本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

解散。

2009-07-21 21:01:27 | 政治
田中氏「今こそ改国」、冬柴氏「負けるわけには」…兵庫8区
はや”臨選” 21日解散
衆院選決戦の夏

 衆院解散を21日に控えた3連休「中日」の19日、与野党が激突する各地の選挙区では、立候補予定者らが街頭演説のほか、各種の集会などを訪れ、8月30日の投票日まで続く長い夏の戦いの前哨戦に火花を散らした。各党幹部も、民主が地方選挙での連勝の勢いに乗り、各地で「政権交代」を唱えたのに対し、党内のゴタゴタが収まらない自民陣営は派手な演出は抑え気味で、危機感が漂った。

 兵庫8区(兵庫県尼崎市)から立候補の意向を示す新党日本代表・田中康夫参院議員はこの日、神戸市を訪れ、「公共事業や地方分権のあり方を兵庫8区から皆さんと一緒に変えたい」と報道陣に〈出馬宣言〉。迎え撃つ公明党の冬柴鉄三前幹事長は「どんな人が来ても負けるわけにはいかない」と、闘志をむき出しにした。

 田中氏は「神戸まつり」でにぎわう神戸市中央区で街頭に立ち、「『小泉構造改革』で国は借金が増えた。医療や福祉は切り捨てられた。明治維新が国を開く『開国』なら、今こそ国を改める『改国』をしなければならない」。その後、報道陣の取材に応じ、「国土交通行政を変えたいという強い思いがある」と述べるなど、早くも、国土交通相だった冬柴氏を意識した発言も飛び出した。

 冬柴氏はこの日、午前10時から、徒歩と自転車で尼崎市内の支持者回り。解散がささやかれ始めた昨秋から続けているといい、「帰ってきたのでごあいさつに伺いました。尼崎で一生懸命やります」と話しかけていた。読売新聞の取材に対し、「だれが出ても勝たなければならないことに変わりはない。逆風は感じるが、やるべきことをやっており、淡々とした気持ちだ」と語った。

 兵庫8区ではほかに共産、社民などが候補者擁立を予定している。

 一方、与野党幹部は対照的な動きを見せた。

 沖縄県入りした民主の鳩山代表はこの日、那覇市で国民新党との合同決起大会に臨み、「政権交代の大きなうねりをつくろうではありませんか」と2000人近い支持者に呼びかけ、亀井静香国民新党代表代行らと拳を突き上げた。

 自民は、麻生首相があまり動きを見せない中、首相のおひざ元の福岡県では、18日に古賀誠選挙対策委員長(福岡7区)陣営が大牟田市で事務所開きしたが、報道陣をシャットアウト。与謝野馨財務相(東京1区)の事務所では19日、本人も姿を見せ、解散後の集会の日程調整に追われた。(2009年7月20日 読売新聞)

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 先日の「そこまで言って委員会」で誰かが、関西圏ではヤッシーは意外と不人気だと言っていた。ヤッシーのワッペンなどは大阪のおかんのサンバイザー被りや自転車への日傘立てと通じる「センスのなさ」があるというのである。それが頭に残っていたから感じたのかも知れないが、明治維新は「開国」で今回は「改国」だなどという駄洒落(?)は私には全然面白くない。

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政権懸け自民・民主が激突=長期戦スタート-衆院解散 jiji.com.

 衆院は21日午後解散され、政府は臨時閣議で第45回衆院選の日程を「8月18日公示、30日投票」とすることを正式決定した。小選挙区制下では5回目の衆院選で、21日現在、1231人が立候補を予定している。自民、公明両党の連立政権継続か、民主党中心の新政権誕生か、政権選択を争点に激しい戦いが展開される。今回は解散から投開票まで40日間あり、異例の長期戦となるが、与野党各党は早速、両院議員総会や街頭演説などを行い、事実上の選挙戦に突入した。
 河村建夫官房長官は21日午後、臨時閣議後の記者会見で、「経済は明るい兆しが見え始めているが危機を脱したとは言えない。国際情勢も北朝鮮問題など予断を許さない状況だ。国民が総選挙の意義を十分認識し、賢明なる審判を下すよう希望する」との政府声明を発表した。 
 衆院解散後、自民党は国会内で両院議員総会を開催。事実上の決起集会との位置付けで、麻生太郎首相は「40日間の長い選挙戦を戦っていただく。(わたしも)一致団結を力に先頭に立って戦い抜く」と衆院選勝利に向けた決意を表明した。首相はこの後、記者会見に臨み、経済政策に最優先に取り組んできた実績などを挙げて、政権継続に理解を求める。
 民主党の鳩山由紀夫代表は午後、党本部で記者会見を行う。これに先立ち、同氏は前・元議員や新人候補に対し公認証を手渡し、「新しい政治の夜明けを使命感を持って達成してほしい」と激励した。同党は解散前の地方選の連勝で勢いづいており、鳩山氏は官僚主導の打破、徹底した地方分権などを掲げ、政権交代の必要性を強調する考えだ。
 他の政党もそれぞれ記者会見や街頭演説などで政策をアピールし支持を訴える。自民、民主両党の争いに埋没しかねないとの懸念があり、議席増に向けて総力を挙げる。

◇今後の政治日程

【8月】
 6日  広島原爆の日
 9日  長崎原爆の日
15日  終戦記念日
17日  4~6月期の国内総生産(GDP)速報値発表
18日  衆院選公示
30日  衆院選投開票日
 月末  2010年度予算の概算要求締め切り
【9月】
中下旬  特別国会召集。首相指名選挙
24日  麻生政権発足1年。米ピッツバーグで金融サミット(~25日)
30日  麻生太郎自民党総裁の任期切れ (2009/07/21-17:08)

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7月21日12時7分配信 毎日新聞
<衆院解散>民主「過半数」に壁 129議席増が必要
与党過半数割れそのとき民主は…

 自民党が大勝した郵政選挙から4年。今回の衆院選は自民、公明両党合わせて過半数の241議席以上を維持するか、民主党が連立相手に想定する社民、国民新両党と合わせて過半数に達するかが焦点となる。

 21日の解散時で与党は自民303、公明31の計334議席。ここから94議席以上減らせば過半数を割り込み、政権維持が難しくなる。この場合、公明党が解散時議席を確保すると仮定すれば、自民党は209議席以下に落ち込む大敗となる。

 攻める民主党の解散時議席は112。単独過半数には129議席の大幅な積み増しが必要。連立で過半数に達する場合でも、社民党7、国民新党5の解散時議席維持を前提に117議席以上という倍増を超える大躍進をしなければならない。

 自公と民主など3党がいずれも過半数に達しなかった場合にカギを握るのが共産党(解散時9議席)や小政党・無所属議員の存在だ。その場合、民主党が第1党になって主導権を握るためには、公明党の解散時議席確保を前提として自民党の最大議席209を上回らなければならず、民主党は98以上の議席増が必要となる。

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 この種の議論は以前はしょっちゅう蒸返されていたが、最近は鳴りを潜めていた。民主党が超えるべきハードルは確かに高いが、このところの地方選の民主党の勝ちっぷりと自民党の負けっぷりをみると一気に突破してしまう可能性も充分にある。いずれにせよ自民党は今回は負ける選挙である。「万歳三唱」はいいけれど、あの中からいったいどれだけの議員が国会へ戻って来られるか、そのためには「泣き落とし」でも「同情票」でも何でも、負け方をどれだけ最小限度に止められるかの選挙なのである。
 世論の大勢としては、ここは一つ「初めてのお使い」を民主・社民・国民新党にやらせてみようという国民的合意が出来ているように私には思われるのであるが。

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「選挙の顔」2度の好機逃し 首相がけっぷち 2009年7月21日18時46分
asahi.com

 首相就任直前、月刊誌への寄稿の中で、「国民の審判を仰ぐのが最初の使命だ」と言い切った麻生首相が、10カ月を経て、ようやく「初志」の衆院解散にこぎつけた。

 05年9月、小泉首相(当時)が自民党を圧勝に導いた郵政選挙のあと、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎3氏が総選挙を経ずに首相の座に就いた。衆院議員の任期満了まで1年を切った時期に引き継いだ麻生首相に、党内は「選挙の顔」の役割を期待した。

 ところが、政策や発言のブレなどで内閣支持率は低下。党内には「麻生首相では総選挙は戦えない」という気分が蔓延(まんえん)している。それでも首相が「私が解散する」と言い続けたのは、ここでまた「顔」を代えれば自民党への信頼は地に落ちる、そんな思いからだろう。

 「政局より政策」と訴え、景気対策を理由に解散を先送りしつつ信を問う好機をうかがった。だが、時機を失した感は否めない。

 これまで首相が解散に踏み切るチャンスは、少なくとも2回あった。

 最初は就任直後、昨秋の臨時国会冒頭だ。政権発足当初の支持率は40%を超えた。首相自身も「国会の冒頭、堂々と私とわが自民党の政策を小沢(民主党)代表にぶつけたうえで、国民に信を問おう」と論文で訴えた。しかし、世界的な金融危機で首相は思いとどまった。

 2度目は09年度予算成立後の「春解散」だ。3月、小沢氏の公設秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕され、首相の支持は回復した。だが、首相は5月の09年度補正予算成立まで解散を封印した。

 2度とも与党の勝利は微妙と見られたものの、首相が主導できる解散時期は他にはほぼなかった。それを見送った首相に残された選択肢は、8月のお盆をはさんで前か後かの総選挙、という「誤差」の範囲に狭まっていた。

 「支持率は良くなる」。首相に近い自民党幹部は5月の連休後、こんな見通しを示した。首相自身、7月の静岡県知事選や東京都議選に勝ち、その勢いで総選挙を戦うシナリオを描いていた。その読みは楽観的すぎた。中川財務相や鳩山総務相の辞任に象徴されるように、政策以前に首相の統治能力と資質が問われ、地方選挙でも連敗が続いた。

 1954年12月、首相の祖父の吉田茂元首相は造船疑獄などの逆境を解散で打開しようとしたが、側近や党内の反対に遭い断念。後継首相に選出されたのは鳩山民主党代表の祖父、一郎氏だった。

 それから55年。首相は鳩山民主党との政治決戦に臨む。「選挙の顔」の期待は消え、がけっぷちに追い込まれての選挙戦が首相を待ち受ける。(津川章久)

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民主・鳩山代表の会見要旨 jiji.com

 民主党の鳩山由紀夫代表が21日午後に行った記者会見の要旨は次の通り。
 本日から40日間にわたる政権交代選挙に突入する。歴史的な使命を持って民主党は戦わなければならない。何としても政権交代を実現させる。
 あくまで民主党はチャレンジャーであり、マニフェスト(政権公約)を堂々と掲げて勝利を勝ち取っていかなければならない。政策論争を大いにやりたい。自公連立政権を倒して、新しい政権を作り上げたい。必ずできる。
 -東京12区など空白区の調整状況は。
 着々と準備を進めている段階だ。できれば今週中にも結論を出すべく準備を進めている。
 -勝敗ラインは社民、国民新両党と合わせて過半数獲得か。
 最低限、第1党になる。そして、野党と協力して過半数の議席を得ることが目標だ。
 -自身の偽装献金問題で、追加の調査報告を明らかにする考えは。
 新しい事実が分かれば弁護士を通じて発表することはあり得るが、いつになるか分からない。
 -政権交代した場合の閣僚人事などで、小選挙区当選を就任の絶対条件とする考えはあるか。
 少なくとも現職は小選挙区で勝ち上がってもらわなければ政権交代などおぼつかないが、そのことを絶対条件にすると考えているわけではない。
 -祖父の鳩山一郎元首相が自身にアドバイスをするとしたら。
 「孫として恥のないようにしっかり頑張れ」というエールでも送ってもらえるのではないか。
 -今回の解散のネーミングは。
 「政権交代解散」しかない。(2009/07/21-20:12)

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山口の豪雨で5人死亡、11人不明 特養施設に土石流 NIKKEI NET

 山口県内で21日、発達した梅雨前線による記録的な豪雨の影響で、土石流が相次いで発生するなどし、山口県防府市の特別養護老人ホームの入所者ら5人が死亡、11人が行方不明になった。被害を受け、政府は官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置。警察庁も災害情報連絡室を置き、情報収集を始めた。

 県警などによると、同日正午すぎ、防府市真尾の特別養護老人ホーム「ライフケア高砂」の裏山が崩れ、地上2階建ての1階に土砂が流入した。土石流が発生したとみられ、入所していた大野峯男さん(82)、藤沢繁美さん(95)、河野絹子さん(85)の3人が死亡、4人が行方不明となった。

 施設には約90人が入所しており、一時、87人が屋上に取り残された。県は午後、自衛隊の災害派遣を要請、同日午後8時までにヘリコプターで救助された。(02:20)

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cf.防府市緊急防災情報

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cf.大阪天満宮天神祭

7/23(木)・・ギャル御輿
7/24(金)・・宵宮
7/25(土)・・本宮

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