百歳に向かってもう一度世界一周

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6カ国協議の展望と核不拡散対策

2006-12-23 18:29:04 | 政治

 12月23日  『土』  ①
                         平成17年1月1日より 722日目
                                   歩いた歩数      其の距離 
                         本日        15,533歩        10,873m
                         総計  10,417,623歩  7,292,336 m
              香港から武漢・南京鎮江を経て上海まで 103,814m

  6カ国協議は休会となった。6カ国協議が成功するなどと予想していたおめでたい人が居ただろうか?6カ国協議の成功とは何か?①北朝鮮が核廃絶を承認して実行する。②参加国が北朝鮮と正常な国交状態に入り、金融制裁を解除して各種の援助を実行することではないか。こんな事が実現するなんて砂上に楼閣を築こうとする話だ。

 ①北朝鮮が「核を放棄する」ことは金正日体制の崩壊まではありえない。
 ②核放棄が実現の方向に向かわない限り、米国は金融制裁は解除しない。
 ③北朝鮮の拉致問題は解決済みという姿勢は変わらない。

では今回の6カ国協議は、関係国は失敗との見方をしているのか?
 北朝鮮は、米国が二国間協議は行わないと固執していたが、核保有を表明したことで2国間協議に持ち込んだ。対等の立場での交渉の約束ができた。米国は、北朝鮮は核放棄をしないことを世界に再認識させ、「ならず者国家」のレッテルを維持した。イラク問題が片付くまではこれで満足か?

 何処に凍結状態の原因があるのだろうか?冷静に考えてみる必要がある。それは米国・中国・ロシアは核保有国で日本と韓国は米国の核の傘の恩恵を受けている現実の中で、北朝鮮に「核放棄」を要求する不条理にあるのである。核保有国が「核不拡散」などという資格があるだろうか。不拡散をいう前に「核削減」を実行すべきだ。少なくも「核廃絶」と「核削減」を交換条件にする必要はある。

 ここで私は提案する。日本は世界唯一の「核被爆国」であり、事あるごとに、非核3原則などと、犬の遠吠えを繰る返しているが、6カ国協議など永遠に成立しそうも無い協議を打ち切って、6カ国は「核廃絶が世界にとって、地球にとって必要な条件であることを確認して、国連に解決策を持ち込むよう提言すべきだ。

  ◎ 核武装国を認め、その保有量に応じて罰則的な制裁金「核保有税」を設ける。国連はこれを「非保有国」の国民生活の向上やインフラ投資の資金として活用する。

 解決までの道は遠いことだろうが、世界の平和と人類の幸福のために、声を大にして提案するものである。

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          長峰トンネルの開削工事がいよいよ始まった。

                
  地すべり防止事業の副産物で、天満宮に歩きよい石段と車の乗り入れが出来るようになった。