百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

信州ゴールデンキャッスルへ

2008-04-10 22:21:21 | Weblog

  4月10日  〔木〕 
                        平成17年1月1日より 1,196日目 
                                      歩いた歩数        その距離 
                         本日            2,610歩           1,827m
                         総計   16,652,012歩  11,656,408m
 北京より石家荘・洛陽・西安・蘭州・西寧・張液を経て酒泉に向かう。後16,742m  

  5時起床。雨降りのためウォーキングを断念、温泉に浸かり、談話室で「浅井冽伝」を読む。9時ホテルを発って今回の旅行の目玉「信州ゴールデンキャッスル」に向かう。 

             

  雨の中、安曇野・有明・穂高を眺めながら明科から山に入る。福寿草の群生する四賀の里で、山の中に忽然と白亜の殿堂が現れる。車を降りると、見渡す山裾には数え切れない数の銘石がちりばめられた広大な庭が展開している。玄関には巨大な翡翠の原石・数十トンもあろうと思われる豪華な菊花石に度肝を抜かれる。ローヤルサロン「りんどうの間」は県花リンドウをあしらった絨毯・ヨーロッパの繊細な模様が描かれた巨大な壺が飾られた部屋の中で、イタリヤ製の豪華な椅子に座って、壮大な構想の説明を聞く。「消えてゆく世界の珍宝を大切に後世に伝えてゆくために収集したもので、今も尚収集に努めている」と。

            
                黄金の間で金杯を手に記念撮影

  陶器の間 ヨーロッパが所狭しとばかりに並んでいるが、どれも数千万円の代物、一際色鮮やかな飾り壺はニコライ一世がもっていたという物、時下奥千万円・化粧キャビネットは独逸マイセンのもので4億2千万の値がつけられていた。この部屋の陶器の数だけでも数百点。総額いくらか想像も出来ない。

  撮影は全館禁止が原則で詳細を書き記すことは到底出来ないが、珊瑚の間だけは許された。潜水艦で深海に潜って採取したものと言うが、原材のままのものから、それを磨いたもの・彫刻された芸術品・装飾品・ブローチ指輪などが数限りなく並んでいたが、中に「世界最大の珊瑚」としてギネスブックの登録申請している66kgという巨大珊瑚には驚かされた。

 象牙の間では明治天皇がニコライ2世に贈ったという象牙の大鷲(万一途中で破損した場合を考え二つ作ったものの一つ)、世界最大の象牙〔270cm〕5千万年前の馬の化石マンモスの頭と牙など見る。象牙をくり貫いた48層の玉の製造工程の気の遠くなるような話も聞くことが出来た。

 石の間・屋久杉の間と廻るうち、流石の私も疲れて椅子に凭れてひと休み。体も疲れたが頭も麻痺したようだ。最後は贅を尽くした黄金の間。金製品に囲まれて記念撮影をして「黄金の城」を後にする。 これ以上の珍宝はもう二度と見ることはあるまい。冥途の土産が出来たというものか。

                         

                        

            


春の親睦旅行

2008-04-10 18:42:25 | Weblog

  4月9日  〔水〕  ①
                       平成17年1月1日より 1,195日目
                                  歩いた歩数       その距離      
                       本日            1,604歩          1,123m
                       総計   16,649,402歩  11,654,581m 
   北京より石家荘・洛陽・西安・蘭州・西寧・張液を経て酒泉に向かう。後18,569歩

  神明町長寿会の恒例の春の親睦旅行の日、地区老人クラブの役員が決まらないため、今日10時より、緊急役員会を開催するので出席の要請があった。何回か本部役員の選任のための会議が持たれたが、会議の進行をする筈のリーダーにその能力がないため、会議らしい会議とはならず、流会を繰り返すのみ。初めから欠席と決め込んで居たところ、幸いにも旅行の日と重なったのでいい口実となった。

 快晴、参加者20名、全員集合で定刻10分前の出発でルンルン気分。会長会など糞食らえ!と言ったところだ。途中、中条村の道の駅で休憩を取った後、目的の大町温泉には12時前に着く事が出来た。

              
                       北アルプス連峰

  車中、全員に配った缶ビールが効いて、大広間で開いた昼食にも「おつき」の酒が大いに弾み、気合が入る。混迷する本会の役員改選とは裏腹に、本年度運営も会員のやる気で燃え上がるばかりだ。

 部屋割りの後、各自温泉に入り夕方6時から宴会、「おつき」の酒の余韻もあってカラオケも押すな押すなの盛況。飛び入りで参加したHさんが中国語で「北国の春」が好評で、全員「ふるさと」の大合唱の出た後、ふたたびHさんの中国語の「ふるさと」独唱で締め括られた。

              
                     持参の昼食で寛ぐ 

  飲み尽くせなかった酒で2次会となって、男性の部屋の女性陣も加わって、益々意気軒昂、10時を回ってやっと散会。「後期高齢者」の宴会が若い衆並みの宴会となって、大満足。「暖かいストーブ」は囲まれるとはこのことか!