百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

好奇心

2011-03-27 18:30:18 | 随想

   3月 27日  (日) 曇  平成17年1月1日より 2,277日目
                歩いた歩数           その距離
        本日     14,782歩       10,374
m
           総計   32
,204,748歩   22,543,324m
  イラン・トルコ、ギリシャを経てイタリアシシリー島のカタニアに向かう。後459,060m
  

                      
                                         またまた雪降る(3月27日)

 老人クラブが会員の募集に苦労していると言うのに、他地区なのに私たちの長寿会に入会して下さっている方が居られる。有り難いことだ。私はこのHさん宅へ【お知らせ】を配る役を引き受けている。今日は「春の親睦旅行」のお知らせを持って行った。

 Hさんはお寺の旅行との重なりのないことを確認して参加申込書にサインしてくれた。帰ろうとすると、酒が出た。遠慮すると「家の者は酒を飲まないのでやって下さい。折角ですから…」と勧められる。Hさんは私は酒飲みだと信じているようだ。勧められるまま好意に甘んじた。

 余興に「私の家の庭の雪が何時消えるか、募集してるんだが…」と切り出すと直ぐ乗って来た。「私は真剣に雪消しやったが、隣の人は何もしなかったけど、一週間後には消えてしまった。時期来ればいくら大雪でも消えるもんだネ」「でも面白い発想だワ。イイアイディアね」と相槌を打ってくれた。

 調子に乗ってアイホーンを出して、「これ、この間、地方事務所でオエラさん方に演説した録音だけど、一寸聞いてよ」と差し出すと耳を傾けて呉れた。30分程掛った。その間、私は無言で酒を頂いていた。Hさんは「スゴイ!素晴らしい!これ放送するとイイわ。【老人とは年齢に関係なく好奇心の衰えた人を老人と言う】なんて素敵だわ」と絶賛してくれた。

 お蔭ですっかり酩酊し、旅行の参加申込書は持って帰ったが、肝心の消雪の懸賞票は置いて来てしまった。