社会の高齢化に伴い、高齢者の心不全が増えています。
息切れや動悸などの症状があっても「年のせい」と思い込んで、そのままにしていませんか?
息切れや動悸などの症状があっても「年のせい」と思い込んで、そのままにしていませんか?
■心不全の診断と検査
心不全かどうかを診断するためには、
①まず、息切れや動悸といった心不全特有の症状があるか問診を行い、
さらに、
➁聴診、
➂胸部X線検査、
④心電図検査、
⑤心エコー検査、
⑥血液検査などのさまざまな検査を行って、
総合的に判断します。
~略~
⑥ー1
また、心不全診療では、「血液検査」も有力な手がかりになります。
採血を行って、心臓から分泌されるホルモンの一種である脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)を測定します。
BNPには、血管を広げ、尿を出す作用があります。血管が広がれば、心臓は楽に血液を全身に送り出せます。
また、尿が出ることで、余計な水分や塩分が排泄させることで、むくみや息切れが改善されます。
このように、心臓に負担がかかったとき、心臓が自分を守るために出すのがBNPなのです。
一般的にBNPが高値であるほど症状は強く、重症になるとされています。
病院によっては、BNPのかわりに、NT-pro BNPを測る施設もあります。
NT-pro BNPは、BNPというホルモンのいわば副産物です。
通常の血清で調べられるので、
開業医でも比較的簡単に検査することができます。
このように、BNP、もしくはNT-pro BNPは、心不全の診断に欠かせないマーカーであり、日本心不全学会も2013年にステートメントを発表して、BNPやNT-proBNP値を用いた心不全の診断がスムーズに行えるよう、診断基準などをまとめています(図15)。
図15 心不全診断におけるBNP・NT-proBNP(pg/mL)のカットオフ値
心不全の可能性が高い:900pg/mL以上
心不全の可能性がある:400pg/mL以上、900pg/mL未満
心不全の可能性がわずかにある:125pg/mL以上、400pg/mL未満
心不全の可能性が低い:40pg/mL以上、125pg/mL未満
心臓血管性に問題なし:20pg/mL未満
検索引用サイト
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〇冠動脈疾患、心不全、高血圧、脳卒中の既往がある方を対象に太極拳の効果#2020年10月#Ruth Taylor-Piliae氏#米アリゾナ大学
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/5f75edc6d3f3a1fc02c64d4f586218c1
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/5f75edc6d3f3a1fc02c64d4f586218c1
〇心臓病#太極拳#心身のリラクゼーションや呼吸法を整える#2020年7月25日#すぎおかクリニック院長#杉岡
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/9f6c5e964a4a0fe2036ce36abd10c9b4