今流行りの「新党ブーム」などは半ばメディアが作り上げた虚構ではないかと私は疑っている。「石原新党」までは踏み込めなかった「憂国の老人新党」はまず論外としても、元杉並区長らが松下政経塾OBを集めたという「創新党」にしても、ネーミングが全然パッとしないし、「参院選で5~10の議席を目指す」のは自由だが、つまりは「政界再編期待」のお騒がせ集団にしか私には見えない。「(橋下とは)元々連携している」と図々しくも言い放った枡添や、自民との密約(?)でミソをつけたそのまんまを始めとした「橋下知事争奪戦」が再編のうねりを決定づける大きなファクターになっているというのだが、その橋下は自らの政治行動を大阪・関西圏に特化・限定しようとしている。新党、新党って、せいぜいのところ数人のセンセイ方しか集められない、そんなろくでもない政党ばかりあちこち作って「第三極」ったってどうなるというものでもないだろう。政治屋たちは総じてアホばかりの集団なのであって、つまりはああいう者たちに政治を任せ切っていた我々ニッポンジン全体がアホなのである。いったいどうしてくれる?!今更慌てたってもう取り返しはつかねえぞ。笑。自民党は黙っていても分裂・分解の一途を辿っているが、問題は民主党である。鳩ちゃんが普天間でしくじって「5月政変」というのが今メディアが一斉に描いている構図である。永田町のセンセイ方は無論のこと、このストーリーを毎日毎晩聞かされている我々アホの国民も結構その気になっている様子である。だが「5月政変」は常識的に言って早過ぎる。「5月末までの決着」が不可能という事態になって鳩ちゃんが言い訳も言い逃れもせずに総辞職したと仮定しても「6月政変」ではないか。鳩山・小沢の現「小鳩政権」が崩れるとしても「7月参院選大敗北(?)」の後である。ただ情勢が芳しくないと小沢が既に読んでいれば、これは参院選前に一番いいタイミングを計って「現執行部の一新」という手はあり得る。小沢は只では辞めない。自分が退くとき鳩ちゃんも一緒に連れて辞めるかどうかは、これも彼が天下の情勢をどう読んでいるかにかかっているだろう。退陣した小沢が「院政」も敷けず党内の実権を完璧に失って初めて、「民主党の空中分解」は日程に上って来る。今「新党」に浮かれている連中の出番は、そのあとにしかやって来ないのである。順番が違うのである。 . . . 本文を読む