偽証明書、国会議員が目前で口添え電話…凛の会元会長供述
郵便不正を巡る厚生労働省の偽公文書作成事件で、再逮捕された自称障害者団体「凛(りん)の会」(解散)元会長・倉沢邦夫被告(73)が大阪地検特捜部の調べに対し、障害者団体証明書が発行されるよう口添えを頼んだ国会議員が、目の前で当時の同省障害保健福祉部長(57)(退職)に電話で依頼したと供述していることがわかった。
元部長もこの議員から凛の会への対応を依頼されたと供述しているという。国会議員の事務所は「議員本人も『そんな電話をかけた記憶は全くない』と言っており、そのような事実は全くないと考えている」と否定している。
関係者によると、倉沢被告は2004年2月、議員会館にある事務所を訪れ、以前に秘書を務めていた議員に対し、「凛の会という団体をつくった。障害者団体と認める厚労省の証明書がほしい」と依頼。議員は了承し、その場で同省の元部長に電話して「よろしく頼む」などと伝えたという。
元部長はこれまでの特捜部の任意聴取に対し、議員から依頼があったことを認め、逮捕された当時の部下で同部企画課長だった前雇用均等・児童家庭局長、村木厚子容疑者(53)に凛の会への対応を指示したと供述。この議員とは「10年来の付き合いだった」とも話しているという。(2009年6月17日03時07分 読売新聞)
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2009年06月17日 『日刊ゲンダイ』掲載
完全にドロンしていたあのユーレイ会社
日本郵政のゴタゴタは、国民の資産「かんぽの宿」の叩き売り疑惑が発端だった。群がったハゲタカ企業は、今どうしているのか。その最たる企業が鳥取のかんぽの宿を1万円で落札し、6000万円で転売した「レッドスロープ」。以前からユーレイ会社ではないかと噂されていたが、あらためて訪ねると完全にドロンしていた。
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自民党はこのまま潰れそう 6/17『日刊ゲンダイ』
「自民党をぶっ壊す」と小泉元首相が口からデマカセ叫んだのがいよいよ現実になった。自民党崩壊の引き金を引くのは、優柔不断な麻生首相だ。日本郵政のトップ人事をめぐってモタつき、世論調査でも軒並み急落。自民党幹部も「カチカチ山に火がついた」と嘆くほどだ。こうなるだろうと予想できた小泉デタラメ政治を暴走させながら、改革派と修正派、反対派が入り乱れて自民党はもはや収拾がつかなくなった。自民党はこのまま潰れそう。政権交代した後はどうなるのか。
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小泉ポチが杵を搗いて麻生が餅を作り、「さあ召し上がれ」と鳩山兄へ差し出したという構図だろうか。もしこのまま泥舟・自公政権が為す術なく沈没してくれるなら、麻生が自民党を再起不能にまで追い込んだ「功績」は讃えていいだろう。
但し民主党政権が成立したからと言ってすぐさま我々の生活が薔薇色に変わるわけではない。なにしろ前の家主が800兆円にも及ぶ借金を踏み倒して、夜逃げ同然に政権を去るわけであるから、誰が何をやったってそう簡単にうまくいく筈もない。
800兆円という数字は日本国の見込み年収の実に168%に及ぶそうで、こんな借金漬けの国を果たして「先進国」と呼べるのかどうか、私には甚だ疑問である。今危機的状況と言われるあの「双子の赤字」のアメリカだって借金は年収の70%ほどしかないのである。
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総裁信任投票呼び掛け=自民・清水氏
6月17日19時17分配信 時事通信
自民党の清水鴻一郎衆院議員(比例代表近畿ブロック、当選1回)は17日、党本部で記者団に対し、次期衆院選前に麻生太郎首相(総裁)の信任投票を実施するため、党内の賛同者を呼び掛ける活動を始めたことを明らかにした。清水氏は「首相のリーダーシップに疑義がある。ベテラン、中堅にも理解してくれる人がいる」と語っており、「麻生降ろし」に発展する可能性もある。
信任投票は7月12日の東京都議選後にも、党所属全国会議員を対象に実施したい考え。信任が得られなければ、9月に予定される総裁選を衆院選前に前倒しするよう党執行部に求めるとしている。
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郵便不正を巡る厚生労働省の偽公文書作成事件で、再逮捕された自称障害者団体「凛(りん)の会」(解散)元会長・倉沢邦夫被告(73)が大阪地検特捜部の調べに対し、障害者団体証明書が発行されるよう口添えを頼んだ国会議員が、目の前で当時の同省障害保健福祉部長(57)(退職)に電話で依頼したと供述していることがわかった。
元部長もこの議員から凛の会への対応を依頼されたと供述しているという。国会議員の事務所は「議員本人も『そんな電話をかけた記憶は全くない』と言っており、そのような事実は全くないと考えている」と否定している。
関係者によると、倉沢被告は2004年2月、議員会館にある事務所を訪れ、以前に秘書を務めていた議員に対し、「凛の会という団体をつくった。障害者団体と認める厚労省の証明書がほしい」と依頼。議員は了承し、その場で同省の元部長に電話して「よろしく頼む」などと伝えたという。
元部長はこれまでの特捜部の任意聴取に対し、議員から依頼があったことを認め、逮捕された当時の部下で同部企画課長だった前雇用均等・児童家庭局長、村木厚子容疑者(53)に凛の会への対応を指示したと供述。この議員とは「10年来の付き合いだった」とも話しているという。(2009年6月17日03時07分 読売新聞)
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2009年06月17日 『日刊ゲンダイ』掲載
完全にドロンしていたあのユーレイ会社
日本郵政のゴタゴタは、国民の資産「かんぽの宿」の叩き売り疑惑が発端だった。群がったハゲタカ企業は、今どうしているのか。その最たる企業が鳥取のかんぽの宿を1万円で落札し、6000万円で転売した「レッドスロープ」。以前からユーレイ会社ではないかと噂されていたが、あらためて訪ねると完全にドロンしていた。
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自民党はこのまま潰れそう 6/17『日刊ゲンダイ』
「自民党をぶっ壊す」と小泉元首相が口からデマカセ叫んだのがいよいよ現実になった。自民党崩壊の引き金を引くのは、優柔不断な麻生首相だ。日本郵政のトップ人事をめぐってモタつき、世論調査でも軒並み急落。自民党幹部も「カチカチ山に火がついた」と嘆くほどだ。こうなるだろうと予想できた小泉デタラメ政治を暴走させながら、改革派と修正派、反対派が入り乱れて自民党はもはや収拾がつかなくなった。自民党はこのまま潰れそう。政権交代した後はどうなるのか。
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小泉ポチが杵を搗いて麻生が餅を作り、「さあ召し上がれ」と鳩山兄へ差し出したという構図だろうか。もしこのまま泥舟・自公政権が為す術なく沈没してくれるなら、麻生が自民党を再起不能にまで追い込んだ「功績」は讃えていいだろう。
但し民主党政権が成立したからと言ってすぐさま我々の生活が薔薇色に変わるわけではない。なにしろ前の家主が800兆円にも及ぶ借金を踏み倒して、夜逃げ同然に政権を去るわけであるから、誰が何をやったってそう簡単にうまくいく筈もない。
800兆円という数字は日本国の見込み年収の実に168%に及ぶそうで、こんな借金漬けの国を果たして「先進国」と呼べるのかどうか、私には甚だ疑問である。今危機的状況と言われるあの「双子の赤字」のアメリカだって借金は年収の70%ほどしかないのである。
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総裁信任投票呼び掛け=自民・清水氏
6月17日19時17分配信 時事通信
自民党の清水鴻一郎衆院議員(比例代表近畿ブロック、当選1回)は17日、党本部で記者団に対し、次期衆院選前に麻生太郎首相(総裁)の信任投票を実施するため、党内の賛同者を呼び掛ける活動を始めたことを明らかにした。清水氏は「首相のリーダーシップに疑義がある。ベテラン、中堅にも理解してくれる人がいる」と語っており、「麻生降ろし」に発展する可能性もある。
信任投票は7月12日の東京都議選後にも、党所属全国会議員を対象に実施したい考え。信任が得られなければ、9月に予定される総裁選を衆院選前に前倒しするよう党執行部に求めるとしている。
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