脳梗塞を起こしていた。

　サイクリングがてらにちょっと軽い検査のつもりが一転緊急入院になってしまった。5/11のことである。⇩⇩
　実は私は脳梗塞を起こしていたのである。場所は左脳運動領野の枝の部分である。まだ軽い小さな段階で発見出来たのは幸運だったというのだが、これはＭＲＩ検査の結果判明したことである。今から二回目のＭＲＩ検査がある。

　脳梗塞というのは脳内血管の目詰まりから起きる病で、梗塞の起きた部分は再生することはなく、そのまま本人が死ぬ迄直らない。脳の一部が壊死するわけである。左脳の基幹部分ではなかったことも幸いしたということで、運の悪い人だったら右半身が麻痺して所謂『半身不随』になってしまうらしい。

　ＭＲＩというのを今から調べると⇨⇨核磁気共鳴画像法というらしい。頭にカプセルを装着してドームに入れ、ドンドンとかいろんな音を当てて脳内の反響を調べるのである。その結果輪切りにされた脳の断面図が幾つも描出され脳内の異常の有無が検出されるということだ。
　私は４～５年前にもこの検査を受けているが、その時よりも苦痛は格段に減少されているという印象を持った。これも『最先端技術』ということだろう。私が今回半ば強制的に入院させられた病院は京大の学閥が席巻している医局で、優秀な先生方が絶え間なく押し寄せて来るのだと、これは先日乗せて貰ったタクシーのおしゃべりな運転手さんが教えてくれた。彼はまたオボチャンのことを「あの人たちは利権目当ての詐欺師集団だ」と迄言い切った。自分をバックアップしてくれた医師を自殺にまで追い込んでしまったのだから、それ位のことは言われてもしょうがないのかも知れない。


　☆＄￥119.76。（19：00ロイター）