<イタリアの感染者動向(注3)を参照すると、中国人人口ランキングに比例か>
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(CNN) 米国内の多くの州で先週から、新型コロナウイルス=武漢離陸肺炎ウイルス=感染が確認された患者の急増が報告されている。カリフォルニア州では10代の患者が死亡し、年少者が亡くなる国内初の例となった。
死亡したのは同州ロサンゼルス郡の都市ランカスターに住む患者で、感染の経緯などは不明。
ホワイトハウスの新型ウイルス対策調整官を務めるデボラ・バークス博士は23日の会見で「手元のデータによると、これまでに欧州で15歳未満の死者はいない。中国では14歳の患者1人が死亡した。子どもは重症化しにくいことが分かる」と強調した。
医学誌に発表された研究によると、中国では先月7日に湖北省で14歳の少年の死亡が報告されたほか、基礎疾患のある生後10カ月の男児が同省武漢の病院に収容され、4週間後に多臓器不全で死亡している。
24日午後までに全米で確認された感染者は計5万2000人を超え、死者は685人に達した。
特に目立つのはニューヨーク州(注1)で、感染者は2万5000人、死者210人となった。クオモ知事は連邦政府に対し、重篤な患者に使うための人工呼吸器をただちに送り込んでほしいと要請した。
3/25/2020 2:52:46 午後
192 deaths
New York City New York US
ニューヨーク市死者192名世界8位における世界の感染者数の動向
[米・ジョンズ・ホプキンス大学]CSSE at Johns Hopkins University
[warldometer]COVID-19 CORONAVIRUS OUTBREAK
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
[米・ジョンズ・ホプキンス大学]CSSE at Johns Hopkins University
[warldometer]COVID-19 CORONAVIRUS OUTBREAK
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
(注1)チャイナタウン(Chinatown, 紐約華埠, ニウユエファーブー)は、ニューヨーク市マンハッタン区にある中華街である。
シヴィック・センターの北、リトルイタリーの南、トライベッカの東、ロウアー・イースト・サイドの西に位置する。マンハッタンで最大の中華街であり、西半球で最大の中国人移民人口を抱える[1][2][3][4][5]。中国系移民が経営する商店が多数存在し、雑然とした町並みが多く見られ、漢字の看板が目に付くエリアである。本来のチャイナタウンであるリトルイタリー南方から、かなり周辺のエリアに拡大している。
推計90,000から100,000人の人口を抱え、中国人のアジア以外の海外集落としては最も古いうちの一つである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/チャイナタウン_(マンハッタン)
(注2)全米・中国人人口ランキング(州別)
アメリカ合衆国の50州と首都ワシントンD.C.を対象とした中国人人口についてのランキングです。
日本でもお馴染みの中華街のようなコミュニティをもつ中国人は、アメリカでも独自の社会を形成しています。
なお、人種(Races)や出身国・地域(Asian Categories)の異なる複数のルーツをもつ混血の方(ハーフやクォーターなど)は含みません。
ランキングの1位はカリフォルニア州の1,150,206人、2位はニューヨーク州の559,516人、3位はテキサス州の141,823人です。
ランキングの最下位(51位)は、ワイオミング州の1,013人です。
(注3)西大陸,リスク,国境を閉じて富強を目指した毛沢東の“叡智”=新型コロナウイルスを「毛沢東の怨念」=か
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/6ab8cd1297114d4a8a1f2a24e9d5eadb
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/6ab8cd1297114d4a8a1f2a24e9d5eadb
〇華僑・華人の本質は「移動」
こう見てくると、「アンナと呼ばれる20歳の美しい中国娘」から現在の中国を代表する企業家・資産家の馬雲まで、じつに多くの中国人がイタリアと関わりを持っていることが分かるだろう。
同時に対外開放以後に顕著になった中国人の「移動」という現象が、合法・非合法に限らず世界各地の社会に様々な影響を与えていることも確かだ。武漢から感染が始まった新型コロナウイルスもまた、その一環と考えるべきではないか。
華僑・華人研究の第一人者である陳碧笙は、中国が開放政策に踏み切った直後に『世界華僑華人簡史』(厦門大学出版社 1991年)を出版しているが、同書で彼は、帝国主義勢力が植民地開発のために奴隷以下の条件で中国人労働者を連れ出した、つまり華僑・華人は帝国主義の犠牲者だという従来からの見解を否定した。
そして、華僑・華人の本質は、
「歴史的にも現状からみても、中華民族の海外への大移動にある。北から南へ、大陸から海洋へ、経済水準の低いところから高いところへと、南宋から現代まで移動が停止することはなかった。時代を重ねるごとに数を増し、今後はさらに止むことなく移動は続く」
との考えを提示した。
この主張をイタリアのみならず今や危険水域に達しつつあるヨーロッパ、アメリカ、日本、韓国、東南アジア、さらには感染報告が比較的少ないアフリカ、南米、そしてウズベキスタン、タジキスタン、キルギスなど中央アジアの国々にまで重ねてみるなら、新型コロナウイルスはもちろんのこと、中国発の“未知の危機”を今後も想定する必要があるだろう。
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