百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

草の魔力

2008-04-15 18:06:54 | Weblog

  4月15日  (火) 
                          平成17年1月1日より 1,201日目
                                        歩いた歩数      その距離
                          本日           17,567歩        12,297m
                          総計   16,727,547歩  11,709,283m
  北京より西安・蘭州・西寧・張液・酒泉・嘉峪関を経て玉門鎮に向かう。後110,867m

              
                                             アスファルトを割って 

  千曲川の堤防を歩いていると、アスファルトを突き破って道草の若芽が顔を出していた。

             
                                             よもぎも顔出した

  驚いて周囲を観察するとよもぎも顔を出している。車も通行できるようにアスファルト舗装をしたところにあのたおやかなよもぎの新芽がどうやって突き破って出たのだろうか?

  割れ目に溜まった土に種がこぼれて芽を出したということなら判るが、そういう事ではなさそうだ。厚いアスファルトを割って顔を出した筈だが、堅い釘のようなようなものならいざ知らず、力を入れれば水になってしまうような柔らかな植物にどんな魔力が有るというのだろうか?

  根から水分を吸収して体を膨らませ、アスファルトを少しづつ少しづつ押し上げていって、隙間を作らせて、更に時間をかけて割れ目を作らせて、その隙間に体を入れてまた根から水分を吸収して体を膨らませる。そんなことを根気よく繰り返してトウトウお天道様の見える所まで顔を出したんだろうかなんて考えながら歩いて来た。

  知ってる人がいたらホントのことを教えてください。

             
                                           葉の先にまた葉がついた

  この蕗のとうの一番下の葉の先に蕗の葉が着いている。蕗のとうの周りにはもう沢山の小さな蕗の葉が出ているが、これはトウの葉の先に着いているんで、辺りを見渡しても中々見つけることは出来ない代物だ。一日中、堤防を歩いていても絶対見つからないと思う。これはよく肥えた土地で優雅に育った蕗のトウにして、初めて為しうる業だと思っている。大きな百株ほどの蕗のトウが密集していた畑のような場所でやっと3株見つけた。