本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

天下り&アクセスアップ術。

2005-07-04 16:40:34 | 政治
*無料版「時事用語のABC」 2005年 7月 4日発行 第1056号(39,897部)より。

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日本経団連の奥田碩会長は、恒常的な天下りが橋梁談
合事件など官製談合の原因になっているとして、天下
りの受け入れを停止する方向で検討に入った。
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§天下り【あまくだり】

退職した公務員が民間企業などに再就職すること

中央省庁を退職した公務員がそれまでの職務と関係の
深い民間企業に相当の地位で就職すること。人事院に
よる一定の制限を守る限り、法的に認められている。

公務員にとっては手厚い待遇で再就職できる利益があ
り、受け入れる業界には中央省庁との太いパイプが持
てるとあって、天下りは日常的に行われている。一方
で、行政と業界の癒着を生み、例えば談合事件で不当
な金額で国の事業を受注するなど、国民の納税者とし
ての利益が損なわれているとの指摘も出ている。

日本経団連の奥田碩会長は、恒常的な天下りが橋梁談
合事件など官製談合の原因になっているとして、天下
りの受け入れを停止する方向で検討に入った。会長・
副会長会議で同意を得て、1500を超える会員企業と業
界団体に正式に要請する。

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*官僚は決して『天下り』とは言わず『再就職』と言う。「自分の専門分野を生かす仕事を任せてくれる会社に再就職して何が悪い?」という態度である。しかしその受け入れ側のトップが「ちょっとこれ、♪軽くヤバイんじゃない?」と言い出したのだからせいぜい肝を冷やしたらいいだろう。

*役人の子はニギニギをよく覚え

 「血は争えぬ」という点で言えば、この日本は未だ、先祖に華族も士族も豪商もいない家系の「只の人」が政治・経済の中枢に易々と潜り込める社会ではない。ちょっと良い家柄の人と縁組しようとすれば、興信所に根掘り葉掘り洗い出されてしまう社会であり、言ってしまえば「蛙の子は蛙=社会」なのである。その辺を勘違いしない方がいい。


*車夫馬丁の子でも溝掘り人夫の子でも総理大臣になれるのが民主主義の筈だが、そんな話は《今太閤》と言われた故田中角栄さん以外には聞かない。医者・弁護士・名士・資産家・・みんな《世襲制》である。
 もう一人、時の人で言えばホリエモンも(自己申告によれば)「家貧しくして孝子出ず」の口だろう。これが上流爺さんたちに彼が毛嫌いされ、逆に我々が思わず応援したくなる理由の一つである。

 ともあれ国会の世襲議員の多さ一つ取っても、これを異常と感じない人は異常であると私は思う。
「地盤・看板・鞄」の《3バン》無しで当選を果す議員が一体どれだけいるだろうか?

 我々は国のトップが世襲制という彼の「社会主義国」を無邪気に笑える立場にはないのである。昔の国粋主義者はそういう国情に心底から義憤を感じたものだが、今の世に蔓延るアッパラパーな雇われ右翼にはそんな性根は微塵も無い。

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*というわけで、《憂国の士》みたいな話はこの辺で止めて、私が最近思い当たった《アクセス・アップ》の秘術を本日ここに突如として大公開するのですよ。ぶひひっ。
 はい、ではこの線までゆっくり前へ出て・・・押さない、押さない、前の人は腰を落としてね・・・。

 言うまでもなく、先日一日1万ipアクセスがあるというサイトへ行ってみて私は発見したのですよ。秘術と言っても別に難しいことではない。《視聴者参加型》・《エンドユーザー参加型》のサイトを構築すること、これに尽きるのですよ。

 これはどういうことかというと、ぶひひっ、来てくれた人には何でもいいから取敢えず、

 クリックさせろ!!

ということなのです。

*自分のサイトに来てくれた人に「読んで貰い、見て貰い、聴いて貰う」だけでは自ずから限界があります。そんなものに幾ら拘っても一日10,000アクセスは無理です。
 人気サイトには必ず何かしらクリックするものが置いてあるのです。

 占いでもいい。ゲームでもいい。アンケートでもいい。クリック募金でもいい。アフィリエイトでもいい。何かユーザーがクリックで参加出来るものを沢山置くのです。《web遊園地》、これです。

 一番いいのは来てくれた人に、成功談失敗談含めた様々な《web体験》《出会い体験》を語って貰って、そのサイトなり自分の感想・意見なりを紹介して貰うことです。そういうコーナーがあれば、お客さんが勝手に他のお客さんを呼んでくれるのではないでしょうか?

 わしって、頭いいっ! ギャハハハハ・・・。

 は? 「じゃあまずお前が範を示せ」って?
 あ、私、これから、その・・・ああ忙しい、そこ道開けてな、わし忙しいねん、ほんまに、ああ、忙しい・・・。


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