2450円で買った投網を修理する。
先日投稿したように、この網の重りは赤錆がでて汚らしいし、2~3回使っただけで吊り糸が切れてしまって使い物にならない。
そこで鉛パイプ(玉鉛と、通し鉛もいう)を買った。 通常Kg単位での販売だが、埼玉の三谷釣具店に相談したら個数単位でも重さ換算してお売りしますよ、ということで120個送ってもらった。 吊り糸も買っておいた。
錘を通す縄は、ビバホームで見繕って5mm径のポリエステル金剛打ちロープを18m買った。 手触りが柔らかく、しなやかなので岩綱には持ってこいだ。
網に取り付ける前に、ロープに玉錘を通して等間隔に固定する作業を行う。 固定しないと左右に動いてしまう。 取付用の糸は、これもビバホームで物色して0.8mm径の三つ打ちの水糸を買った。
まず、ロープに120個の玉錘を通さねばならないのよ・・・全部通すと重さがあるのと、つながった重りが固くなるので結構扱いにくい。 動かすとガラガラと音がでるので毛布を下に敷いた。
ロープ上の重りは等間隔でなければならない。 元の投網では14㎝間隔で10目づつの網目を割り当てて取り付けてあった。
14㎝長の定規を作り、さらにそこから重り1個分の長さをカットした。 つまり重りと重りの間隔を測る定規を作った。 120個も取り付けるとなると、間隔をいちいち物差しで測ってはいられないからね・・・
ロープ上の玉鉛は左右に動いてはならない・・・動くと網が偏っちまいます。
そこで、赤色の水糸でロープと玉鉛を固定する作業に入る。
そしてできたのがこれ・・・岩綱(いわつな)
両端を水糸でロープに縛って固定し、次々と連結していく・・・縛り方は、網を玉枠に取り付けるのと同じ、引っ張ってはハーフヒッチ2回、あるいは、ヨットのクラブヒッチ(巻き結び)・・・要はなんでもいい
玉鉛の両側、鉛と鉛の中間に1か所、を縛ることで鉛が動くのを防止する。
それでも左右に動こうとする玉錘は、水糸で連結するので互いに引っ張り合って動かない。 (上の写真)
ということで、120個の玉鉛を16.8mのロープに、等間隔に取り付けた、岩綱が出来上がったのでした。
ロープの両端(最後の区画)は、長さを予め等間隔になるようにマークしておき、区画の半分づつをほぐす。 ほぐした糸を相手のロープに毛糸針を使って縫い込む。 両端を互いに縫い込んで、1区画の長さとなるようにする。 縫い込んで連結したロープの上を水糸でハーフヒッチを繰り返しながらぐるぐる巻きにする。
総目(網の下部の目数)1200欠となると、何をやるにも大変だ~。
網への取付は、来年正月明けにでもゆっくりやることにしよっと・・・
し・か・し・・・そんなに投網増やしてどないすんねん?・・・ 来年は投げまくらんといかんな~・・・