*以下は一応(!)立花隆のメディア・ソシオポリティックスから:
第 9回巨額の資金を動かした堀江社長の「金脈と人脈」&
第66回小泉政権揺さぶるBLT問題・防衛庁・ライブドア・天皇制(2/13)の引用です。
私は最初の頃少し読んでいたけど最近は全くご無沙汰でした。
いつも言いますが、私の場合主要なネタ元はTVワイドショーなのです♪
今回私の別の日記にTBがあってこの立花さんの連載を引用していたので、もう皆さんご存知でしょうが敢て取り上げてみました。ぶひひ。
ちなみに、『立花隆のメディア・ソシオポリティックス』の一覧はここです。
いろいろ諸般の事情で訂正やら改定やらが行われているらしく、テキストが定まらないので『一応の引用(!)』なのですよ。ぷいぷい。→→→
http://nikkeibp.jp/style/biz/topic/tachibana/media/index.html
============
堀江社長とリーマンをつなぐ「黒い影」の正体
さて、先の「WiLL」の記事で名前が伏されていた黒幕だが、このページでは真偽不明なある情報を伝えている。あっさり撹乱情報にひっかかった人間にはなりたくないから、情報の骨格だけをボンヤリ伝えておくと(本当はそこには、いろいろな驚くようなことが書かれているのだが、その情報のウラがとれないので、ここではこうしておく)、要するに、ライブドアの背後に、ヤミ金融の世界の人間がいて、本当はそれが堀江社長とリーマン・ブラザーズをつないだというのである。
堀江社長がニッポン放送の株式を約50%買占めるために、どれだけの資金を必要としたか、本当のところはよくわからないが、仮に1株約5950円(フジテレビのTOB価格)の概算値(本当はそれ以上で買っているはずだが、とりあえずこうしておく)で1640万株(ニッポン放送の発行済み株式の50%とする)入手したとすると、概算975億8000万円になるから、800億円では明らかに足りない。そこで、ヤミ金融の人間からも、100億円単位の借金をしたというのである(このページを見つけた人はそこに金額も書いてあることを知るだろう)。
以上の話、いかにもありそうなストーリーに仕立てられてはいるが、どこまで信じてよいのか全くわからない。というより、話を信じさせるような手がかり論拠すらほとんど示されていないから、ここでも具体的な記述は紹介せず、その内容がヤミ金融業界の人間のからみであるというにとどめておく。
これまでも、ロッキード事件のような世をゆるがす大スキャンダルが起きたり、あるいは、世間の耳目が集中するような大事件が起きると、マスコミの周辺にはこのような、面白いけれど真偽を確かめようのないガセネタが、裏社会(?)の側から必ずドッと流れ出してくるものなのである。それは撹乱のためなのか、あるいは愉快犯的心情か、株主がやっていることなのかはわからないが、とにかくガセネタがふえる。
中には後にホンネタとわかるものもあるが、ガセネタのほうが比率はずっと多い。ブラックの世界は、基本的に魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界なのである。火傷したくなかったら、マユに半分ツバをつけて聞くにとどめておく方がいいだろう。特に、堀江社長に裏世界の人間が巨額の資金を直接用立てたという話は怪しい。これが本当なら、堀江社長がこれを返せなかった場合大変なことになる。裏金融の世界というのは、青木雄二のナニワ金融道の世界だから、それこそ、命を取るか取られるかというような恐ろしい追い込みがかけられることになる。堀江社長は若いときに、高利の借金の恐さを十分学習済みのようだから、そこまで危ない橋は渡ってないだろうと私は思っているが、先の「WiLL」の記事にあったような常識では考えられないような妙な取引が繰り返されているということが事実とすると、それは何を意味するのか、などと考えていくと、とにかく???の連続になってしまう。
============
あの仕掛けで損をしたのは、ライブドアの作り話にのせられた大衆投資家たちで、ボロ儲けをしたのは、ライブドアと、ライブドアが最初から投資事業組合に引きこんだ連中である。それが誰であったかまだ全くわからないが、当然ながら当局はすでにその名簿を手に入れている。
その名簿はいわばパンドラの箱で、それが開いたとたん、何が出てくるかわからない。要するに、それはボロ儲けができるにきまっている儲け話に、特定少数の人々を一枚かませてやったという話で、構図としてはリクルート事件の未公開株のバラまき(これもボロ儲けするに決まっている話だった)とよく似ている。
いったいどういう人々にそれだけのボロ儲けをさせてやったのか。
いまいちばんウワサされているのは、ブラック社会のヤミ金融の世界につらなる人々である。
増版の際に堀江本から削られた“過去”
前社長の堀江貴文容疑者がニッポン放送株の買占めをやった頃から、ウラでヤミ金融の世界と深いかかわりがあるというウワサが強くあったことは前にも書いたことがある(第9回 巨額の資金を動かしたライブドア堀江社長の「金脈と人脈」)。
そのときも書いたことだが、堀江容疑者とヤミ金融との付き合いは古いといわれている。ライブドアの前身の「オン・ザ・エッジ」という会社を立ち上げるとき、堀江容疑者はその資金のほとんどを、当時の彼女の父親から借金していた。彼女とうまくいっていた間は、それは借りたままでよかったのだが、そのうち、会社が成功し、お金もできて、堀江容疑者には別の彼女ができてしまった。それが彼女にバレ、堀江容疑者は彼女と別れなければならない羽目におちいった。
当然その借金を返さなければならない(というか、その父親が持っていた株式を時価で買い戻さなければならない)ことになった。それは会社を立ちあげたときは600万円ほどだったといわれるが、彼女と別れるときには、会社が成功して、上場もしていたおかげで、時価にして、5億円近くになっていた。当時の堀江容疑者は、社長とはいえ、所得は1000万円台で、5億円の借金をおいそれと返せるほどの金はなかった。そこで一時しのぎにヤミ金融の金を借りたといわれる。
あの記事を書いた頃私は、堀江容疑者について書くために、いわゆる堀江本を片端から集めて読破していった。すると、その当時は、いろんな本に少しづつ自分の過去のことが書かれてあって、そういう話をつなぎ合わせると、いま書いたような話になったのである。
それがヤミ金融からの借金で、その借金をしたばかりに、その後どれほど苦労することになったかまで、堀江本のあちこちに書かれていた。「ヤミ金融」という言葉そのものは使われていなかったが、それ以外のものではないことがすぐにわかるような表現で書かれていた。
しかし、ニッポン放送の買い占め事件以後、堀江容疑者についていろいろ書きたてられるようになると、堀江本は次々に増版されていったが、増版されるたびに、ヤミ金融との関係にふれた部分は削られていって、いま入手可能な堀江本からは、そういう関係をにおわせる記述はいっさい消えている。しかし、インターネットのページの中には、ヤミ金融と堀江容疑者の関係を相当深く追求するページが前からあったことは前に書いた通りである。
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以上引用終わり。
論拠も根拠も何も無い『闇社会との繋がり』論ですからね、話半分(?)としても、例の自殺報道の際のホリエモンの狼狽ぶりなどを見ると、真っ白というわけには行かないような気がします。
その場合、ポチと検察とはどこまで意思が疎通していたのかという問題が当然出て来ます。
先の小泉の所信表明演説などは異様なほど危機感たっぷりだったでしょう?
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第 9回巨額の資金を動かした堀江社長の「金脈と人脈」&
第66回小泉政権揺さぶるBLT問題・防衛庁・ライブドア・天皇制(2/13)の引用です。
私は最初の頃少し読んでいたけど最近は全くご無沙汰でした。
いつも言いますが、私の場合主要なネタ元はTVワイドショーなのです♪
今回私の別の日記にTBがあってこの立花さんの連載を引用していたので、もう皆さんご存知でしょうが敢て取り上げてみました。ぶひひ。
ちなみに、『立花隆のメディア・ソシオポリティックス』の一覧はここです。
いろいろ諸般の事情で訂正やら改定やらが行われているらしく、テキストが定まらないので『一応の引用(!)』なのですよ。ぷいぷい。→→→
http://nikkeibp.jp/style/biz/topic/tachibana/media/index.html
============
堀江社長とリーマンをつなぐ「黒い影」の正体
さて、先の「WiLL」の記事で名前が伏されていた黒幕だが、このページでは真偽不明なある情報を伝えている。あっさり撹乱情報にひっかかった人間にはなりたくないから、情報の骨格だけをボンヤリ伝えておくと(本当はそこには、いろいろな驚くようなことが書かれているのだが、その情報のウラがとれないので、ここではこうしておく)、要するに、ライブドアの背後に、ヤミ金融の世界の人間がいて、本当はそれが堀江社長とリーマン・ブラザーズをつないだというのである。
堀江社長がニッポン放送の株式を約50%買占めるために、どれだけの資金を必要としたか、本当のところはよくわからないが、仮に1株約5950円(フジテレビのTOB価格)の概算値(本当はそれ以上で買っているはずだが、とりあえずこうしておく)で1640万株(ニッポン放送の発行済み株式の50%とする)入手したとすると、概算975億8000万円になるから、800億円では明らかに足りない。そこで、ヤミ金融の人間からも、100億円単位の借金をしたというのである(このページを見つけた人はそこに金額も書いてあることを知るだろう)。
以上の話、いかにもありそうなストーリーに仕立てられてはいるが、どこまで信じてよいのか全くわからない。というより、話を信じさせるような手がかり論拠すらほとんど示されていないから、ここでも具体的な記述は紹介せず、その内容がヤミ金融業界の人間のからみであるというにとどめておく。
これまでも、ロッキード事件のような世をゆるがす大スキャンダルが起きたり、あるいは、世間の耳目が集中するような大事件が起きると、マスコミの周辺にはこのような、面白いけれど真偽を確かめようのないガセネタが、裏社会(?)の側から必ずドッと流れ出してくるものなのである。それは撹乱のためなのか、あるいは愉快犯的心情か、株主がやっていることなのかはわからないが、とにかくガセネタがふえる。
中には後にホンネタとわかるものもあるが、ガセネタのほうが比率はずっと多い。ブラックの世界は、基本的に魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界なのである。火傷したくなかったら、マユに半分ツバをつけて聞くにとどめておく方がいいだろう。特に、堀江社長に裏世界の人間が巨額の資金を直接用立てたという話は怪しい。これが本当なら、堀江社長がこれを返せなかった場合大変なことになる。裏金融の世界というのは、青木雄二のナニワ金融道の世界だから、それこそ、命を取るか取られるかというような恐ろしい追い込みがかけられることになる。堀江社長は若いときに、高利の借金の恐さを十分学習済みのようだから、そこまで危ない橋は渡ってないだろうと私は思っているが、先の「WiLL」の記事にあったような常識では考えられないような妙な取引が繰り返されているということが事実とすると、それは何を意味するのか、などと考えていくと、とにかく???の連続になってしまう。
============
あの仕掛けで損をしたのは、ライブドアの作り話にのせられた大衆投資家たちで、ボロ儲けをしたのは、ライブドアと、ライブドアが最初から投資事業組合に引きこんだ連中である。それが誰であったかまだ全くわからないが、当然ながら当局はすでにその名簿を手に入れている。
その名簿はいわばパンドラの箱で、それが開いたとたん、何が出てくるかわからない。要するに、それはボロ儲けができるにきまっている儲け話に、特定少数の人々を一枚かませてやったという話で、構図としてはリクルート事件の未公開株のバラまき(これもボロ儲けするに決まっている話だった)とよく似ている。
いったいどういう人々にそれだけのボロ儲けをさせてやったのか。
いまいちばんウワサされているのは、ブラック社会のヤミ金融の世界につらなる人々である。
増版の際に堀江本から削られた“過去”
前社長の堀江貴文容疑者がニッポン放送株の買占めをやった頃から、ウラでヤミ金融の世界と深いかかわりがあるというウワサが強くあったことは前にも書いたことがある(第9回 巨額の資金を動かしたライブドア堀江社長の「金脈と人脈」)。
そのときも書いたことだが、堀江容疑者とヤミ金融との付き合いは古いといわれている。ライブドアの前身の「オン・ザ・エッジ」という会社を立ち上げるとき、堀江容疑者はその資金のほとんどを、当時の彼女の父親から借金していた。彼女とうまくいっていた間は、それは借りたままでよかったのだが、そのうち、会社が成功し、お金もできて、堀江容疑者には別の彼女ができてしまった。それが彼女にバレ、堀江容疑者は彼女と別れなければならない羽目におちいった。
当然その借金を返さなければならない(というか、その父親が持っていた株式を時価で買い戻さなければならない)ことになった。それは会社を立ちあげたときは600万円ほどだったといわれるが、彼女と別れるときには、会社が成功して、上場もしていたおかげで、時価にして、5億円近くになっていた。当時の堀江容疑者は、社長とはいえ、所得は1000万円台で、5億円の借金をおいそれと返せるほどの金はなかった。そこで一時しのぎにヤミ金融の金を借りたといわれる。
あの記事を書いた頃私は、堀江容疑者について書くために、いわゆる堀江本を片端から集めて読破していった。すると、その当時は、いろんな本に少しづつ自分の過去のことが書かれてあって、そういう話をつなぎ合わせると、いま書いたような話になったのである。
それがヤミ金融からの借金で、その借金をしたばかりに、その後どれほど苦労することになったかまで、堀江本のあちこちに書かれていた。「ヤミ金融」という言葉そのものは使われていなかったが、それ以外のものではないことがすぐにわかるような表現で書かれていた。
しかし、ニッポン放送の買い占め事件以後、堀江容疑者についていろいろ書きたてられるようになると、堀江本は次々に増版されていったが、増版されるたびに、ヤミ金融との関係にふれた部分は削られていって、いま入手可能な堀江本からは、そういう関係をにおわせる記述はいっさい消えている。しかし、インターネットのページの中には、ヤミ金融と堀江容疑者の関係を相当深く追求するページが前からあったことは前に書いた通りである。
============
以上引用終わり。
論拠も根拠も何も無い『闇社会との繋がり』論ですからね、話半分(?)としても、例の自殺報道の際のホリエモンの狼狽ぶりなどを見ると、真っ白というわけには行かないような気がします。
その場合、ポチと検察とはどこまで意思が疎通していたのかという問題が当然出て来ます。
先の小泉の所信表明演説などは異様なほど危機感たっぷりだったでしょう?
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