がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

汚染水の処理装置で水漏れ・・・放射性物質が海へ

2011年12月06日 | 原発
4日、放射性物質を処理した後に淡水化する装置から、45立方メートルを超す汚染水が

建屋内に漏れ、一部は建屋外の側溝に達したと発表した。側溝は海につながっており、

建屋から500~600メートル離れた海に流出している可能性もあるという。

東電によると、同日午前11時半ごろ、巡回中の社員が建屋から漏水しているのを見つけた。

汚染水はストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1立方センチあたり10万~100万

ベクレル含まれ、表面線量は毎時110ミリシーベルトだった。建屋(30メートル×30メートル)

の床に深さ約5センチ、計約45立方メートルたまっていた。さらに建屋から約10メートル離れた

側溝まで漏れた形跡があった。漏えいは同日午後2時過ぎに止まった。

原子炉等規制法に基づく汚染水の海洋放出の基準と比べると、今回漏えいした汚染水に含まれる

ストロンチウムの濃度は約100万倍にあたる。

松本ブースカは「循環注水や冷温停止状態の判断には影響しないと考えている」なんて言ってた。


この水漏れの原因は発表されていないが、以前にも記事にしたが、東電の資金カットに起因する

作業資材不足や作業員の士気低下というものが、根本にあるものと考えられる。

汚染水浄化装置の設置当時は、設計ミスや作業員の人為的なミスが重なって、トラブルが多発したが

今回は、そういったものではなく、監視の手抜きによって発見が遅れた事が根本原因だ。

発見が早ければ、海に流出等あり得ないからだ。


政府は、財政難を消費税という形で一番弱い立場の国民にしわ寄せすると同じように、東電は

収束作業を行う作業員の待遇にしわ寄せする。

「収束作業をして頂いている」と考えられないのだろうか?


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