生産過剰で生乳1000トン廃棄 北海道、全国でも初めて
北海道内の生乳を集荷して販売する指定生乳生産者団体「ホクレン農業協同組合連合会」(札幌市)が、生産過剰のため生乳約1000トンを廃棄することが17日、分かった。農水省によると指定生乳生産者団体のこうした廃棄は初めてという。
生乳は約2000万円を掛けて廃棄物処理場で加熱し、焼却処分や肥料への加工をする見通し。ホクレンは「廃棄せざるを得ない事態となり、全道の酪農家や消費者に申し訳ない」と話している。
ホクレンによると、昨年は好天に恵まれ良質な飼料が収穫されたことなどから出荷量が増加、9月から生産計画を上回る状態が続いている。(共同通信) - 3月17日11時25分更新
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*乳牛については昨年2月12日の日記に少し書いたので、以下に全文引用してみます。
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昨日の夕方、関西のローカル番組で乳牛の一生についての取材を紹介していた、という話をしようとしていたら、とんだ邪魔が入ったのであった。オホン。では、改めて。
(数字は正確ではないので、詳細については御自分でお確かめ下さい。)
それによると、乳牛は生後16ヶ月で成牛と認められ人工授精させられる。強制妊娠させられるのである。乳牛とはいえ、妊娠しないことには乳は出さない。乳牛が乳を出さないと私たちは牛乳を飲めないから、乳牛には本人(?)の意思に関わらず、どんどん妊娠して貰わなければならないわけである。
で、出産直前まで搾乳機による乳搾りが続けられ、いざ出産を終えると2ヶ月間の産後休暇の後またもや人工授精を施される。そういうサイクルが3~4回繰り返されると流石に乳の出が悪くなり、悪くなった乳牛は経済効率が悪く、同じ飼料を与え、同じ世話をするならより乳の出の良い乳牛に切り替えるのが当然の理となる。酪農家は何も動物愛護の慈善事業をしているわけではないのである。
それで最早用済みとなった彼女にはされ肉牛となる運命だけが待っているのであって、市場に出回る牛肉の約50%はこれらの元乳牛の肉らしい。
私のこれまでの記述はかなり牛を擬人化していたが、この取材に当たった牛乳大好きという女性アナウンサーも「同じ女性として身につまされる」とのコメントを挟んだ。しかし私たちはそこまで言ってはいけないかも知れない。
他の生命を食べ続けることなしには一日たりとも生き永らえることの出来ない私たちであるが、かつて宮沢賢治は『ヴィジテリアン大祭』の中で、
「あなた方は肉食反対というが、あなた方がそうして呼吸しているだけでも、実際空気中のバクテリアを殺し続けているのだから、所詮程度の問題に過ぎないではないか?」という肉食派の主張に対しては、
「その、程度の問題こそが重要なのだ。哺乳類が同じ哺乳類を殺して食べるのと、空中の微生物を呼吸によって殺すのとでは全然意味が違う」と菜食主義者に反論させている。
(引用は全く不正確です。)
いずれ人類が地球脱出を試みる時代が到来すれば、私たちは肉食はおろか米や小麦をも食さないで済むことになるに違いないと私は漠然と思っている。さもないと巨大なノアの箱舟が無数に必要になるからである。
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以上自分のblogからの引用終わり。
これもどこかに書いたが、私は或る夏信州のレタス農家へ援農のアルバイトに行き、そこでもレタスの《圃場廃棄←これは畑から収穫しないままトラクターで踏み潰すこと》《買取廃棄←これは農協が捨て値で買取り、そのまま穴を掘って埋めてしまうこと》に遭遇したことがあった。いずれも生産過剰で生産費を回収できないと農協が判断した場合に、その地区で一斉に行われる。
「もったいない」「罰が当たる」そのものな話だが、市場経済にはそういう馬鹿げたロスが付き物である。キャベツの話は今でもよく聞くが、牛乳までもとは驚いた。
私自身は、牛乳やパンは今高いという実感があるのだが・・・。
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*次に野球の話題。
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日本の準決勝進出決まる、米がメキシコに敗退…WBC
【アナハイム(米カリフォルニア州)=下山田郁夫】野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」は16日、2次リーグ1組の最終戦、米国―メキシコ戦が行われ、メキシコが2―1で勝ち、日本の準決勝進出と米国の敗退が決まった。
メキシコは三回、カントゥの適時打で1点を先制、米国は四回、ウェルズの犠飛で追い付いたが、五回にメキシコは一死二、三塁から内野ゴロの間に三塁走者が生還して、2―1とし、そのまま守り切った。(読売新聞) - 3月17日12時33分更新
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以上、引用終わり。
*わおうっ!
なんかメキシコが勝っちゃったみたい~っ!
ていうことは、日本は明後日準決勝に行けますぅ~。
ぎゃはははは!
それにしても、あのボブ・デビットソンてひどいね。
誤審なんてもんじゃないよ。
はあ? 離塁が早かった?
はあ? ポールに当たったけどホームランじゃない?
はあ? 帰塁は遅くなかった?
全部、偏見と独断に満ちたアメリカ有利の判定じゃないか!
あんなんで、もしアメリカが勝っていたとしても、メジャーの選手だったらむしろ屈辱と感じるだろう。メジャーで使って貰えない審判が何故世界戦に出て来るんだ?
クビにしろ、あんな奴!
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北海道内の生乳を集荷して販売する指定生乳生産者団体「ホクレン農業協同組合連合会」(札幌市)が、生産過剰のため生乳約1000トンを廃棄することが17日、分かった。農水省によると指定生乳生産者団体のこうした廃棄は初めてという。
生乳は約2000万円を掛けて廃棄物処理場で加熱し、焼却処分や肥料への加工をする見通し。ホクレンは「廃棄せざるを得ない事態となり、全道の酪農家や消費者に申し訳ない」と話している。
ホクレンによると、昨年は好天に恵まれ良質な飼料が収穫されたことなどから出荷量が増加、9月から生産計画を上回る状態が続いている。(共同通信) - 3月17日11時25分更新
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*乳牛については昨年2月12日の日記に少し書いたので、以下に全文引用してみます。
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昨日の夕方、関西のローカル番組で乳牛の一生についての取材を紹介していた、という話をしようとしていたら、とんだ邪魔が入ったのであった。オホン。では、改めて。
(数字は正確ではないので、詳細については御自分でお確かめ下さい。)
それによると、乳牛は生後16ヶ月で成牛と認められ人工授精させられる。強制妊娠させられるのである。乳牛とはいえ、妊娠しないことには乳は出さない。乳牛が乳を出さないと私たちは牛乳を飲めないから、乳牛には本人(?)の意思に関わらず、どんどん妊娠して貰わなければならないわけである。
で、出産直前まで搾乳機による乳搾りが続けられ、いざ出産を終えると2ヶ月間の産後休暇の後またもや人工授精を施される。そういうサイクルが3~4回繰り返されると流石に乳の出が悪くなり、悪くなった乳牛は経済効率が悪く、同じ飼料を与え、同じ世話をするならより乳の出の良い乳牛に切り替えるのが当然の理となる。酪農家は何も動物愛護の慈善事業をしているわけではないのである。
それで最早用済みとなった彼女にはされ肉牛となる運命だけが待っているのであって、市場に出回る牛肉の約50%はこれらの元乳牛の肉らしい。
私のこれまでの記述はかなり牛を擬人化していたが、この取材に当たった牛乳大好きという女性アナウンサーも「同じ女性として身につまされる」とのコメントを挟んだ。しかし私たちはそこまで言ってはいけないかも知れない。
他の生命を食べ続けることなしには一日たりとも生き永らえることの出来ない私たちであるが、かつて宮沢賢治は『ヴィジテリアン大祭』の中で、
「あなた方は肉食反対というが、あなた方がそうして呼吸しているだけでも、実際空気中のバクテリアを殺し続けているのだから、所詮程度の問題に過ぎないではないか?」という肉食派の主張に対しては、
「その、程度の問題こそが重要なのだ。哺乳類が同じ哺乳類を殺して食べるのと、空中の微生物を呼吸によって殺すのとでは全然意味が違う」と菜食主義者に反論させている。
(引用は全く不正確です。)
いずれ人類が地球脱出を試みる時代が到来すれば、私たちは肉食はおろか米や小麦をも食さないで済むことになるに違いないと私は漠然と思っている。さもないと巨大なノアの箱舟が無数に必要になるからである。
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以上自分のblogからの引用終わり。
これもどこかに書いたが、私は或る夏信州のレタス農家へ援農のアルバイトに行き、そこでもレタスの《圃場廃棄←これは畑から収穫しないままトラクターで踏み潰すこと》《買取廃棄←これは農協が捨て値で買取り、そのまま穴を掘って埋めてしまうこと》に遭遇したことがあった。いずれも生産過剰で生産費を回収できないと農協が判断した場合に、その地区で一斉に行われる。
「もったいない」「罰が当たる」そのものな話だが、市場経済にはそういう馬鹿げたロスが付き物である。キャベツの話は今でもよく聞くが、牛乳までもとは驚いた。
私自身は、牛乳やパンは今高いという実感があるのだが・・・。
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*次に野球の話題。
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日本の準決勝進出決まる、米がメキシコに敗退…WBC
【アナハイム(米カリフォルニア州)=下山田郁夫】野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」は16日、2次リーグ1組の最終戦、米国―メキシコ戦が行われ、メキシコが2―1で勝ち、日本の準決勝進出と米国の敗退が決まった。
メキシコは三回、カントゥの適時打で1点を先制、米国は四回、ウェルズの犠飛で追い付いたが、五回にメキシコは一死二、三塁から内野ゴロの間に三塁走者が生還して、2―1とし、そのまま守り切った。(読売新聞) - 3月17日12時33分更新
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以上、引用終わり。
*わおうっ!
なんかメキシコが勝っちゃったみたい~っ!
ていうことは、日本は明後日準決勝に行けますぅ~。
ぎゃはははは!
それにしても、あのボブ・デビットソンてひどいね。
誤審なんてもんじゃないよ。
はあ? 離塁が早かった?
はあ? ポールに当たったけどホームランじゃない?
はあ? 帰塁は遅くなかった?
全部、偏見と独断に満ちたアメリカ有利の判定じゃないか!
あんなんで、もしアメリカが勝っていたとしても、メジャーの選手だったらむしろ屈辱と感じるだろう。メジャーで使って貰えない審判が何故世界戦に出て来るんだ?
クビにしろ、あんな奴!
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