本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

ヒト。

2007-07-21 22:33:04 | 世界
ヒトの二足歩行は、「エネルギー節約」による進化と

2007.07.18
Web posted at: 17:35 JST
- CNN/REUTERS/AP

ワシントン──ヒトの特徴である「二足歩行」が進化したきっかけが、「エネルギー節約」だという説を裏付ける実験結果を、米国の研究者が17日、米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。ヒトの祖先が二足歩行を始め、ヒトへと進化した過程に、エネルギー消費という生化学的な面や、歩き方という解剖学的な面が強く関与していることを示唆する研究だとして、注目されている。

米ワシントン大学とアリゾナ大学、カリフォルニア大学デイビス校の研究者らは、遺伝的にヒトに近いチンパンジー5頭に、酸素吸入量などを調べる機器を装着し、トレッドミルの上で歩かせ、エネルギー消費量を測定した。

その結果、二足歩行時と四足歩行時における消費エネルギー量について、個体差が非常に大きなことが判明した。

ある個体は、二足歩行時の方が四足歩行時よりも、より少ないエネルギーで済んだが、ある個体では二足歩行時と四足歩行時で、消費エネルギー量はほぼ同じだった。また、ある個体では、二足歩行の方が四足歩行よりも、より大きなエネルギーを必要としていた。

一方、ヒトにも同様の実験を行ったところ、ヒトでは二足歩行時の消費エネルギー量が、四足歩行のチンパンジーの約4分の1と、二足歩行の方が効率がよかった。

この結果から、ヒトとチンパンジーの共通の祖先のうち、二足歩行の方が消費エネルギー量が少なくてすむ個体にとって、より広範囲にエサを探すことが可能となり、繁殖機会が増えたことから、二足歩行する個体が増えた。そのため、二足歩行をする個体群と、四足歩行の個体群が別れて、別の種になったと考えられるという。

研究を行ったアリゾナ大学のデイビッド・レイチレン人類学准教授は、「個体差が非常に大きなことに驚いた。進化が働く上で、個体差があることは最低条件。個体差がなければ、進化は生まれない」と話している。

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2007年07月20日 「日刊ゲンダイ」掲載
塩崎官房長官にも「事務所費」疑惑

 安倍政権ナンバー2の塩崎官房長官(56)にも事務所費疑惑が浮上した。塩崎長官の政治団体は地元・松山にあるビルのワンフロアを所在地としているが、その事務所費が6年間で1億3470万円に及ぶ。そこの家賃は6年で1440万円で、残りはどこに消えたのか、と疑われている。相次ぐ閣僚の事務所費疑惑にもどこ吹く風だった官邸のスポークスマン、果たして涼しい顔でいられるか。

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 ポスト安倍の最良の政権とは『日刊ゲンダイ』7/20

 10日後に迫った参院選に向けて有権者の関心は高い。それも選挙区でも比例区でも民主党に投票しようという人が各社世論調査でも増えるばかりだ。この状況を見ると、もう何をやろうとも自民党が大敗するのは明らか。この国のこれからのために望ましい、久しぶりの朗報がもたらされるはずだ。そこで、ポスト安倍の最良の政権とはどういうものか、という期待が持たれている。それは小泉―安倍政権によるデタラメ改革を推し進めた一派を排除した自民党の優良部分と、民主党の良識部分が大連立すること。そんな政府与党のもとで真っ当な構造改革を実行するのが望ましい――という声が聞こえてくる。

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『アルツハイマー』発言 麻生外相、撤回し謝罪 『安倍不信』拡大も 

2007年7月21日 『東京新聞』朝刊

 麻生太郎外相は二十日午後、中国と日本のコメの価格差をめぐり「アルツハイマーの人でも分かる」と発言したことについて「不適切だった。発言を撤回するとともに、不快な念を持たれた方々におわび申し上げたい」と謝罪した。

 外務省で記者団の質問に答えた。

 与党は、麻生太郎外相が日本と中国とのコメの価格差を「アルツハイマーの人でも分かる」と発言したことが、参院選にマイナス材料になるとして懸念を強めている。

 安倍内閣は昨年九月の発足後、佐田玄一郎前行政改革担当相が事務所費問題で、久間章生前防衛相が「原爆投下はしょうがない」発言でそれぞれ辞任。松岡利勝前農相が自殺し、九カ月余りの間に三閣僚が交代。

 加えて、柳沢伯夫厚生労働相の「女性は産む機械」発言や、松岡氏の後任に任命した赤城徳彦農相にも事務所費問題が浮上するなど、首相の任命責任が厳しく問われている。

 安倍内閣の支持率が急落した直接原因は、年金記録不備問題だったが、記録訂正の是非を判断する第三者委員会創設などの対応策を矢継ぎ早に打ち出した後も、支持率が反転上昇する気配は一向に見えない。

 自民党関係者は「年金問題への対応にとどまらず、人事を中心に未熟さを露呈した首相自身に対する不信が、有権者の間で強まっているのではないか」と分析する。

 そこに飛び出したのが麻生外相の「アルツハイマー発言」だ。

 首相にとって麻生氏は、昨年秋の総裁選で戦った「政敵」だが、政治路線では一致する点も多く、外相という重要ポストで処遇するなど、麻生氏に大きな信頼を寄せてきた。

 その麻生氏が、選挙戦真っただ中の重要な時期に失態を犯したことで、「安倍不信」がさらに拡大する可能性がある。

 塩崎恭久官房長官は二十日の記者会見で、麻生発言が「的確さを欠いていた」と認めたものの、麻生氏が発言を撤回して謝罪したことを考慮して、発言は不問に付す方針を示した。

 ただ、麻生氏にはもともと「失言癖」があり、安倍内閣の支持率低迷で苦戦を強いられている与党からは「もう少し丁寧に、慎重に発言してほしい」(自民党の加藤紘一元幹事長)との不満が出ている。 (渡辺隆治)

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1 コメント

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自分の研究について (市村慧芳)
2007-07-26 01:58:51
日本人の骨の話によれば、皇居の離れた日比谷公園の近くの警視庁ではないか?深田地質の中世墓地である。

今回は、鍛冶橋人骨である。
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