Max爺のひとり言

のこり少ない日々の記録
~でもまあ いろんなことをやってきたなあ~

10数年ぶりのフライフィッシング

2022年09月01日 | Fishing

足が痛え~の、腰が痛え~の、と言いながら、旧知の友に送り迎えをしてもらっていってまいりました、あの懐かしのフィッシュオン鹿留に。

Bさんと

フライフィッシングをしなくなったのは、東電の福島原発が爆発して放射性セシウムを大々的にまき散らした所為で、北国の渓流という渓流は汚染され、渓流魚も汚染されてしまったからでした。

渓流でFFをやりたいな~とおもいつつ、あれから11年が経ち、もうFFはできないのかな~、と寂しい思いをしていました。

フィッシュオン鹿留は、原発事故が起こる前までは、なんと東電が経営をしていました。 潤沢な資金と立派な経営管理で、多くのフライフィッシャーが鹿留のお世話になったと思います。

現在はタックルベリーが後を継いで運営されています。 割増会員になると前売り券が安いですよ。

でも、魚影は薄くなり、施設設備は老朽化し、道は凸凹で修復されておらず、トイレは使用禁止、対岸に渡る木道は撤去されておりました。 もう少し力を入れれば訪問者も増えるかも・・・

それでも流れは清く、水はクリアー、魚は居るところにはおりました。 下流部の溜まりにじっとしている魚たちは、元気がなく定位しているだけ。 比較的若い魚は果敢にアタックしてきます。

ネイティブエリアに入りましたが、自然渓流と同じように難しい釣りを余儀なくされます。 でも居るところには居ますし、うまくフライを落とせば出てきます。 

何処に居たと思います?  中央の大きな石の向こう側の水際におとしたら出ました。 

魚はすれており、一度ミスるとしばらく出てきません。 人の気配を感じるとさっと居なくなります。 禁断のエッグフライを沈めましたが見向きもされませんでした。 ガ~ん・・・

自分で編んで自分でコーティングを施した16本編みシルクラインを使いました。 キャストするたびに、シューッ、シューッ、っとガイドを滑るラインが衣擦れ(きぬずれ)の音を出します。

一番下のプールでは、頻繁にドライフライをチェンジし、フライにMucilinを塗り付け、出来るだけフライをふわッと落とすように注意し、ペシペシも時々加え、扇状にフライを順次落とすようにして、フライ先行で流れるようにし、ドラッグを回避して、やっと釣れました。 

使ったフライはロイヤルコーチマン!   


ロイヤルコーチマンパラシュート

釣れたのが、これです; すごい引きでした。 

虹ちゃん?にしてはちょっと顔が険しいんではないかな? 
銀化ヤマメ?
サクラマス?
ヤマメの三倍体?
コーホ―サーモン(銀鮭)?
ヘテロシス(あいのこ)?

(詳しく知りたい方は、当ブログ、カテゴリ:進化論、”進化について考える” を参照されたし。)

今日は9時~15時のデイタイム券で、全部で3匹。 年寄りなので半分椅子に座って休みながらの釣りでした。 脱輪した車の脱出を手伝ったりしていたので、うち1~2時間は無駄になったと思います。 だから、1時間に1匹くらいのペースかな。



コーチマンを喰わえる銀化ヤマメ?

なにはともあれ、フライフィッシングを楽しんでまいりました。 懐かしく、嬉しく、そして、楽しく。

ワシの年齢からして(現在76歳)、この釣行が最後の渓流釣りになるのかもしれません。 

Bさん、ベンツで送り迎えしていただいて、本当にありがとうございました。

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