■ニッポン放送で放送した
「ニッポン放送報道スペシャル あの日の「誓い」から10年・始まった共生社会への挑戦!」
が、令和4年度 文化庁芸術祭参加作品「ラジオ優秀賞」を受賞した。
放送文化基金賞 ラジオ部門 奨励賞、日本民間放送連盟賞 番組部門 ラジオ報道 優秀に引き続いての受賞となる。
受賞理由は以下の通り。
「
視覚障害を持ちながら10 年前の誓いを胸に中学校の英語教師として教壇に立った女性。
全盲の教師に最初は戸惑う生徒たちだったが、障害を感じさせない実直な言葉と明るさで信頼関係を築いていくプロセスが丁寧に描かれている。
取材を継続してきたスタッフの熱意を感じる。「共生する」とはどういうことか、理屈を超えた主人公の志が胸を突いた。
」
■番組タイトル:ニッポン放送報道スペシャル『あの日の「誓い」から10年・始まった共生社会への挑戦!』
■出演者:小椋汐里さん(仙台市立台原中学英語教諭)台原中学の教諭・生徒の皆さん
■ナレーション:上柳昌彦
■番組内容:平成30年日本民間放送連盟賞ラジオグランプリと平成30年度 文化庁芸術祭ラジオ部門ドキュメンタリーの部で大賞を受賞した「My Dream」その続編となる報道スペシャル。3年前は大学生だった全盲の小椋汐里さんが、今春から仙台市内にある中学校の英語教師として着任、日々奮闘している姿にスポットを当て、周囲で支える教師、生徒の話なども交え、共生社会への取り組みと課題を考えていった。
■スタッフ:
プロデューサー 遠藤竜也、
ディレクター 森田耕次、
取材 上村貢聖、
構成 桜林美佐
■全盲の小椋汐里さんが 2021 年春、中学校の英語の先生に! ~あの日の「誓い」から10年・始まった共生社会への挑戦!
By - NEWS ONLINE 編集部 公開:2021-12-28 更新:2021-12-28
平成30年日本民間放送連盟賞ラジオグランプリと平成30年度 文化庁芸術祭ラジオ部門ドキュメンタリーの部で大賞を受賞した「My Dream」の放送から3年。ニッポン放送では、その続編となる報道スペシャル『あの日の「誓い」から10年・始まった共生社会への挑戦!』を放送する。
3年前は大学生だった全盲の小椋汐里さんが、今春から仙台市内にある中学校の英語教師として着任、日々奮闘している姿にスポットを当て、周囲で支える教師、生徒の話なども交え、共生社会への取り組みと課題を考えていく。
■■ニッポン放送報道スペシャル 『あの日の「誓い」から10年・始まった共生社会への挑戦!』1月2日(日)26時~ 27時 放送
東北学院大学を卒業した小椋汐里さんは、2021年春、念願の中学校の教師となった。仙台市として初めて、全盲というハンデを持つ教師を採用した台原中学校の取り組みや、小椋汐里さん自身が試行錯誤しながら考えた様々なアイデアを駆使した授業の進め方、最初は全盲の先生から学ぶということへの戸惑いを持っていた生徒たちの心境の変化、さらに周囲の先生の協力から、小椋汐里さんは一人前の教師として育っていく。
障害者・健常者に関係なく生きることができる共生社会への挑戦が始まった。
【これまで放送してきた報道ドキュメンタリーの経緯】
ニッポン放送では、東日本大震災の取材を進める中で出会った、全盲の小椋汐里さん(震災当時は中学1年生)を長きにわたって取材を続けてきた。
会津若松の小学校で被災した彼女は、その後、福島県福島市にある福島盲学校(現在の福島視覚支援学校)に進学し勉学に励む。卒業後は東北学院大学の英文科の学生として、通訳や英語教師を目指して勉学に励みながら、自分の将来を夢見て積極的に活動してきた。
3年前に放送した『My Dream』は、汐里さんの中学1年生当時からこれまで(当時は大学生)を紹介しつつ、大学関係者や仕事を持つ様々な視覚障害者、また彼らを支える人々を取材し、障害を持つ人が社会の中でどのように道を切り開き、生きてきたかを伝えた。
■番組タイトル:ニッポン放送報道スペシャル『あの日の「誓い」から10年・始まった共生社会への挑戦!』
■放送日時:2022年1月2日(日)26時~27時 放送
■出演者:小椋汐里さん(仙台市立台原中学英語教諭)台原中学の教諭・生徒の皆さん
■ナレーション:上柳昌彦