本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

結果が数字で出た。

2011-12-03 15:08:58 | 社会
1.私は橋下が勝つのは想定していたが、幾らなんでも毎日系の世論調査(という名の世論操作)のようにダブルスコアになるとは考えていなかった。「ダブルスコアが想定されれば浮動票は小旅行に出掛けて棄権するだろう。そうなれば組織票のある平松有利に働く」というのが毎日の描いた棄権推奨の構図である。私などを浮動票と呼びたいのならそう呼んでくれて一向に構わないが、あまり世論を舐めてはいけない。平松も前回以上10万票以上も票を伸ばした上での、午後8時台の橋下当確発表であるから偉そうに橋下をこきおろしていた市職の走狗=平松の完敗である。ざまあみろである。

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結果を重く受け止めて…橋下氏、府教委をけん制
読売新聞 11月28日(月)7時27分配信

 「教育委員会は今回の選挙の結果を重く受け止めるようにお願いしたい」。橋下さんは27日夜、当選のあいさつの中で、大阪維新の会が大阪府議会へ提出している教員の処分基準などを明文化した「教育基本条例案」に触れ、反対している府教委をけん制した。

 同条例案は5段階の人事評価を導入し、最低評価が連続した場合は、免職を含む分限処分の対象とするなどという内容。教育長を除く5人の府教育委員は「教育独裁条例だ」などと批判、可決した場合は全員が辞職する意向を表明している。 .最終更新:11月28日(月)7時27分

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2.既成政党で維新の会を推したのはみんなの党だけである。石原御大の弟分を自称する亀井静香『国民新党』などは両天秤を掛けているのだから話にならない。石原の応援演説⇒「日本で独裁政治など出来ない。橋下がそれをやろうとしたら私が止める」は私は選挙の後知ったが、これは笑えるし、なかなかいい台詞だった。

 平松派は全体で「独裁政治は御免です」などというまるで共産党のようなキャッチコピーで戦って、仕舞には「司会者(田原)が橋下寄りだから」という理由をでっち上げて公開討論をドタキャンしてしまったのだから「なんだ、こりゃ!?」である。

3.私はむしろ府知事選の方が心配と言えば心配だったがそれも杞憂に終わった。府議会では維新の会が既に過半数の議席を得ていることを考えれば、橋下に投票した人が倉田に投票するケースなど想定し難いのだから、橋下が府知事の椅子を投げ出してまで市長の椅子を取りに行った真意を大阪市民は充分汲み取っていたのである。

 倉田は府下市長会のボスだそうだが、「橋下の残像~幻影に負けた」などと自嘲し敗戦の弁を語っているのだから、元々が大した人材ではなかったのである。しかし民主党も自民党も独自候補を立てられず、成行きで倉田支持に回らざるを得なかったのだからお粗末そのものだ。既成政党は全部足してもやんちゃ坊主一人に太刀打ち出来なかったわけである。前回総選挙では民主党に吹いた風も次は吹かない。私は小沢派には入れるが民主党には入れない。どっちにころんでも民主党は苦しい。

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27日に投開票された大阪ダブル選挙は、橋下徹前知事率いる大阪維新の会の圧勝に終わりました。大阪市を解体するとしている新市長を迎える市の職員は複雑な表情です。

 27日に投開票された大阪市長と知事のダブル選挙では、大阪維新の会代表の橋下前知事が市長に、幹事長の松井一郎前府議が知事に当選しました。橋下氏は4年後を目指して大阪府と市を解体して大阪都に再編するため、今後、国政政党の協力が得られなければ、国政にも維新の会から候補者を立てるとしています。
 松井一郎氏:「橋下新市長とともに、大阪を再生させる。日本を支えるエンジンの役割を担いたい」
 橋下徹氏:「反対論もすべて出し尽くしたうえで、有権者が出した結論ですから。行政組織、大阪府庁・大阪市役所職員、教育委員会、今回の選挙結果をしっかり受け止めるように」
 宣戦布告を受けた大阪市の職員らは複雑な反応です。
 市職員:「市長が代われば、その方向に向かって行政を進めていく、それが公務員」「民意という単語が、僕の認識と違う。選挙に通ったという事実は、その通りだと思いますけど」
 一方、市民からは、大阪を変えてほしいと期待の声が聞かれました。
 市民:「職員の人は昔から頭凝り固まってるから、それを変えないと」「これから橋本さん、維新の会が何をするかですね。選挙の結果は出たけど、実際に何もしないという例が今まで政治に多かったので」
 それぞれの陣営には、28日に当選証書が手渡されました。松井新知事は29日に初登庁し、橋下新市長は前市長の任期満了を待って来月19日に就任します。(テレ朝ニュース)

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4.歩道上の自転車の走行は基本的には違法行為になるのだそうである。自転車は車両だからである。ただ自転車の場合は各町内会等に依る特例条項があって、現実には自転車の歩道走行は100%OKとなっている。
 これがもし完全禁止になったら「ママチャリで京都まで行きたい♪」と抜かしている私も困るし、自転車の前後に二人の子供を乗せてスーパーへ買い出しに出掛けるお母さん方も困る。自転車に乗ってパトロールしている駐車監視員の皆さんだって困るだろう。

 自転車専用路を実施(検討)している自治体もあるが、そんな予算はないという自治体も多い。

 原付の歩道走行は特例も例外もない犯罪行為である。「1~2mならいいだろう」とか、「営業用ならOKだ」とかいった例外はないのである。郵便配達員も今は歩道上は走らない。「自転車が違法OKなのだから原付もいいのだ」などと抜かしているのは、大阪広しと雖も天天だけである。友人の注意・勧告を無視・黙殺して10年以上に亘ってこれを敢行して来た天天の経営者は極悪非道の大罪人であるが、これを見逃して来た東住吉警察はどうなるか!?
 故意に黙認して来たのなら犯罪の共犯者であるが、「見逃していた。気づかなかった」というのなら職務怠慢である。

5.我々もミニコミ風にあちこち取材してこの記事を書いている。これまで他地区の二組の駐車監視員に質問したし、ご町内では町会長さんの話も聴いた。

 一人の監視員の方は(もし自分が原付の歩道走行を見掛けたら、「注意する」のではなく)「取り締まる」と明言した。別の監視員も「原付の歩道走行は問題外(の犯罪)だ」と断定した。

 一方町会長さんの話は少々込み入って来る。友人は桑津1丁目の会長さん宅をアポなしで訪ねたのだが、天天の所在する「桑津1丁目24」は彼の管轄する地区ではなく、関西線の広い25号の向こう側の町会(桑津2か4かわからないが)の管轄だそうである。
「だから町会費は天天からは1円も貰っていません」と笑って答えたらしい。

 以前は狭い裏道に過ぎなかった道路が大拡張されて25号のバイパスとなっているため、当該地区は「飛び地」になっているのである。この辺り一帯は国道では珍しく25号は新旧の二股に分かれている。

 町会長は通りの向こうの会長さんの住所・氏名を教えてくれたばかりではなく、ちょっとした裏の事情も友人に教えた。
「スシロー(百円寿司)は駐車場の空きがなくなると後から来た客は追い返す」と言ったのは友人だが、「それが普通だろう」と答えたのは会長さんである。

 戦中・戦前の隣組の流れを汲む「町会」は警察機構への協力機関という側面を色濃く持つ。どちらも制度(システム)である。
 ご町内での揉め事、迷惑行為、犯罪等は町内会が窓口となって警察への通報を行うことが奨励されている。それで友人は余所者でしかない自分が直接警察に行くよりも町会長さんらの口添えを得て警察に通報した方が通りがいいのではないかと(単なる思い付きに過ぎないだろうが)考えた模様である。

 会長さんは違法走行と違法駐車の話を聞いて、

「そういうことなら町内会にではなく警察に行ったらいいのではないか?」と答えたそうだ。
 そこで友人は「自分は町会長さんに天天に行って貰いたいのではなく、区内の住民からこういう報告があると警察に話を通して貰いたいだけだが、もし町内会が動いてくれないなら自分が直接警察に行ってもいい」と応じたそうである。
 違法駐車については、(警察官がそれを現認したらの話だが)「切符を切られて罰金を取られる。それでおしまいだ」と言った。何か前例があるかのような口ぶりだったそうだ。「我々が営業中の天天に抗議に行ったら逆に営業妨害云々で訴えられるかも知れない」とも言った。向こうにはバックに日本一の金持ち政党とそのお抱え弁護士らが付いているからこちらも彼らに挙げ足を取られることのないよう注意が必要だ。友人が「あの店は民商だ」と言っても会長は軽く頷くだけだったというから、そんなことなど先刻承知だったのだろう。
 原付の違法走行については減点と罰金だけでは済まない。近隣住民に対する迷惑行為を店長の指示の下10年以上に亘って行って来ているのである。

6.それで、この店には不思議なことがある。店長以下メンバーが頻繁に交代するのである。誰が店長なのか、相手は何も言わないから友人にもわからない。配達要員はしょっちゅう募集している。友人は「待遇が悪いから居つかないのだろう」と軽く考えていたらしいが、どうもそういうことではないようだ。
 メンバーだけではない。(何故か町会長さんも指摘していたが)数台ある店のバイクも頻繁に交換しているのである。何のためにそんなことをするのか!?

 理由は目下のところ一つしか見当たらない。
 それはクレームが付いた従業員や番号が割れたバイクは次々交換してしまうのである。
 これでは警察が調べに入ってもチンプンカンプンになってしまう。
 つまり天天は組織ぐるみの隠蔽工作をここ10年繰り返して来たことになる。

 違法走行を連日繰り返す理由もわからない。確かに道交法を順守していたのでは時間的ロスは出るだろうが、それも一回当たり5分も10分も要するものではない。多くても1、2分のロスである。

奴らはただ《面倒臭いから!》の一点で、10年以上に亘って不法行為を連日繰り返して来ており、それを東住之江署は事実上黙認して来たのである。
 そもそも法を守っていたらロスになるなどという論法が通用したら現行法秩序は粉々になってしまう。
 トイレなど行っていたらロスだからと路上で立小便をする。灰皿のある場所まで行っていたらロスだと街角で喫煙し吸い殻はその場に捨てる。ごみ箱まで行くのはロスだからその場に空き缶を捨てる。・・天天従業員が日々行っている車道逆走や歩道走行はこの類である。

 私が京都へ行った際しばしば休憩する新京極の六角公園には「この場で喫煙すると罰金が科せられます」との注意書きがあるが、監視員はたまにしかやって来ないから、喫煙者は後を絶たず、吸い殻は噴水に投げ込まれるが(トラブルを恐れてか)誰も注意などしない。私も写真の1枚も撮ってやりたいが、逆ギレされるのも嫌だから黙認している。あちゃ。


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7.天天の値段は(配達料込ということだろうか)高級料理でもないのに皆高くて、一番安いのはラーメンの600円であるから、私は一遍入っただけで止めた。今は牛丼並盛が250円の時代である。街へ出ると、これを指標に、昔は定番だった「650円の日替ランチ」などは消え失せ、料理店のメニューは高いか安いかの両極に二極分解しているかのように私の目には映る。高い方は千円前後、安い方は250円の玉子丼だったり300円台のランチだったりである。

 今日(11/30)私は日替わりランチが550円という中華料理店に入った。メンチカツ、八宝菜、玉子焼&野菜とライスの弁当箱に味噌汁付きで、天天のラーメンより50円安い。

 公明党支持者の中には金持ちもいれば貧乏人もいるが、共産党員はみな金持ちなのである。だから天天の金も毎日払える。
 西成のことで言えば、共産党は「役所と行政が悪いのだから市民が救貧活動やカンパなどはしなくていい」というスタンスで通して来たわけであるが、今度の選挙ではその行政のトップ=平松支持に回った。馬鹿じゃねえか?論理も何もない。(笑)

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8.共産党は以前は公明党と支持層が競合していると言われたものであるが、その勝負付けは既に済んでいると私は見ている。
 つまり公明党の完勝である。それは国会議員や地方議員の数を見れば明らかである。

 私は共産党や社民党は既に歴史的使命を終えていると思う。いや、昨今の情勢を見ると、彼らのみならず民主党も自民党も終えているかも知れない。小沢さんは「今選挙をやったら民主党は50議席になる」と言ったらしいが、それもあり得ない話ではない。「政界再編」などとカッコイイことを言うが、所詮は今国会にいる連中がああだこうだ屁理屈を重ねて組み合わせを変えるだけの話だ。「橋下は紆余曲折があってもいずれは国会に進出せざるを得ない」という議論も既に巻き起こっている。そうなれば橋下の友軍となった連中の勝ちである。橋下は当然総理大臣になる。これは実質大統領制である。
 
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  ↓ これはYouTubeにあった東住吉民主商工会への右翼からの(?)攻撃ビデオであるが音声が聞き取れないので内容はよくわからない。東住吉民主商工会で検索したら出て来たので一応アップしておいたのだが、これをアップしてからというもの、例えば「共産党」と入力しただけでも、或いは「フルシチョフのスターリン批判」と打ち込んだだけでも直ちに「インターネットエクスプローラーに異常が発生しました」というメッセージが流れ全文削除されてしまう。これ以上問題を大きくさせたくないという民商からの横槍が入ったものか、言論の封殺狙いの蛮行である。

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