がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

損傷を恐れ停止・・・3号機高圧注水系

2011年12月24日 | 原発
3号機では「原子炉隔離時冷却系(RCIC)」が地震翌日の3月12日午前11時36分に停止し、

原子炉水位が低下。

バッテリーで駆動するHPCIを自動起動させたが、原子炉の圧力が操作手順書の基準以下になって

性能が低下し、振動も大きくなったことから、運転員が原子炉が壊れて放射性物質が漏れるのを懸念。

代わりの注水方法の準備が進んでいたことから、HPCIを停止し代替注水に切り替えられると判断したという。

だが実際には注水のために原子炉圧力を低下させる弁が、電源喪失で開けず、代替注水ができず、

炉心溶融を招いた。HPCIをめぐっては、政府の事故調査・検証委員会の調べで、現場が独断で止めたことが

分かっている。

未だに公開されない、緊急時の動作手順書が、「安全神話」を前提に記述されていた事から、運転員が

注水を続けなければならない事象に対して、手順書に忠実に操作してしまった事が、原因ではないだろうか?

そして、「性能が低下し、振動が大きくなった・・・」というのが問題で、HPCIポンプおよびその配管周りに

何らかのトラブルがあった事を物語っている・・・

振動が大きくなった・・・とは、ポンプの振動しか中央制御室では見れないので、ポンプあるいは接続される

配管に何らかのトラブルがあったのだろう。

配管を伝わった振動がポンプまで届くとすれば、HPCI系そのものの配管に亀裂が入って振動が増大したか

隣接する配管支持構造物がHPCI系配管に影響を与えたとしか考えられない。

以前より問題提起をしているが、この事象一つをとっても、配管破断があったことは、間違い無いと考えられる。


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