本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

近頃のニュース散策。

2007-08-10 22:06:55 | 社会
 ↑ 写真はNYタイムスからお借りしました。
「対局日勘違い」欠席2棋士、出場停止 日本将棋連盟

2007年08月09日19時11分『朝日新聞』

 日本将棋連盟は9日、対局開始時刻に現れず不戦敗となった棋士2人にそれぞれ罰金100万円と、同じ棋戦の次回出場停止の処分を下した、と発表した。

 処分されたのは中田功七段(40)と武者野勝巳六段(53)。将棋連盟によると中田七段は3日、武者野六段は6日、テレビ棋戦の予選対局で、開始時刻の午後2時に対局場に現れなかった。いずれも対局日を勘違いしたというのが理由。

 7月にも若手棋士が別の棋戦で遅刻して不戦敗となり、手当月額30%減1カ月と厳重注意の処分を受けたばかり。連盟理事会は2日付の棋士向け会報で注意を呼びかけていた。

 中田七段と武者野六段は過去20年間でいずれも6回目の不戦敗だったことから、事態を重く見た理事会が、異例の厳しい処分を下した。

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 *この人たちも「閉じている」という意味では相撲協会と五十歩百歩の変則社会の住民である。将棋指しは親の死に目に会えないと、昔は言われたものである。将棋を指してナンボ、棋譜を主催者に売ってナンボの人間が錯覚で?対局をすっぽかすというというのはどういうことなのかよくわからない。余暇に呆けて本業をついうっかり忘れてしまったというのなら、次のニュースのパチンコ狂いの警察官と大差ない。
 罰金100万円が彼らにとって高いのか安いのか相場?なのかもわからないし。w
 年収1,000万円以上の世帯はわが国の1.2%に過ぎないわけだが。

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 勤務中3日に1度のパチンコ通い、警察技官を減給処分

2007年08月09日23時49分『朝日新聞』

 ほぼ3日に1回の割合で勤務中にパチンコをしていたとして、近畿管区警察局は9日、同局機動通信課係長の男性技官(44)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。技官は同日、依願退職した。技官は「パチンコをしたくてしょうがなかった。収支はマイナスだった」などと話しているという。

 同局監察課によると、技官は今年3月22日から7月6日までの平日の計27日間に、勤務時間中に大阪・ミナミなどの店に行き、パチンコをしていた。遊技時間は確認できただけで計175時間、1日平均で6時間を超えたという。

 技官は、警察署などにある無線設備の保守、管理を担当していた。午前9時にいったん大阪市中央区の同局に出勤し、その後、同僚らと車で署などに向かう途中、「用事があるねん」などと言って降り、パチンコ店に入っていた。夕方に同僚に連絡してパチンコ店近くに車を呼び、同局に戻っていたという。

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 コーラン暗唱すれば1年減刑 ハマスがガザの刑務所で

2007年08月09日23時27分『朝日新聞』

 パレスチナ自治区ガザを支配しているイスラム過激派ハマスはこのほど、ガザ市にあるサラヤ刑務所で、受刑者がイスラム教の聖典コーランの一部を暗唱すれば1年減刑する、との方針を決めた。

 この刑務所には麻薬密売や窃盗などの刑事犯罪で最高十数年の禁固刑を言い渡された約200人が収容されている。ヘメド所長は「コーランを暗唱することで、受刑者が早くよい行いを身につけることを期待している」と述べた。多くの受刑者が練習を始めたという。

 暗唱の対象は30巻(計114章)分のうち5巻で、どこを選んでもいい。文章が短くて覚えやすいといわれる後半部分に人気が集まりそうだ。

 ハマスはコーランの暗唱に力を入れている。ガザでハマス指導部の人材源となっているイスラム大学では、5巻分の暗唱が全学生の必修だ。刑務所の基準はこれをもとにしている。

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 ヒト進化の道変わる? ハビリス、人類祖先の兄弟分か

2007年08月09日03時05分『朝日新聞』

 アフリカのケニア北西部で、現在の人類(ホモ・サピエンス)につながるとされてきたホモ・ハビリスの新たな化石が見つかった。従来より約20万年新しい144万年前のものとみられる。ホモ・サピエンスの直接の祖先とされるホモ・エレクトスとの共存期間が約50万年に延びることから、研究チームは「ハビリスはエレクトスの祖先ではなく『兄弟分』だったのではないか」としており、人類進化の道筋が変わる可能性もある。

 ケニアや英国などの国際研究チームが、9日付の英科学誌ネイチャーに発表する。

 チームは00年にケニア北西部のトゥルカナ湖近くで、6本の歯が残った上あごの化石を発見。犬歯や親知らずなどの大きさや形状から、ハビリスのものと結論づけた。

 これまでの「祖先説」では、ハビリスはエレクトスに進化し、約165万年前の化石を最後に消えたとされてきた。今回の発見で、ハビリスとエレクトスとは同じアフリカで約50万年間共存していたことになり、共通の祖先から枝分かれした「兄弟分」の可能性が出てきた。

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水木しげるさんの自伝漫画ドラマ化『鬼太郎が見た玉砕~』 日本人が日本人を殺した

2007年8月9日 『東京新聞』朝刊

 NHKスペシャル・終戦特集ドラマ「鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~」が十二日午後九時から放送される。「ゲゲゲの鬼太郎」などの妖怪漫画で知られる漫画家・水木しげるさんの自伝戦記漫画「総員玉砕せよ!」(1973年発表)をドラマ化した。先の戦争では日本人が、潔く死ぬよう日本人に命じた。奇跡的に生還したものの左腕を失った水木さん原作のドラマは、戦争の理不尽さをあらためて問いかけている。 (小田克也)

 ドラマは一九七一年、水木さんが「ゲゲゲの鬼太郎」の執筆中、休暇をとってニューギニアを旅する場面から始まる。ニューギニア北東部のラバウルは四三年、二十一歳で召集され、二等兵として送り込まれた地。帰国した水木さんは、戦争体験をもとに「総員玉砕せよ!」を描き始める。

 主人公は自らをモデルとした丸山二等兵。鳥取県の境港で育つが、幼少時は「しげる」と言えず「げげる」となまっていた。徴兵検査は近眼で乙種合格。ニューギニアの小隊に配属されるが、連合軍が島の半分を占領。日本軍は敗色濃厚だった。

 要領の悪い丸山は鬼軍曹の平手打ちを浴びる日々。ヤシの木を運び、穴を掘って陣地をつくり、敵襲を受けた戦友の小指を切って遺骨代わりにする。そんな丸山たち「総員」にやがて玉砕命令が下る-。

 香川照之が丸山と、自身の体験を漫画化しようと葛藤(かっとう)する水木さんの二役を演じ、時代を交差させながら原作が問いかける戦争の“現実”を描き出す。出演はほかに田畑智子、塩見三省、榎木孝明ら。

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 ドラマでは、陸軍士官学校出身のエリート参謀が、丸山たちに玉砕を命じながら、自らは報告義務を理由に玉砕に加わらない場面がある。極限状態に置かれた人間の本性を描き、戦争の理不尽さを表現したエピソードだ。

 今年八十五歳を迎えた水木さんは、「『総員玉砕せよ!』は90%事実。戦記ものを書くと、わけのわからない怒りが込み上げてきて仕方ない。戦死者の霊がそうさせるのではないか」とコメントしている。

 劇中、香川演じる水木さんが「戦後二十年間、人に同情しなかった。戦死した人間が一番かわいそうだと思っていたから」と語るが、これは水木さんの心情そのものだろう。

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 書斎でペンを走らせながら、シュークリームなどをほおばる水木さん。そこへ鬼太郎やねずみ男など、水木漫画でおなじみのキャラクターが出てきて「なんで一緒に死ななきゃいけないのさ」と問い掛ける。重いテーマを取り上げながら、ユーモアもちりばめられている。

 脚本は、映画「金田一少年の事件簿」などの西岡琢也氏。演出はNHK大河ドラマ「義経」などをを手がけた柳川強氏。ニューギニアでの戦闘シーンは六月、鹿児島県の奄美大島で撮影された。

 NHKの家喜正男チーフ・プロデューサーは、「玉砕の名のもとに日本人が日本人を殺した。戦後六十二年たち、今だから言える現実を描きたかった」と語っている。

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cf.後藤田公式HPはまるでパチンコ屋みたいなイラストだった。
cf.ウィキペディア後藤田正純には結構面白いことが書かれていた。


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