているがそれぞれの場合のメリット、デメリットは検討したのか。したのであれば、その内容を明らかにされたい。
⑥、現在は応急診療所と併設され、市民の安心感につながっている。これが切り離されると市民の不安につながると思うが、市の認識はどうか。
⑦また財政面の検討はしたのか。
⑧センターと大阪医大との関係で、「大阪医大のどこに作るかも大阪医大が考えることになる」との発言が記されている。救命センターの機能、運営でも大阪医大の影響力が大きくなるのではないかと考えられるが、そのことの是非について市の見解はどうか。
３、今後の対応について
高槻市の平成２９年度施政方針大綱を見ると、「健康・福祉の充実に向けた取組」の一番最初に、「大阪府三島救命救急センターの建て替えに向けた検討」とある。今後どのように進むのか。
①２月１８日の理事会に提出された資料、また会議録なりについては議員にも提供してほしいと思うがどうか。
②本市の市民会館の建て替えについては、基本構想策定のための１００人会議も何回も開いているが、救命センター移転に関しては何の検討もしないまま、理事市である高槻のイエスマンになっているのではないか。それで市民の生命が守れるのか。
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