ミハイロフ
2018/11/20
ロシア連邦の国歌は1940年代に作曲されたアレクサンドル・アレクサンドロフの「ソヴィエト連邦の国歌」(愛称:「祖国は我らのために」)に、著名な映画監督であるニキータ・ミハルコフが新たに歌詞をつけたものが原型となっている。 ソ連崩壊後、ロシアではボリス・エリツィン大統領が国民的作曲家ミハイル・グリンカ作曲のロシア愛国歌を国歌として定めたが、その曲はなかなか定着せず、公式の国歌として定めることができなかった。 議会で比較的勢力の強かったロシア共産党が「ロシアの誇りを呼び戻すべきだ」と主張し、「ソヴィエト連邦の国歌」の復活を要求。エリツィン大統領と真っ向から対立した。エリツィン大統領に代わり大統領になったウラジーミル・プーチンは2000年末に「ソヴィエト連邦の国歌」のメロディーを復活させる国歌法を制定。歌詞を修正し、2001年1月1日にロシア連邦の国歌としてよみがえらせた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます