A Moveable Feast

移動祝祭日。写真とムービーのたのしみ。

お台場/明け方

2008年10月06日 | その日その日
10月4日、お台場のZEPPにて、「泉谷しげるコンサート60X60」を観る。
夜10時にスタートし、全62曲、翌朝5時半にまで及ぶ還暦記念コンサート。
この年代の人たちが、最近、よく記念碑的なコンサートをしている。
全部が失敗だったとは思いたくないぞという意思の現れか。
彼らの、その終わり方を見て置きたいというくらいの考えで、吉田拓郎のつま恋のコンサートは観に行ったが、高田渡はそういう機会を逃して死去し、残念な思いをした。
それで今回、泉谷コンサートを観に行った次第。観客は、年齢層高し。
3部構成で、第2部では初期のフォーク時代の曲をギターの弾き語りでたくさんやり、これらを憶えていたのに驚く。
第3部は全編アップテンポのロックの演奏で、オジサン、オバサン連が総立ちで朝まで2時間半付き合った。
アルトサックスの小林香織さんが、場違いでカワイかった。http://www.kaorikobayashi.com/
第3部の泉谷しげるの唄は、けれんみなくストレートで密度が高く、みなおした。
明け方には、やるほうもボロボロ、観る方もボロボロとなったのであった。
白雪姫の毒リンゴ、黒いカバン、帰り道、街はパレード、春夏秋冬、眠れない夜、寒い国から来た手紙、春の空っ風、野良犬、翼なき野郎ども、電光石火に銀の靴、流血のならわし、曖昧な夜、野生のバラッド etc.

上野へ行って、フェルメール展を観る。

新宿区 中野

2008年09月27日 | その日その日
オッサンの友人が遅い夏休みで屋久島へ行くという。彼は競馬が生き甲斐で、国内のほとんどのレースで馬券を買う人である。
「屋久島で夕焼けとか写真に撮りたいんだけど、キャノンのキッスとかいうのどうですかねえ」
「キッスなんかだめですよ。キャノンだとイオス50D、ニコンだとD90ぐらいじゃないと」
「でも高いし」
「競馬でいつも1日でそれくらい負けたりしてるじゃないですか」
「馬券ならいいけど、カメラじゃいやだ」
「ヒゲを生やしたオッサンが、キッスとかってカメラじゃ恥ずかしいでしょ」
「カメラにズームレンズが付いているよね。そのF値って何よ」
「F値というのは、ムニャムニャで、ゴニョゴニョ・・・ということ」
「つまり透明度が高くなるということか」
「透明度???どこから透明度が出て来るわけですか」
「ニコンのレンズだと、透明度が高いの?」
「そういうことじゃなくて・・・」





新宿区原町5

2008年09月26日 | その日その日
あの時、きみは雅歌を読んでくれたろ

乙女よ、そなたの足の美しさよ
そのへそは酒満つる丸い杯
その乳房はブドウの房
その腹は百合が囲む小麦の山
その吐息はりんごのように甘く香る

Once Upon A Time In America

新宿区原町4

2008年09月25日 | その日その日
渋谷のルデコに「Vivitar展」を見に行く。Vivitarの周辺光量の落ち込みを効果的に使い、粒子がきれいに立っているモノクロ・プリントがあった。
漂流者さんが会場にいらっしゃった。聞くと、昨夜、渋谷で写真を撮っているWith Zakkaのyasさんに会って話をしたとのこと。
すると昨日7時頃、写真展の撤収が終わった後、それからyasさんはストリート・スナップに出かけたわけであろうか。女性は元気だにゃあ。