ひょうたんの製作も終盤になってきました。
今日は、水に漬けたあったひょうたんの皮をむきます。 そうそう、水漬けで一騒動ありました。 ひょうたんごっこで中身を溶かし、種を出したとはいえ、内部の壁にはぬるぬるの残骸が残っていで、水に漬けたあと3日、4日と経つと腐敗して次第に水は茶色っぽく濁ってくる。 1週間が経過し、すんごく嫌な臭いが・・・ くっせ~、鼻が曲がるとはこのこと。 女房は即線香をたき、家中の窓を開け、換気扇を回す。
う~む、ひょうたんごっこの後、この内壁についたぬるぬるをきれいにする方法はないものか? たぶん、昔の瓶洗い用の長い髭の生えたブラシがあればいいのだろうね。 でも、買うのが面倒なので、もうしばらく水漬けにして頻繁に水を取り換えることにする。 窓にかざして穴から中をのぞくと、一応透き通って見える。 繊維状の線も何本か見える。 表面のぬるぬるも見える。 一応種は全部出ているようだにゃ。
水漬けの様子がこれだ! 1-2-3!
中身はともかく、表皮は柔らかくなったんじゃろか? と爪を立ててみた。 すると、ずりっと皮がむける。 皮の厚みは0.2~0.4mm程度。 ジャガイモの皮みたいなのが剥ける。 実はついてこない。 皮の下はしっかりと硬く、爪を立てたくらいでは傷もつかない。 皮はもっと柔らかくなるもんだとおもっていたので、キッチンのハンディたわしをもってきてこすったが、たわしくらいでは歯が立たない。 だから、たわしの取っ手のプラスチックの先端でこすることにした。 ガシガシ、ゾリゾリとひっかくと、面白いように剥ける。 一個剥くのに約30分~40分。
こんな風に剥けるんです。プラスチックでも傷つかないくらい硬いんです。
これくらい殻がカチンカチンになるには、結実してから2か月は経っていると思う。 指で押してへこむようなものは、恐らく、加工に耐えられない。 判断の目安は、収穫時に指で押してみて、カチンカチンの感触がするものはOKだ。
そしてきれいに皮をむいたものがこれだ! 1-2-3!
そして、再度水を取り換えながら水漬けを繰り返す。 いつ終わるかって? 水にあくが出なくなったら・・・とのこと。 その後、棒を立てて逆さにして乾燥させることとなる。
実はこの後水漬けせずに、再度ひょうたんごっこ溶液を少量づついれ、ぬるま湯を充填して、40度の風呂桶に漬けました。 内壁のぬるぬるをきれいに溶かしだすためです。 内壁にぬるぬるが残るのは、種だしの際にひょうたんごっこ溶液をケチったためかもしれませんので・・・。 それとも、このぬるぬる状態で乾燥させればえ~のかいな? よう分からん。