本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

『週刊文春』と『麻生結団式』他。

2007-09-17 08:14:02 | 絵本字本
 *そういうわけですから、今日は以下ランダムに(文春記事への感想を軸に)あれこれ述べてみたいと思います。

1.妖怪、ぬらりひょんは、おじいさんの様なすがたをした妖怪です。

忙しい(いそがしい)夕方や、年の暮れ(くれ)などに
ふらりと現れて(あらわれて)
勝手(かって)に人の家にあがりこみ
お茶をすすったり、たばこをふかしたりする。

堂々(どうどう)としているので
家の人も別に気にも留めない(とめない)。

そのうち、またふらりと出て行く。

人間に危害(きがい)をくわえたり、
物をこわしたりなどはしない。

実はこの「ぬらりひょん」、
妖怪の総大将(そうだいしょう)と言われている。

*これは私の何の根拠もない妄想だが、福田内閣は延命第一の『ぬらりひょん内閣』になるのではないか。民主党との正面からの激突は避け、決定的な言質は与えずひたすらのらりくらりと逃げまくって追撃をかわすのである。・・サンプロを見ていてそう思った。

2.安倍ポンはあの若さで早過去の人である。諸行無常とはこういうことを言うのだろうか。安倍ポンの主治医が発表した病名はあくまで政治家用の公式声明であって、本当は鳥越さんの言った潰瘍性大腸炎という持病が昔からあったらしい。

3.消えた饒舌。
 記者会見では意味もないおしゃべりを続けるのを恒例としていた安倍ポンが、辞任前はすっかり寡黙になってしまったという。『躁か鬱か』で中間がない。私も躁鬱気味の人間だからわかるけど(はあ?)こういう性癖の人間はもう一旦嫌になると何もかも放り投げてしまうケースが多い。ピンチのときにママが不在(体調不良)だったのが痛かったらしい。

4.魂の抜け殻。
 やっぱり「お前はもう下ろす」と誰かに言われたんじゃないだろうか。
 それとも『麻生・与謝野政権』の決定的な場面を目撃してしまったとか・・。

5.神立の水。
 さて「この水じゃないと駄目」などと言うようでは、自殺した松岡大臣の『ナントカ還元水』の再現になってしまう。田嶋先生によれば「政治家と宗教とは昔から切っても切れない関係がある」とのことである。

6.もともと『慧光塾』は宗教法人ではなく女性霊能者・松田憲妙が主宰するコンサルタント会社だったらしいが、マザー洋子が松田と光永との間を取り持ち、安倍ポンと『教祖?光永仁義(故人)』とは彼が故晋太郎に気に入られて幾度となく見舞った頃からの付合いだそうである。病室で入念に背中をさすってやったらしい。
 『神立の水』は光永の長男が『光ジャパン』から販売している。
 『お告げ』と『治療』をする塾なのである。

7.『最福寺』の法主は炎の行者・池口恵観。御霊を表すというこの寺の『鏡』は、「信徒と言えば信徒」=安倍ポンの貴重な宗教グッズだった。鳩山邦夫は最福寺の信徒総代。森山裕、森喜朗等政界とは深い付合いがある。

8.清和会と宗教とがそもそも深く関わっているのだ。
 勝共連合。統一教会。←これは台湾ロビーとも関係している。
 立正佼成会。真如苑。霊友会。←これらは田中派と親しい創価学会への対抗上清和会に付いた。

9.『新生佛教教団』(←信者にたとえば石原伸晃がいる。)と『踊る宗教』が安倍家と最も親しい。『新生』と近しい政治家としては他に河村建夫、高村正彦、西村真悟(←元民主党)、石原慎太郎、平岡秀夫(←民主党だ!)がいる。

10.ゴッド・マザー洋子。母親である。安倍ポンは最終判断では常にママの助言を求めていた。

 ・・とまあしかし、何度も言うけれど、過去の人のことをあれこれ詮索しても何か空しい。『文春』も発売が僅かに遅れて儲け損なったんだろうね。w
 そこで、以下は時の人の話を少しだけ。

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 *麻生の結団式をニコニコ動画で見ていて『近経』の『傾斜』理論を思い出した。
 貨幣は寂しがり屋だから、大勢いるところへ集まりたがるのである。
 その結果金持ちはどんどん金持ちになり、貧乏人はますます貧乏になる。w

 故福田元総理の座右の銘は『上善は水の如し』だった。
 これは老荘思想だけれど、考えてみると近代経済学の傾斜理論を連想させる言葉でもある。

 近経はプラグマティックな『学問』である。
 言ってしまえば「どう儲けるか」を指南する学である。
 「儲けっぱなしではいけない」ということで社会保障制度等「富の再分配」まで考える。
 富を、生産財を支配し所有する金融資本・大企業へ集中していわゆる『パイ』を大きくしないと社会の進歩~発展はないという根強い思い込みがこの学問の一部を確固として占有している。貧乏人に施しをしても砂漠に水打ちするようなものであるという考え方であるが、これが嵩ずると暴動や革命にまで発展しかねないから適当な時期にガス抜きをするというわけである。

 麻生は『温もりのある小さな政府』と言っていた。
 「光が強ければ陰もまた色濃く出る」「改革を遂行すれば日の当たらない人も出るから手当てが必要だ」と説く。

 彼は別段目新しいことを言っているわけではない。彼の説くところは古典的な近代経済学の範疇だから可も不可もない。
 が、問題は現下の『政・財・官癒着』のままに、何か一つでも『社会改革』が可能かどうかである。
 国公債800兆円で増税不可避。年金制度は最初から構築し直さなければならないだろう。若い人たちは将来に不安を感じている。自民党は既に国政運営をこの上なく見事に失敗している政党である。

 政権交代が待たれる、と私は思う。

 *このあと、自民党本部での福田・麻生両氏双方の20分程度の立候補表明を聞いていて思ったことは、二人ともそれなりに中身のある弁舌を展開していたから内容としては甲乙つけ難い印象を抱いたが、福田氏の場合、聞く側からの熱意・熱気というものがまったく伝わって来なかった反面、麻生氏の演説には熱意と覇気があった。これも『福田センセイが何をおっしゃられようとどうせ我々は挙党一致で支持するんだから・・』という聞く側の怠惰と諦めそして開き直りを、図らずも我々は見聞させられているということだろうか。さらに言うなら彼らはひょっとして、一列横並びでの福田支持というこの選択を早くも後悔し始めているかのようにも見えた。が、これも福田一辺倒の流れを修正しようという演出の一部かも知れない。こうしてどこまでも劇場型の政治が続くってか、ぁそ。

 それでね、明日からの街頭演説は拡声器使ったらいけないと選管が言っているとのことで、派手派手の街頭演説は今日で終わりらしい。国会開催中だから当然なんだけどね。

< 17日(祝)の日程 >
10:30 街頭遊説(大阪・なんば高島屋前)
15:00 街頭遊説(高松・三越前)

 両候補の予定は ↑ ということであります。w



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