スイス中部マイリンゲンの空軍基地に離着陸する米国製の最新鋭戦闘機F35を監視するため、中国人が基地に隣接するホテルを購入した疑いがあることが分かった。
スイス紙トリビューン・ド・ジュネーブ(電子版)が25日までに伝えた。
中国の情報活動に警戒を強めたスイス捜査当局が今年夏にホテルを捜索、中国人経営者らを連行したと報じた。
外国人による建物や家の購入は法律で厳しく規制されているが、ホテルなどビジネス目的だと規制が緩和される。
同紙によると、スイス当局は中国人経営者らについて、スイス軍に対する大規模な秘密工作の一部を担っていたとみている。
米ロッキード・マーチン製のF35はレーダーに探知されにくいステルス性能を持ち、中国は開発段階から高い関心を寄せていたとされる。(共同)
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