ある雑誌から派遣労働者の声。
「ラインで自動車の内装部品を接着剤でひたすら貼り付けてます。何のスキル習得にもならない。毎日、繰り返していると、自分は機械だと思えてくる」(33歳)、「将来どころか、半年先すら見えないのは怖い」(31歳)、「派遣期間を職歴と扱ってくれない。」(31歳)--
「 “生きづらい国”ニッポン」では、労働者派遣帆の「改正」(製造業への解禁)とともに、2002年から30代のうつ病増加や将来への不安要素の増大による自殺者増がある。とともに、職場の人間関係が次第に殺伐としていく。
OECDによる世界価値観調査で社会的孤立の度合いは日本が世界一で、どこをどう見ても日本という国は「生きづらい」現状であると指摘しています
「見えない敵と想像力の欠如が、格差と生きづらさを増殖させている」。
「(生きづらいのは)労働者側が、自分たちの置かれた状況をつくった諸悪の根源は何なのかを見抜く『社会的想像力』を失ったからだ」、「搾取の根源となる派遣法の規制緩和を推し進めた小泉純一郎元首相や、背後にいる資本家である。しかし街で見かける“楽しそうな一般人”に憎悪の念を燃やし、憎み、殺す。そんな社会は、人間不信を生み、疲弊させる。敵を取り違えた、不毛な対立の結果が、この生きづらさなのだ」。
「人間の尊厳を崩す格差と、弱者による妬み合いが生きづらさの元凶」(すべて小泉改革のせい!!)
「日本経済の犠牲者ともいえる就職が困難な若年層に、メディアは(悪者扱いの)“ニート”というイメージをおっかぶせ、“働きたがらない若者”のように報じた。メディアで喧伝される“ニート”像を見て、働く貧困層が、“俺はこんなに苦労してるのに、おまえはなんだ”と憎しみを募らせる。一方、より弱い層も、自分より少しだけましな層を引きずりおろそうとしてしまう(搾取している者の論理「自分さえよければいい」。 同じ考えでより弱い者をいじめる。人を自分と同じレベルまで落としめて、満足する)。
そうした妬みや憎しみを抱くのではなく、共に手を取り合って、不公正な社会システムに対し、正当な怒りの声を上げるべき」、「秋葉原通り魔事件のようなことが起きたときに、マスコミは犯人の行為を劇的に報じたり、根本原因をそらしてしまっている(新聞報道やテレビニュースが絶対正しいとは考えないほうがいい)。あおり行為である「ネガティブ報道」に共感したり、同調したりするのではなく、不公正な社会システムに対して、共に怒り主張できる人間関係の構築を目指すべき。
「ラインで自動車の内装部品を接着剤でひたすら貼り付けてます。何のスキル習得にもならない。毎日、繰り返していると、自分は機械だと思えてくる」(33歳)、「将来どころか、半年先すら見えないのは怖い」(31歳)、「派遣期間を職歴と扱ってくれない。」(31歳)--
「 “生きづらい国”ニッポン」では、労働者派遣帆の「改正」(製造業への解禁)とともに、2002年から30代のうつ病増加や将来への不安要素の増大による自殺者増がある。とともに、職場の人間関係が次第に殺伐としていく。
OECDによる世界価値観調査で社会的孤立の度合いは日本が世界一で、どこをどう見ても日本という国は「生きづらい」現状であると指摘しています
「見えない敵と想像力の欠如が、格差と生きづらさを増殖させている」。
「(生きづらいのは)労働者側が、自分たちの置かれた状況をつくった諸悪の根源は何なのかを見抜く『社会的想像力』を失ったからだ」、「搾取の根源となる派遣法の規制緩和を推し進めた小泉純一郎元首相や、背後にいる資本家である。しかし街で見かける“楽しそうな一般人”に憎悪の念を燃やし、憎み、殺す。そんな社会は、人間不信を生み、疲弊させる。敵を取り違えた、不毛な対立の結果が、この生きづらさなのだ」。
「人間の尊厳を崩す格差と、弱者による妬み合いが生きづらさの元凶」(すべて小泉改革のせい!!)
「日本経済の犠牲者ともいえる就職が困難な若年層に、メディアは(悪者扱いの)“ニート”というイメージをおっかぶせ、“働きたがらない若者”のように報じた。メディアで喧伝される“ニート”像を見て、働く貧困層が、“俺はこんなに苦労してるのに、おまえはなんだ”と憎しみを募らせる。一方、より弱い層も、自分より少しだけましな層を引きずりおろそうとしてしまう(搾取している者の論理「自分さえよければいい」。 同じ考えでより弱い者をいじめる。人を自分と同じレベルまで落としめて、満足する)。
そうした妬みや憎しみを抱くのではなく、共に手を取り合って、不公正な社会システムに対し、正当な怒りの声を上げるべき」、「秋葉原通り魔事件のようなことが起きたときに、マスコミは犯人の行為を劇的に報じたり、根本原因をそらしてしまっている(新聞報道やテレビニュースが絶対正しいとは考えないほうがいい)。あおり行為である「ネガティブ報道」に共感したり、同調したりするのではなく、不公正な社会システムに対して、共に怒り主張できる人間関係の構築を目指すべき。