先だって完成した丈3m、裾回り長さ19mの網に岩を取り付けた。 実際には、丈2.8m、裾回り長さ19.7mとなっておった。 ちょっと裾がフレア(波打つ)するかな。
お湯で伸ばしてみるが3mになるかどうかは分からない。
かくのごとく、編んでいる間に、テグスが伸び、編み終えると縮むようだ。 締めた筈の瘤も次第に緩んできて、幅に糸が取られるために丈が縮むんだな。 3mで20㎝も縮む。 実に15分の1、約7%も縮むのだ。 ちなみに、編み方は、蟇股+本結び片側 で結んでいる。
岩の重さを3Kgとしたいのだが、売っているコードの規格は、20mで1㎏、2㎏、4㎏となっており、ちょうど3㎏というのがなかった。 ワシの体力で投げられるのは3㎏がいっぱいいっぱいだろう。
仕方がないので、20mで1㎏と2㎏のものを購入した。 2本取り付ければちょうど3㎏になる。 取り付ける手数は倍になるが・・・2本取り付けるので・・・
By the way、沈子コードっちうのは、組みひもに編まれたロープの芯として鉛の数珠玉が入っているものである。 鉛のパイプが1㎝くらいづつ芯に通したナイロン糸でつながっている。 つながった電車みたいなもの。 その上を薄いビニールで覆ってあり、その上から組みひも網機であんだものだ。
ロープとしてのしなやかさはある。
もともと沈子コードは刺し網のようなものの重りに使うのだと思う。 岩に引っかかりにくく、扱いやすい。 鉛が表に出ていないので手も汚れない。
し・か・し・・・
投網の岩としては、しなやかさが足りないのでは・・・なかろ~か・・・
網に取り付けて網を持ち上げたところ、下の方で横方向に波打って団子になってしまう。 和式投網の吊り糸で持ち上げれば上下に波打つが、米式Cast Netとして使う場合は横に波打つ。
こんなふうに・・・
そこで一計・・・
米式として作るが、投げる時にBrail Lineを50㎝ほど引いた状態で手取りすれば、和式と同様に上下に波打たせることができる。
うまく開くやろか・・・