Family Ties

家族の何気ない日常をそこはかとなく書き綴っている日記です

練習

2011-11-26 22:48:50 | Oneday・・・
最近、本当に良く冷え込む

今朝の気温は3度

昨日も同じ気温

5時過ぎに玄関を出ると

向かいの屋根が凍っていた

し、霜がおりてる・・・

空気が透き通ったまま

空間ごと凍ってる

階段を下りる音も

心なしか乾いて固く凍ったよう

よけい寒さを感じる、

車のドア、冷たい

ひゃ~っ

先週と今週での気温の差すごい

それでも練習はかかせない

毎日毎日

生活の一部

子供にとって大事なのは

どんな状況でも続けているこの継続性

みんなと頑張っているこの状況

いつか自信につながって

いつか子供たちの生きる勇気になる

生きた経験になる

逆境にふんばれるよう

仲間と頑張っている子達に祝福を

青空に未来への願いを





ばあちゃんのしょうめし

2011-11-26 22:20:41 | Innoshima抒情
私の生まれ故郷

因島の重井には

しょうめしというのがある

いわゆる炊き込みご飯なのだが

私は母方の祖母の作ったそれが大好きだった

それは、作り方からが

おっきい行事なのだ

おばあちゃんはもちろん、おかあさん、おばちゃんみんなが手伝う

しめじ、人参、ゴボウ、こんにゃく・・・

そして欠かせないのが鶏肉と揚げなのだ

ばあちゃんのこだわりはいろいろあったが

まず鶏肉はモモ肉をたっぷりだった

それから揚げは京揚げでなくてはならなかった

ゴボウは笹がき、水にさらす

人参は半分に切ったものを、玉ねぎのように細く線を入れ小さく刻む

しめじは手で裂いていれる

こんにゃくもちっちゃく刻む

お醤油は東マルの薄口しょうゆ

いりこは最後にたっぷり

隠し味はシマヤだしの素

女達がいっぱい

ワイワイガヤガヤおしゃべりしながら

手をさっさと動かす

お祭りのように

材料がそろったら

おっきいガス釜にドォンと入れる

手のひらを下にして水をはかる

「あ~?ちーとたりん」とか調整していた

なんでわかるんだろう?

手首のこの辺りという水加減が絶妙だ

そしてガス釜でグラグラ炊く

炊きあがるとパーン!とスイッチが上がる

出来た出来た

いりこを取り出し下からおっきく混ぜる

この炊きあがりがうまいっ

島では誰かが帰ってきたとか

誰かのお祝いとか親戚や、近所の寄り合い

慶弔なども

年に幾度となく各家で振舞われていた

必ずおかわり!、美味しいご飯

だからいっつもばあちゃんは

いっぱい作ってくれていた

うちは炊飯器だけど、

時々しょうめし炊くんだよ

ばあちゃんの味

受け継いでるかな・・・