1か月ぶりの館山釣行です。 木・金の2日間釣りしてきました。
木々の葉も色づき秋たけなわ・・・
初日の砂揚場は結構並んでいましたが、あまり釣れていなかったです。
みなさん、アイゴばっかりだよ~、と嘆くことしきり。 アイゴってどんな魚なのかな?・・・
マゴチを釣った人が一人、その他の人はアイゴ、アイゴ、アイゴ~・・・
こりゃ砂揚場もダメかな・・・で、仕方ないので、例の砂浜でキスでも狙うか・・・キスが釣れたら、それをエサにして泳がせで・・・またヒラメがくるかも~・・・
で、砂浜に来ました。 よ~し釣るぞ~、と竿を3本用意して・・・
1本は遠投サビキ釣り・・・イワシミンチをカゴに詰めてエイや~と投げ込んだ。
そうだ・・・小魚小魚・・・お魚キャッチャ~に倅の冷凍アジの切り身とイワシミンチを入れ、キャッチャーを海に投げ込む・・・が、軽くてうまく飛ばない。
そこらへんにあった石を中に入れてやっと波の向こうに投げ込んだ・・・があまり飛ばない。
棒を立てて紐をそれに結んでおいた。
もう1本の竿にキス釣りの仕掛けを取り付け、青イソメをつけて投げ釣り・・・エイや~と投げ込んだ。
ふとキャッチャーの方をみると・・・ない! 波がキャッチャーを持って行ってしまった。 えらい損した~。
どなたかがお魚キャッチャーは海で使わないこと!・・・と注意していたのを思い出した。 確かにお魚キャッチャーは止水で使うべきものだな・・・ぶつぶつ
竿の餌を付け替えたりして複数の竿を出すとあわただしい。 ん・・・はるか向こうの砂浜に紐が見える・・・お魚キャッチャーの紐だ・・・ワーイあっただよ~・・・と喜び勇んでたぐりよせるも・・・何も入っていない。 で、あきらめた。
遠投サビキは仕掛けが絡まっちまって釣りにならん! 竿はせいぜい2本までだな・・・
風が強くなり、波も粗くなってきた。 潮も満潮に向かって荷物のほうに押し寄せてくる。
撤収も竿が多いと大変だ~。
続いて翌日・・・
のっけから砂揚場に行く。 ガラ~ンとしている。 が・・・コマセもイソメも残ってるのでやるっきゃない。
サビキにかかるのはアイゴばかり・・・猫も見向きもしない・・・トンビが持って行った。 ここの猫たち、腹を空かせて痩せこけている。 でも、アイゴしか釣れない・・・
目先を変えようとキス仕掛けで青イソメをつけて、バンブーロッドにベイトリールで投げ込む・・・距離は出ず目の前5mくらいのところにボチャン。
今日は風も穏やかで日差しもあり、ポカポカと温かい。 釣れなくてものんびりと時間を過ごしていても安らぐ・・・
突然バンブーベイトが引っ張られた・・・尻手つけておいたので竿を持っていかれなくて済んだ。
上がってきたのは、クロダイか?
クロダイにしてはクチビルが出張っているな~・・・笛吹きダイ?・・・う~ん、よくわからんが・・・タイには違いなかろう・・・ウロコが大きく取れやすい・・・やけにギラギラした魚だ・・・
例の小出刃で目の後ろを刺して即死させ、エラから背骨を切って活き絞めにした。 血がいっぱいでた・・・
塩水であらってビニール袋に入れて氷の上に・・・一匹しか釣れないので手際が良い・・・へへ
体長は25㎝ありました。 柔らかくて肉付きがいいです・・・
・・・でクチビルはビヨ~ンと前に飛び出します。
調べてみると・・・この魚・・・クロサギという名の・・・鳥・・・いや魚でした。
砂地の餌を吸い込んで食べる魚のようです。 クチビルが下向きに伸びるので・・・
青イソメで釣れる訳ですな。
バターソテーにして食べます・・・味は結構評判いいみたいですよ。
事後談: 皆さんが言うように・・・白身でやわらか・・・特に焦げた皮が美味い・・・