Max爺のひとり言

のこり少ない日々の記録
~でもまあ いろんなことをやってきたなあ~

2,450円の投網

2013年05月08日 | 投網

先日Rakuten市場のWichで買った投網、スペックでは

「長さ約3.5m、円周約16m、目数1000目、重さ2.5Kg、素材 ナイロン」

となっていた。  現在は¥2,980となっている。  ワシが買った時はセール中だったので¥2,450だった。  あるいは、糸切れやとび目などがあることから、誰かが返品したものだったのかもしれない。  届いた時の梱包も袋だけで納品明細書も入っていなかった。  

・・・半ば知った上で買ったようなものだけど・・・ 実は購入を決めた時には自分で編む気持ちになっていた。 しかし何年もかかることも予想され、それなら安い只みたいなものを買って必要な個所を自分で手直ししてもいいな・・・と思ったのだった。  実際、ちょっとした遊び程度なら、充分このまま使えるだろう。 投げられれば・・・ 2万円もする投網に行く前に試してみるにはうってつけだと思う。

投網本来の仕様が分からなかったので数えてみた。 (購入検討中の方は参考に・・・)
目の大きさ、糸の号数、おもりの軽さからみて、浅い川で使うアユや、海での小魚、キスとか豆味とか程度のものではないだろうか・・・

糸の号数: 1.0号
目(縦の): 12節 (15.15㎝に結び目が何個あるか、含む両端)
目の大きさ: 28㎜(9分) 半目 14㎜(4.5分) 
段数: 4段(各段は同じ欠数、ずん胴の連結)
各段の欠数(長さ): 
1段目(80㎝) 200欠  
2段目(80㎝) 400欠  
3段目(80㎝) 800欠  
4段目(100㎝) 1200欠
5段目 袋(90㎝) 1200欠  
(欠:目を横に数えた数)
おもりの数: 120個
おもりの間隔:14.5㎝
おもり付け: 10欠ごとにおもり1個
おもり1個当たりの重さ: 2500g ÷ 120 = 20.8g 
吊り: おもり4個ごとに吊り  総吊り数: 30
裾の長さ(=おもりが完全に開いた場合): 14.5x120=1740 ㎝ (16mは約90%に該当)

当然のごとく、リューズ(スイベル)、手紐、等は付いてこないので自分で用意せねばならない。

リューズの代わりにステンレスのスイベル(500円以下だったと・・・)を取り付けた。 最初に付いていたよれよれの木綿の紐は取り外し、4号のテグスで縫い付けた。

 スイベル

手紐は1m28円のポリエステルロープを15m買った。 500円以下。

ピンクのロープ

網の各段の境目は手編みで上下をつなぐように編んではあるのだが、編み方がお座なりなために、引っ張るとつなぎ目が動いてしまう。  ホントは全部二重蛙股で編みなおすべきなのだが・・・時間が惜しい。  とりあえず、このまま使ってみて不具合が出たら、カットして自分でしっかりと編みなおすことにする。  たぶんそうなりそうな気がする。

とはいえ、つなぎ部分にいろいろな不具合があったので、とりあえずの補修をおこなったので、ご紹介しておこう。

つなぎ目が段ずれしている。 同じ段に並ばねば・・・

糸切れしている

二目拾っていない

切れてる ==>    補修になってる?

編んでない、糸を通してあるだけ

目を拾ってない

切れてる

今日一日かけて上記の一つ一つを網針で補修し、一応、練習を始められる段階にこぎつけた。

体つくりからかな・・・テヘ

 

海で1~2回投げてみた。  岩場に引っかかり、ツリソが切れちまった。  
一応網の部分に破れはないようだ。    簡単に消れるツリソは網を守るための工夫かしら?

ツリソが切れて見るも無残

一応乾燥させてバケツで保管していたのですが、こんな状態になってました。

赤錆のでた重り、網が茶色く変色している

この価格の投網の最大の欠陥は、重りに鉛を使っていないことです。  赤錆がでる・・・ということは鉄屑が混ぜられているということの証ですね。

とはいえ、値段が値段ですし・・・いちおう投げて遊べるし・・・投網の構造の勉強にもなるし・・・原反を買ったと思えば・・・さほど高い買い物とは思わない。

岩(重り)は何かに取り換えるとして・・・切り貼りして自分なりの投網に作り替えるってのも面白いね。

 

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