本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

来夏の参院選を睨んで-目下の情勢。

2009-10-07 10:05:51 | 社会
2009年10月7日 21時07分 共同
10年度予算、90兆円に抑制か 赤字国債や公約修正も

 2009年度補正予算見直し作業がヤマを越え、鳩山政権の経済運営の軸足は10年度予算編成に移った。15日が期限となる各省庁の要求段階では政権公約実行に伴う歳出膨張が見込まれており、一般会計の規模を90兆円程度に抑え込むことができるかが焦点。藤井裕久財務相は7日、予算の無駄を「摘出」する決意を表明した。ただ、景気低迷で税収がさらに下振れすれば、赤字国債の大量発行や公約修正を迫られる可能性がある。

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鳩山首相、民主議員には説明求める=事務所の無償提供
10月6日19時55分配信 時事通信

 鳩山由紀夫首相は6日夕、民主党の藤原良信参院議員の資金管理団体が地元企業から事務所の無償提供を受けていたとする一部報道について、「議員個人の問題だから、しっかりとした説明をしていただくのが一番だ。何か修正すべきということになれば修正されるべきだ」と述べ、藤原氏に説明責任を果たすよう求めた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相は自らの献金虚偽記載問題については、東京地検が捜査に着手したことを理由に、その後の説明を拒否している。

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参院選「安定多数が目標」=民主・小沢氏 10月6日20時21分配信 時事通信

 民主党の小沢一郎幹事長が9日付の党機関紙「プレス民主」のインタビューで、来年夏の参院選の目標について「安定多数の獲得」を掲げていることが6日、分かった。また、参院選の第1次公認候補を「遅くとも年内には発表する」としている。
 参院(定数242)で国民新党などと統一会派を組む民主党の単独での議席数は108(江田五月議長を除く)。安定多数とは、すべての常任委員会で委員長ポストを独占した上で、委員の半数以上を確保できる議席数のことをさし、参院では129議席だ。

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剛腕 小沢一郎を活用する必要 10/07ゲンダイネット

 やっぱり政権担当能力が足りないか、民主党がマニフェストを後退させている。廃止を公約していた「後期高齢者医療制度」も「当面維持」に方針転換。「子ども手当」「高校無償化」「ガソリン暫定税率撤廃」も26日からの臨時国会には提出しないという。さらに「09年度補正予算」の削減も思うように進まなかった。いざ政権を獲ってみると、財源探しで歯切れが悪くなった鳩山民主政権のモタツキをみていると歯がゆくなる。官僚主導脱却を言いながら、役所に入るや、官僚の説明に次々と籠絡されているともいう。シロウト大臣では海千山千のお役人たちとは渡り合えない。官僚の言いなりにならず、画期的政策を早く実行に移すには、剛腕・小沢一郎の度胸と手腕に頼るしかないのか。

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どちらが重大 鳩山疑惑と脱官僚 10/06『日刊ゲンダイ』

 新政権発足から3週間。新閣僚らはマニフェストに掲げた課題に取り組んでいるが、そこに水を差す事態が起きた。東京地検特捜部の「鳩山故人献金」捜査だ。この疑惑について大マスコミも一気に報道合戦になってきた。告発を受けての捜査というが、自民党の二階捜査はろくにやらなかった検察がなぜこれほどシャカリキになっているのか。国民の期待を受け、官僚依存の政治から脱却しようと動き出した鳩山政権への嫌がらせといえなくもない。そこで問いたい、この国と国民にとって、鳩山疑惑の解明と、脱官僚への動きは、どちらが重大なのか、と――。

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 東京地検特捜部のこの間の自民擁護の『国策捜査』はいずれ何らかの形で精査されるだろうから、薄汚い奴らは公然と開き直って、新政権に対して先制攻撃の手に出たのである。ふざけた奴らだ。

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2009年10月07日 『日刊ゲンダイ』掲載
没落自民の哀れ 役員人事も人材難 小泉Jrが遊説局次長!!

 自民党の役員人事は落ち目の象徴だ。谷垣総裁以下、大島幹事長、石破政調会長、田野瀬総務会長の党三役も随分と軽量になったものだ。ほかの人事もパッとしないし、唯一サプライズは小泉ジュニアの遊説局次長抜擢くらいなもの。党再生を標榜しながら、世襲の代表格の新人に客寄せパンダをやらせるのだから人材難もここに極まれり。

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2009年10月06日 『日刊ゲンダイ』掲載
中川昭一元財務相“自殺”の真相

 東京都世田谷区の自宅で死んでいた中川元財務相。警察は「自殺の可能性は低い」としているが、これは自殺を裏付ける証拠はない、ということで、真相は解剖を待つしかない。循環器系の異常が見つかったというから、死因は心筋梗塞とみられるが、睡眠薬や酒が心筋梗塞を招いた可能性もある。それでなくても、周囲が心配するほど、酒や薬を飲んでいた中川はどこか死に急いでいたように見える。緩慢なる自殺という人もいるくらいだ。最近の中川の落ち込みは激しかった。単なる事故死とは思えない。

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 落選後の彼が酒漬け、ヤク漬けの自堕落な日々を送っていたのなら普通これは自殺と呼んで差し支えないのである。死者に鞭打つ気はないが、何も自殺と断定しなくとも、限りなく自殺に近い『事故死』乃至は『日々の振舞い』だったのではないか。第一あの漫画的『断酒宣言』はいったいどこへ行ったのか。落選して「日本のため」の断酒は最早必要なくなったから、飲酒はノー文句でOKになるのか。四年後選挙が近づいたら再び断酒宣言するつもりだったのか。テレビで見る夫人は(まるで安キャバレーの拍手係のように!)常に「日本一!」と夫を励ましていたが、落選後の彼の異変~異様なまでの虚脱状態~挙動不審にもし全然気づかなかったのだとしたら、(故意か天然か知らないが)その鈍感さこそ「日本一!」と言えるのではないか。

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公明、参院補欠選で自民候補推薦せず 静岡・神奈川
2009年10月7日22時16分 asahi.com

 公明党は7日、8日に告示される静岡と神奈川の参院補欠選挙で自民党の公認候補を推薦せず、自主投票にする方針を固めた。同日の党中央幹事会で正式決定する。野党転落後初めての国政選挙で自民党との協力を拒んだことから、選挙協力の継続に期待していた自民党にとっては大きな痛手となりそうだ。

 自民党は神奈川は前横浜市議の角田宏子氏(42)、静岡は大学非常勤講師の岩井茂樹氏(41)をそれぞれ公認し、公明党に両候補への推薦を依頼。これまで公明党は国政選挙で原則として自民党候補に推薦を出していたが、自公連立で党が埋没した反省から、自民党と距離を置く必要があると判断した。

 自民党が来年の参院選で勝利するためには公明党との選挙協力は欠かせない。実際、谷垣禎一総裁は公明党とのパイプの太い大島理森氏を幹事長に据えるなど公明党を重視する姿勢をとった矢先だけに、10年来続いた自公関係に暗い影を落としそうだ。

 今回の方針決定をめぐっては、公明党内のきしみも浮き彫りになった。

 衆院小選挙区を抱える神奈川県本部代表の上田勇前衆院議員(神奈川6区で落選)は7日、井上義久幹事長に自民候補への推薦を要請。だが井上氏は「今は党再建の時期で、選挙協力のあり方について判断する時期ではない」と突っぱねたという。

 総選挙敗北の反省から「公明党らしさ」を模索する山口那津男代表は、自民党との選挙協力の見直しを掲げるものの、どう選挙を戦うのかの具体像は示していない。一方で、自公協力を推進してきた太田昭宏前代表ら前執行部には、自民党と距離を置くという「既成事実」が積み上がれば、党内や支持母体の創価学会内で浮上する小選挙区撤退論が加速しかねないとの危機感もある。(山田明宏)

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 これを「弱り目に祟り目」というのである。119議席の少数野党では公明党には何の旨味もない。応援する意味が無い。万一共闘がうまく行っても「自民党が1~2議席増えて、それでどうなるの?」ってなもんだ。これまで自民党単独では勝てない公明票頼みの選挙区は数多くあったから大変だ。
 農村は無論のこと、業界からも友党からも見放されて、自業自得とは言え、さてどうする、自民党?

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