わんこーちんぐ

★わんこは無限大★

頑な 

2009年10月11日 | コーチング
覚えてる出来事と無意識で普段は忘れてるけど記憶にあるもの。その両方が心にある。

最近無意識で記憶にあるものが出てきた。この一言

「一口ちょうだい」と言われ、
 
「絶対いや」「嫌なものは嫌」「一口ならいらないでしょ」

明らかに過剰な反論でした。言ってる自分も驚いた。
それで思い出したのが子供の頃、一口というからあげたんだ、
そしたらドンドン食べられちゃって・・・。返してくれない。
ほとんど食べてから言われたセリフが「美味しそうに食べてたけど、そうでもないじゃん」私は好きなのに!「こんなもの好きなアンタの気がしれない。これが美味しいと思う方がおかしい」と親に言われ泣いたら「泣く子は嫌いだ」と一喝された事があった。

もちろん日常では忘れてる。きっかけの言葉があって思い出が頭を過った。

子供の私からしたら、ほとんど食べられ、返してと言っても聞いてもらえず、
好みを否定され、泣くことも思うこともイケナイのかとショックが大きかったんだ。

似たようなことが良くあって、そのたびに一口を断れないから毎回私の舌がおかしいだの自分でどうしようもないことを言われる!上げないと「どうして?そんなにケチなんだ」と怒るからそれが怖くて解ってるのにまた上げちゃって同じことの繰り返し
おけいこでも、食べ物でも同じこと、考えを言うと

そう思う方が悪い、オカシイと言う。

なんて言えばいいのか必死に答えを探した時期もあったなぁ。
ずいぶん考えて工夫して、今度こそ嫌な思いをしないように悩んだ!全て惨敗!
疲れちゃって行きついた結果「何を言ってもダメなら話さなければいいんだ」
そう決心したっけね。

もちろん今は友達と食べあいっこも楽しくできる。無理してない。
親に言われた場合に上げたくない気持ちがでちゃう「まだ私を追い詰めるの」
コメントが恐ろしくて過剰に反応しちゃったんだ。

少し前なら感情に支配されて関連する他のことも思いだし苦しくなったと思う
でもそれに気がついた私は冷静でいられた。

普段からコーチング的な視点から考えるようにしていたのが役に立ったなと嬉しくなった。


「あのとき、本当はどうしたかったの?」と過去の自分に問いを投げた
「私のこと嫌いなの?と聞いてみたい。もし嫌いだと言われたら・・・」と昔の気持ちが出てきた。


子供のころは否定されたくない、嫌われたくない感情に捕らわれていたけど
私は親が好きだから同じように思ってくれていると感じたかった思いたかったんだ。

今でも良く「違う」と言われるけど今なら解る「自分の言いたいことと違う」という意味だったんだ。
私を全否定してたわけじゃない。全否定だったとしても今の私は大人で自由である
これに気がつけた、現在進行形じゃない過去のこと、と正しく認識できて
落ち着いた。少し私の土台がしっかりした気がする。

「苦労は買ってでもしろ」と言うけれど

これ以上嫌な思いはしたくない!!という事はもう増やしたくない。
辛い、悲しい、不安、怒り、どれも許容範囲が超えると頑固になるんだと私は思う。

我慢は必要だけど頑なにならないように心掛けたい。

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2 コメント

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Unknown (ふるよ)
2009-10-12 05:32:41
ルルちゃんママさん

トラウマだね~。ルルママにも飲み物バージョンがあるんだね。
この飲み物みたいに嫌だから嫌、断って当然のものを断れなくて嫌な思いをしてきたと思ってるんだ

この手のことは避けて自分と相手が成長できるような困難には進んで取り組みたいよ。
パワーが湧いてくる心を養いたいわ
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Unknown (ルルちゃんママ)
2009-10-12 00:53:21
トラウマだよね~
私、飲み物は、もらうのもあげるのも嫌
嫌な物は嫌だから、断る。当然。
唯一大丈夫なのは旦那かな~

苦労か~
できるなら避けたい
でも、辛い思いをした分だけ強くなれるし成長出来ると思ってる。
それに、人の気持ちがわかる人間になれる。
だから、「辛いな~」って思ってる時ほど、「絶対負けないで頑張ろう!」ってパワーが湧いてくるね

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