GLASS ASOBI TOM

がんちゃんのドキドキ手作りガラスと
奮闘育児ライフ♪

細く長く

2019年07月16日 | days
昨日、息子はピアノコンサートに参加しました。
私は応援隊。

総合楽器店主催の県東部地区のちょっとしたコンクールのようなもので、
1部は 幼稚園から小3
2部は 小4から中1
3部が 中2から高校や大人のピアノ好きさんが演奏しました。
東京からえらい先生をよび、
審査していただいたり、後日書面でアドバイスが送られてきます。

2部からは、もうヤバイ!!って感じるほど、
え!!ホントに小学生なの?って鳥肌もんの演奏が続いてました。
2部最後の男の子なんて、
もう彼のコンサートか!ってぐらいの会場の一体感生まれる演奏で、
やられた~~!と脱力ですよ。私は!!
息子もかなり刺激を受けてました。

3部の2番手の息子は、
休憩時間中に もう一人で舞台裏に行き出番を持ってました。
もうちょっと、休憩してから行けばいいのに・・・
緊張しまくりでしょって思ったけど。
1番目の女の子も、ほんとにすばらしく大人っぽい演奏でした。

息子の演奏は、
私、すごく耳を傾け集中してるけど、
ドキドキしすぎて全然覚えてないんだよね。毎回。
他の人の演奏のように聞こえてこないのが不思議だ~。
最初の方でつまづいた。緊張、焦りを感じた。
でもだんだん、いつものペースに落ち着いてきたのは少しわかった。

演奏が終わって戻ってくると、
もうふてくされたように、なんかちっちゃくなってた。
息子の後の方たちの演奏は、あまりにすばらしすぎて長くて、
素人の私は、ウトウト。

表彰式は、とりあえずって感じで。
先生のお教室の中だけの世界と違って、
年に1回か2回、こうやって外の世界を知るって刺激になるな~。
それでも、過去参加した時はほんとに孤独だったけど、
2年前コンチェルトに参加したおかげで、
一緒に参加した仲間達や指導していただいた先生に久々にお会いできて楽しかった。
仲間達は、さらに力強い演奏やしっとりと上手になってた。体も大きくなって。
きっと、この子たちが賞とるんだろうなって思ってた。

だから、奨励賞に名前呼ばれなかった時から、
もうないな!と。
銅賞
銀賞ときて、
金賞!
たぶん無い!と思いながらも、息子の名前を心の中でつぶやいた。
それと同じ速度で、
息子の名前が呼ばれた!

え!!

息子が金賞になった。

うれしいという気持ちより、
何で?って不思議でならなかった。

演奏が終わってすねてる息子に向かってピアノの先生は
「最初だけね。。。あとはよかったよ。私はいいと思った。」と力強く言ってくれた。
常々「審査は、その審査する先生の好みだから。あまり気にしなくていいよ。」

そういえば、総評で、審査する先生は、
◎どうやったら、あがらなくなるか?
◎楽譜の大切さ
◎細く長くピアノと関わる
というようなこと言ってた。

息子は、酔いしれたような弾き方をせず、たんたんと楽譜やピアノに向かう。
音楽の道に進むタイプではないが、ずっと続けている。
先生のお教室では、そういう子が結構いる。
私の母も、60の手習いでピアノはじめて今年で17年目。いつの間にか長老。


表彰式が終わった後、会場でたっくんのまわりがにぎやかに
みんなが祝福してくれた。
じわりじわり嬉しさが湧き出てくる。
そして先生への感謝と。
コメント
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