9/23-24は土日の連休.つまり、2.0日連休.これでは広島からアルプスへ行くのは無理.
で、9月の頭から家族で京都か黒川温泉へ行こうということになっていた.
結局、京都は何回も行っているし、それこそ土曜日の夕方から1.5日でいつでも行ける.
ということで黒川温泉でゆっくりしようということになった.
と言っても、湯布院、黒川温泉も何回か行っているので、旅館以外は新しいものはない.
22日金曜日、午後7時、広島出発.
周防灘フェリーに乗って、翌23日午前1時、湯布院道の駅到着.
車中泊.
で、次女が登山もしてみたい.私ももちろんしたい.
ということで、由布岳か、私もまだ登っていないコース、牧ノ戸峠から久住山に登る選択枝.
結局、眺めが良く、登りごたえもある由布岳へ登ることにした.
娘にもこの眺めを見せてやりたかった.
実は私は、由布岳は10年くらい前に一度登っている.
湯布院の眺めがきれいだったのを覚えていて、温泉街の雰囲気と相まって大好きな山の一つだ.
が、当時、後に出てくるマタエという、西峰と東峰の鞍部のところまでで自重していた.
というのも、まだ登山のとの字もしていなかった時で、断崖が怖かったので、自重していたのだ.
さぁ、8時半牧場を横切って登山開始.ホント、ここの緑は気持ち良い.
7合目くらいだろうか.下にやまなみハイウェイがくねくね見えている.
娘もこの景色には、“気持ちイー!”
なんていうお花?
上を見上げると、まっだまだ登らないといけない(; ;)
でもススキとイワシ雲が秋の山を演出している.
8合目?
ぎついよー!もー、ホント体力が落ちている.股関節に来る(; ;)
あと、なんだかちょっと左胸部鈍痛があるような….狭心症…?
これでは体育の日あたりのアルプス山行、自信が….
ここがマタエと呼ばれる西峰と東峰の鞍部.
コースタイム通りの2時間で到着.
三角点があり、東峰より険しい西峰を目指す.
娘にとっては初めての本格的な岩場と鎖場.
ここが一番険しいところ.
ここまで険しかった記憶がなく、私的にはヘルメットが欲しかった.
この写真の娘、いったん撤退してきて、気持ちを取り直しているところ.
実は娘先行で、この一番険しい鎖場を登り始めたが、写真上部に見える水平な鎖場、あそこで足の運び方が分からなくなってビビって降りてきたのだ.
撤退のつもりだったのだが、上から中学1年生の女の子が降りてきたのを見て、中3の私が負けるわけにはいかない、と、「パパ、先に行って見本を見せて」と(^^;.
私も、“今回、2回目で途中撤退というのも悔しいな”ということで、再挑戦.
で、登頂.
反抗期の娘と久々に登り切った.
自然の中ではやはり何かの時は父親頼みということを認識するのだろう、良い娘なのだがなぁ.
それにしても二人とも良い表情だ.
1,500m程度の山でも、下に雲海.
湯布院の街並み.
V字谷になっているところが、マタエ.
向こう側の頂が東峰.あちらの方が高く見えるが、実はこちらの方が高い、らしい.
さぁ、下山開始.
下りは登りより慎重に.
山頂で知り合ったお姉さんが見ててくる.
でも彼女さん、登山始めたばかりの初心者.由布岳も初めて、と.一人で来ているそう.やるじゃん.
降りてきた.
往復5時間.まぁまぁでしょう.
しっかし疲れたー.
さぁ、今から黒川温泉.
以前から予約しようにも予約できなかった人気旅館に泊まりに行こう!