4月25日 (金)
平成17年1月1日より 1,211日目
歩いた歩数 その距離
本日 16,445歩 11,512m
総計 16,862,174歩 11,803,522m
北京より西安・蘭州・西寧・張液・酒泉・嘉峪関を経て玉門鎮に向かう。後16,628m
オリンピック聖火が長野に着いた。北京オリンピックを全世界にPRしようと五大洲を回って、中国が国威宣揚とオリンピックムードを盛り上げるスケジュールが、「チベット騒動」が浮かび上がったため、思わぬ方向に走り出してしまった。
「対話」を主張するダライラマと「内政問題」として反逆の首謀者として非難する中国政府の声明合戦によって、聖火リレーが人権問題の焦点となり、パリーでの聖火妨害から「聖火」は「危険な台風」となってしまった。
聖火が通過する各国は台風をなんとか無事に通過させるために膨大な警護陣とバリケードまで張られて、聖火を歓迎するムードなどは吹っ飛んでしまい、ただなんとか事故のないようにという去って行ってという態度の変わってしまった。
聖火は長野市が要請したものではなく、長野市のの冬季オリンピックが中国側から評価されたもので、誠に有り難い名誉な事だが、このようなムードの中での聖火リレーとなっては名誉というより、「迷惑」な厄介な行事になってしまったと言われても仕方が無い有様だ。
私は日中友好協会の役員の一人として、明日の聖火リレーはなんとしても無事故で終わることを祈りたい。いや賑やかに楽しい明るい聖火リレーになって欲しいものと思う。
折りから中国政府がダライラマ14世と対話するとの態度表明が為されたと言う情報を得た。この長野の聖火リレーがきっかけとなってチベット問題が進展するならば更に有り難い。嬉しいニュースだ。