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伊藤ハム、シアン検出その後

2008-10-30 06:00:41 | Weblog
「伊藤ハム東京工場の近くに旧日本軍毒ガス貯蔵庫が!」伊藤ハム東京工場(千葉県柏崎市)の井戸水から基準値を超えるシアン化合物が検出されたのは、かつて同工場の約300メートル東に旧日本軍の毒ガス貯蔵庫が存在したことが原因のようである。環境省が全国の旧日本軍施設の管理状態を調べる中で、明らかになった。施設跡から漏れたシアン化合物が、井戸水から検出された可能性があり、柏市保健所などが関係を調べる。 環境省によると、旧日本軍が開発した毒ガス弾の一つに、青酸ガス(シアン化水素)の瓶詰めある。環境省は平成15年に茨城県神栖町(現神栖市)で地中に旧日本軍の毒ガス成分が染み出し、近隣の井戸水を飲んだ周辺住民に健康被害が出た問題を受け、各地で調査していた。資料や当時の部隊関係者によると、工場東側の一帯は終戦まで軍用地で、兵舎や弾薬庫などがあった。伊藤ハムや柏市保健所は、現在までシアン化合物を使う工場は確認していない。同社は「工場は昭和43年にできたが、周辺の『毒ガス室』は初耳」(広報・IR部)としている。柏市保健所は、有害物質が検出された9月18日以外の水質検査には問題がなかったことなどから、「有害物質がなぜ地下水に含まれていたのか早急に原因を突き止め、防止策を講じてほしい」と話している。 また、柏市保健所は同社が検出から保健所への通報まで1カ月以上かかったことなど対応の遅れについても問題があるとして、その間の経過の説明も同社に求めた。
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