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靖国参拝者は16万5千人 終戦記念日 2007年8月15日 20時38分
靖国神社は15日、今年の終戦記念日の参拝者数を昨年より約9万3000人減の約16万5000人と発表した。
小泉純一郎前首相が現職首相として21年ぶりに参拝した昨年の約25万8000人や1昨年の約20万5000人を大きく下回った。 (共同)
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高市大臣靖国参拝 「私人」を強調 2007年8月16日 東京新聞朝刊
終戦記念日の十五日、安倍内閣の閣僚十六人のうち、靖国神社参拝をしたのは高市早苗沖縄北方担当相だけだった。
高市氏は参拝後、記者団に「かけがえのない命を国家のためにささげられた方々に感謝し、み霊が安らかにあるようにお祈りした」と述べた。公人か私人かは「一日本人としてだ」と私人の立場を強調した。
自身の参拝を見送った安倍首相は、高市氏の参拝について記者団に「高市氏の判断だ。閣僚であっても参拝の自由はある」と述べた。
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*「閣僚であっても参拝の自由はある」とは何なんだ?!
こいつは天然ボケだろうか。
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河野議長追悼の辞 『戦後レジーム』を堅持 安倍政権を強くけん制
2007年8月15日 東京新聞夕刊
「日本軍の一部による非人道的な行為」をわび、「日本国憲法に象徴される新しいレジーム」を堅持する-。全国戦没者追悼式での河野洋平衆院議長の「追悼の辞」の真意について、従軍慰安婦問題や憲法をめぐる安倍晋三政権の“タカ派姿勢”を強くけん制し、日本の恒久平和主義をあらためて内外に示した発言と識者らは受け止めている。
河野議長の中学の先輩で政治評論家森田実さんは「非人道的な行為」とは従軍慰安婦問題とみて、「河野らしさが発揮された。彼はもともと平和主義者で安倍路線の対極にいる。衆院議長として首相をしかり飛ばしてもいいのに今までがおとなしすぎた」と喝采(かっさい)を送る。
従軍慰安婦問題をめぐり河野議長は、宮沢喜一内閣の官房長官だった一九九三年八月、日本軍の関与を認め「おわびと反省」を表明。だが、安倍内閣になって談話の見直しを求める動きが活発化。談話を踏襲するとしながら、安倍首相は今年三月、「(日本軍が強制連行したという)強制性を裏付ける証拠はなかったのは事実だ」と述べ、談話を事実上批判した。
河野議長の踏み込んだ発言の要因として森田さんは、米下院が七月、この問題で日本政府に公式謝罪を求めて決議したことが大きいとみる。「安倍首相の発言が米議会に火をつけた。談話の当事者としてしっかりとしたメッセージを内外に送っておきたかったのだろう。来年の追悼式までに衆院が解散する可能性もあり、最後の発言の機会だったかもしれない」
一方、「改憲を公約に掲げた安倍首相の『戦後レジームの脱却』というスローガンを意識した言葉だったのは明らか」とみるのは、東大大学院の高橋哲哉教授(哲学)。
強い印象を受けたのは、「日本国憲法」という言葉が中段と後段に二度繰り返し述べられたことだ。「安倍首相は、憲法も改定前の教育基本法も戦後レジームの象徴とやり玉に挙げたが、それでは戦後民主主義の否定につながる。河野さんは、憲法は戦争の惨禍を引き起こした反省に基づく正しい選択だったとあらためて肯定した」と言う。
さらに、日本軍の「非人道的な行為」は「今春、河野談話を否定した安倍首相の態度への批判を込め、談話を出した『本人』として、あらためてアジアに対する謝罪を誠実に発信したいと考えたのではないか。追悼の辞は、日本の政治家として確信に満ちた強いメッセージとなった」と語る。
一方、精神科医の香山リカさんは「終戦を受けて『決して過ちを繰り返さない』と誓い、戦争放棄を定めた憲法九条を選択したのは『私たち日本国民』だと明確に言い切ったところに、憲法改正を目指している安倍政権への批判が率直に表れている」と指摘する。
さらに「過去の追悼の辞では、河野さんはアジアへの謝罪の気持ちを穏やかに表現した。しかし、今回のレトリックや比喩(ひゆ)のない表現には、憲法押し付け論などを背景に高まる改憲論議に対して『今こそ言いたい』という本音が出たような気がする」。そして「自民党も一枚岩ではないという状況が、この追悼の辞で浮き彫りになった」と言う。
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*おとなし過ぎたというより腑抜けだったのである。河野さんもここまでコケにされていつまでも従順な子羊然としていては政治家としての末節を汚すことになるだろう。頃合を見て安倍ポンと訣別すべきだ。
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防衛相に「密約説」 沖縄と人事で憶測 2007年8月15日 20時48分
小池百合子防衛相と守屋武昌事務次官の確執をめぐり、小池氏と沖縄県側に密約があったとの憶測がくすぶっている。基地問題で強硬路線を唱える守屋氏を更迭する代わりに、普天間飛行場の移設問題で県側に理解を求めるという筋書きで、背景には守屋氏の後任人事と移設手続き開始が同時進行していることがある。小池氏は15日午後、米軍普天間飛行場移設予定地の沖縄県名護市を訪問。16日まで滞在する予定だが、島袋吉和名護市長との会談が取りざたされるなど、動向に注目が集まっている。
在任5年目に入った守屋氏は長く沖縄の基地問題に携わってきたが、「県側の要求に譲歩してばかりでは移設が進まない」というのが持論。先の国会では、国に協力的な自治体だけに交付金を支給する米軍再編推進法の成立に尽力した。
一方の県側は、日米両政府が決めた普天間飛行場代替施設のV字形滑走路案に反対。移設に向けた環境影響評価(アセスメント)手続きの第1段階となる「方法書」の受け取りを拒否し、守屋氏と激しく対峙してきた。 (共同)
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*いつまで閣内に留まっていられるかわからない小池の問題にメディアは拘泥し過ぎである。第一安倍ポン自身が順当に行けば年内保たない状況なのに、その大臣になったばかりの小池の挙動になぜ丸ごと飲み込まれて大騒ぎしなければならないのか。小池の残留乃至閣内横滑りのためのパフォーマンス・話題作りにメディアが全面協力している形だ。
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イラク北部の同時自爆テロ、死者500人に
2007.08.16
Web posted at: 10:36 JST
- CNN
バグダッド(CNN) イラク北部ニネベ州で14日夜に起きた同時自爆テロは、死者が少なくとも500人にのぼった。同州当局者が15日語った。イラク治安部隊とモスル警察関係筋は死者数を260人としたうえで、増加する可能性を指摘していた。
自爆テロはシリア国境に近いカハタニヤやアルジャジーラなど、クルド人少数派のヤジディ教徒が居住する村で発生し、民家15─20棟が破壊された。イラク駐留米軍のミクソン北部師団長は、典型的なアルカイダの犯行手口だと述べ、米軍のイラク増派が失敗であることを印象づけて「米国人の意思をくじく」ことが目的だとコメントした。
事件はイラクの宗派対立をあらためて浮き彫りにした。イラクのアルカイダ勢力はイスラム教スンニ派が主流。また、ヤジディ教徒は「異教徒」とみなされ、脅迫状で立ち退きを迫られている。
治安対策が皆無に近い遠隔地でヤジディ教徒が迫害されている現状について、ミクソン師団長は民族浄化であり、集団虐殺に近いとの見方を示した。
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野田聖子議員事務所が入居するビル、17年間も未登記
2007年8月16日(木)20:12 * 読売新聞
自民党の野田聖子衆院議員(岐阜1区)の事務所が入居する岐阜市加納新本町の「三同岐阜ビル」(5階建て)が、建設から17年間、不動産登記されていないことが16日、わかった。
関係者によると、ビルは野田氏の実父(75)が経営する不動産管理会社「東京三同」(東京都文京区)が1990年に建設して所有し、1、2階を野田氏の事務所に貸している。事務所では10日、窃盗・放火事件が起きている。
未登記だったことについて実父は「転売防止のために登記は必要だが、ビルを担保に資金を借りていないため、登記する必要はないと思っていた」と説明。「今後、弁護士と相談して対応を検討したい」としている。
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2007/08/16-20:36 岐阜と埼玉で40.9度=日本の最高気温、74年ぶり更新-気象庁(時事通信)
東日本や西日本を覆う太平洋高気圧が16日、非常に強まり、気象庁の観測によると、午後2時20分に岐阜県多治見市、同42分に埼玉県熊谷市で気温が40.9度を記録した。1933年7月25日に山形市で記録した40.8度を上回り、日本の観測史上最高気温が74年ぶりに更新された。
他に40度を上回ったのは、埼玉県越谷市が40.4度、群馬県館林市が40.3度、岐阜県美濃市が40.0度。福島から京都までの計25地点でそれぞれの観測史上最高(タイ含む)を記録した。
15日に館林市で今夏初めて40度を超え、当時史上7位タイの40.2度を記録したのに続き、2日連続の酷暑となった。
この気温上昇は、1日に全国で梅雨が明けて以降、太平洋高気圧が勢力を強め、この2日間でピークを迎えたのが主因。熊谷市など関東では、上空で西または北西の風が吹き、フェーン現象が起きた可能性も高い。多治見市は太平洋高気圧の中心に近いほか、地形要因もある。
靖国神社は15日、今年の終戦記念日の参拝者数を昨年より約9万3000人減の約16万5000人と発表した。
小泉純一郎前首相が現職首相として21年ぶりに参拝した昨年の約25万8000人や1昨年の約20万5000人を大きく下回った。 (共同)
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高市大臣靖国参拝 「私人」を強調 2007年8月16日 東京新聞朝刊
終戦記念日の十五日、安倍内閣の閣僚十六人のうち、靖国神社参拝をしたのは高市早苗沖縄北方担当相だけだった。
高市氏は参拝後、記者団に「かけがえのない命を国家のためにささげられた方々に感謝し、み霊が安らかにあるようにお祈りした」と述べた。公人か私人かは「一日本人としてだ」と私人の立場を強調した。
自身の参拝を見送った安倍首相は、高市氏の参拝について記者団に「高市氏の判断だ。閣僚であっても参拝の自由はある」と述べた。
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*「閣僚であっても参拝の自由はある」とは何なんだ?!
こいつは天然ボケだろうか。
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河野議長追悼の辞 『戦後レジーム』を堅持 安倍政権を強くけん制
2007年8月15日 東京新聞夕刊
「日本軍の一部による非人道的な行為」をわび、「日本国憲法に象徴される新しいレジーム」を堅持する-。全国戦没者追悼式での河野洋平衆院議長の「追悼の辞」の真意について、従軍慰安婦問題や憲法をめぐる安倍晋三政権の“タカ派姿勢”を強くけん制し、日本の恒久平和主義をあらためて内外に示した発言と識者らは受け止めている。
河野議長の中学の先輩で政治評論家森田実さんは「非人道的な行為」とは従軍慰安婦問題とみて、「河野らしさが発揮された。彼はもともと平和主義者で安倍路線の対極にいる。衆院議長として首相をしかり飛ばしてもいいのに今までがおとなしすぎた」と喝采(かっさい)を送る。
従軍慰安婦問題をめぐり河野議長は、宮沢喜一内閣の官房長官だった一九九三年八月、日本軍の関与を認め「おわびと反省」を表明。だが、安倍内閣になって談話の見直しを求める動きが活発化。談話を踏襲するとしながら、安倍首相は今年三月、「(日本軍が強制連行したという)強制性を裏付ける証拠はなかったのは事実だ」と述べ、談話を事実上批判した。
河野議長の踏み込んだ発言の要因として森田さんは、米下院が七月、この問題で日本政府に公式謝罪を求めて決議したことが大きいとみる。「安倍首相の発言が米議会に火をつけた。談話の当事者としてしっかりとしたメッセージを内外に送っておきたかったのだろう。来年の追悼式までに衆院が解散する可能性もあり、最後の発言の機会だったかもしれない」
一方、「改憲を公約に掲げた安倍首相の『戦後レジームの脱却』というスローガンを意識した言葉だったのは明らか」とみるのは、東大大学院の高橋哲哉教授(哲学)。
強い印象を受けたのは、「日本国憲法」という言葉が中段と後段に二度繰り返し述べられたことだ。「安倍首相は、憲法も改定前の教育基本法も戦後レジームの象徴とやり玉に挙げたが、それでは戦後民主主義の否定につながる。河野さんは、憲法は戦争の惨禍を引き起こした反省に基づく正しい選択だったとあらためて肯定した」と言う。
さらに、日本軍の「非人道的な行為」は「今春、河野談話を否定した安倍首相の態度への批判を込め、談話を出した『本人』として、あらためてアジアに対する謝罪を誠実に発信したいと考えたのではないか。追悼の辞は、日本の政治家として確信に満ちた強いメッセージとなった」と語る。
一方、精神科医の香山リカさんは「終戦を受けて『決して過ちを繰り返さない』と誓い、戦争放棄を定めた憲法九条を選択したのは『私たち日本国民』だと明確に言い切ったところに、憲法改正を目指している安倍政権への批判が率直に表れている」と指摘する。
さらに「過去の追悼の辞では、河野さんはアジアへの謝罪の気持ちを穏やかに表現した。しかし、今回のレトリックや比喩(ひゆ)のない表現には、憲法押し付け論などを背景に高まる改憲論議に対して『今こそ言いたい』という本音が出たような気がする」。そして「自民党も一枚岩ではないという状況が、この追悼の辞で浮き彫りになった」と言う。
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*おとなし過ぎたというより腑抜けだったのである。河野さんもここまでコケにされていつまでも従順な子羊然としていては政治家としての末節を汚すことになるだろう。頃合を見て安倍ポンと訣別すべきだ。
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防衛相に「密約説」 沖縄と人事で憶測 2007年8月15日 20時48分
小池百合子防衛相と守屋武昌事務次官の確執をめぐり、小池氏と沖縄県側に密約があったとの憶測がくすぶっている。基地問題で強硬路線を唱える守屋氏を更迭する代わりに、普天間飛行場の移設問題で県側に理解を求めるという筋書きで、背景には守屋氏の後任人事と移設手続き開始が同時進行していることがある。小池氏は15日午後、米軍普天間飛行場移設予定地の沖縄県名護市を訪問。16日まで滞在する予定だが、島袋吉和名護市長との会談が取りざたされるなど、動向に注目が集まっている。
在任5年目に入った守屋氏は長く沖縄の基地問題に携わってきたが、「県側の要求に譲歩してばかりでは移設が進まない」というのが持論。先の国会では、国に協力的な自治体だけに交付金を支給する米軍再編推進法の成立に尽力した。
一方の県側は、日米両政府が決めた普天間飛行場代替施設のV字形滑走路案に反対。移設に向けた環境影響評価(アセスメント)手続きの第1段階となる「方法書」の受け取りを拒否し、守屋氏と激しく対峙してきた。 (共同)
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*いつまで閣内に留まっていられるかわからない小池の問題にメディアは拘泥し過ぎである。第一安倍ポン自身が順当に行けば年内保たない状況なのに、その大臣になったばかりの小池の挙動になぜ丸ごと飲み込まれて大騒ぎしなければならないのか。小池の残留乃至閣内横滑りのためのパフォーマンス・話題作りにメディアが全面協力している形だ。
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イラク北部の同時自爆テロ、死者500人に
2007.08.16
Web posted at: 10:36 JST
- CNN
バグダッド(CNN) イラク北部ニネベ州で14日夜に起きた同時自爆テロは、死者が少なくとも500人にのぼった。同州当局者が15日語った。イラク治安部隊とモスル警察関係筋は死者数を260人としたうえで、増加する可能性を指摘していた。
自爆テロはシリア国境に近いカハタニヤやアルジャジーラなど、クルド人少数派のヤジディ教徒が居住する村で発生し、民家15─20棟が破壊された。イラク駐留米軍のミクソン北部師団長は、典型的なアルカイダの犯行手口だと述べ、米軍のイラク増派が失敗であることを印象づけて「米国人の意思をくじく」ことが目的だとコメントした。
事件はイラクの宗派対立をあらためて浮き彫りにした。イラクのアルカイダ勢力はイスラム教スンニ派が主流。また、ヤジディ教徒は「異教徒」とみなされ、脅迫状で立ち退きを迫られている。
治安対策が皆無に近い遠隔地でヤジディ教徒が迫害されている現状について、ミクソン師団長は民族浄化であり、集団虐殺に近いとの見方を示した。
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野田聖子議員事務所が入居するビル、17年間も未登記
2007年8月16日(木)20:12 * 読売新聞
自民党の野田聖子衆院議員(岐阜1区)の事務所が入居する岐阜市加納新本町の「三同岐阜ビル」(5階建て)が、建設から17年間、不動産登記されていないことが16日、わかった。
関係者によると、ビルは野田氏の実父(75)が経営する不動産管理会社「東京三同」(東京都文京区)が1990年に建設して所有し、1、2階を野田氏の事務所に貸している。事務所では10日、窃盗・放火事件が起きている。
未登記だったことについて実父は「転売防止のために登記は必要だが、ビルを担保に資金を借りていないため、登記する必要はないと思っていた」と説明。「今後、弁護士と相談して対応を検討したい」としている。
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2007/08/16-20:36 岐阜と埼玉で40.9度=日本の最高気温、74年ぶり更新-気象庁(時事通信)
東日本や西日本を覆う太平洋高気圧が16日、非常に強まり、気象庁の観測によると、午後2時20分に岐阜県多治見市、同42分に埼玉県熊谷市で気温が40.9度を記録した。1933年7月25日に山形市で記録した40.8度を上回り、日本の観測史上最高気温が74年ぶりに更新された。
他に40度を上回ったのは、埼玉県越谷市が40.4度、群馬県館林市が40.3度、岐阜県美濃市が40.0度。福島から京都までの計25地点でそれぞれの観測史上最高(タイ含む)を記録した。
15日に館林市で今夏初めて40度を超え、当時史上7位タイの40.2度を記録したのに続き、2日連続の酷暑となった。
この気温上昇は、1日に全国で梅雨が明けて以降、太平洋高気圧が勢力を強め、この2日間でピークを迎えたのが主因。熊谷市など関東では、上空で西または北西の風が吹き、フェーン現象が起きた可能性も高い。多治見市は太平洋高気圧の中心に近いほか、地形要因もある。