本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

今回参院選は《辞めろコール》なのである。

2007-07-26 11:35:19 | 社会
 争点の民主党政策の財源はこの通り いくらでもある
『日刊ゲンダイ』7/25

 参院選で劣勢の自民党が民主党の政策を批判している。民主党が言う(1)基礎年金を税金でまかなう(2)月額2万6000円の子供手当(3)農家への戸別所得補償制度――に対して、財源の裏づけがない、増税につながると言っているのだ。しかし、行政システムを根本から変えれば、いくらでも財源は出てくる。公共事業の入札方法を見直し、特別会計にメスを入れればいい。そうすれば、3年間で12兆円の財源を捻出できるという試算もあるのだ。政権与党ができないというのをうのみにしたら、旧態依然の政治が続くことになる。自民の候補者や応援弁士は片山さつき衆院議員が土下座したりして、哀れだ。自民党が野党の揚げ足取りと土下座では、有権者は引くだけだ。

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 2007年07月25日 『日刊ゲンダイ』掲載
「安倍やめろ」68% 笑止千万続投シナリオ

 参院選で自民党が大敗したら「安倍首相は辞めるべき」という声が強まっている。毎日新聞が20~21日に行ったネットモニター調査では「退陣すべきだ」が68%。読売新聞が24日に行ったネット調査でも、与党が過半数を割り込んだら「辞任すべきだ」が48%となった。ネット調査の対象は比較的若い層が中心とされるが、安倍首相がいかに国民に人気薄で支持されていないかがハッキリした。それでも安倍首相周辺は「参院選は政権選択の選挙ではない」と言い出して、「安倍続投」のシナリオを練っているというから大笑い。

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 退陣無用の大合唱 敗北前提?閣僚ら予防線

2007年7月25日『東京新聞』

 参院選で与党が敗北しても、安倍晋三首相は退陣する必要はない-。こんな発言が閣僚や自民党執行部から相次いでいる。与党が参院で過半数を大きく割った場合でも、首相の退陣論が広がらないよう予防線を張っておく狙いからだが、選挙戦の最中に敗北を想定した発言は、有権者に弱気と受け取られ、逆効果になる可能性もある。 (渡辺隆治)

 「参院選は政権選択の選挙ではない」

 塩崎恭久官房長官は二十四日の記者会見で、参院選で敗北しても、首相の退陣は必要ないとの考えを強調した。

 こうした発言は、二十三日から二十四日にかけて、自民党の中川昭一政調会長や渡辺喜美行政改革担当相、小泉純一郎前首相からも相次いだ。

 自民党内では「橋本龍太郎首相は四十四議席で引責辞任した」「四十議席を割れば、政権は持たない」などの意見がくすぶっているが、首相自身は進退決断の目安となる責任ラインを明らかにしていない。

 本紙をはじめ、報道各社は先週末から週明けにかけて、参院選の情勢分析を発表。ほとんどが、与党が目標とする過半数維持は困難と分析するとともに、自民党内の意見を踏まえて、首相退陣に発展する可能性があると報じた。

 塩崎氏らがこの時点で首相退陣の可能性を否定したのは、「負ければ首相退陣」との空気がじわじわと広がれば、選挙後に退陣論が一気に噴出するかもしれないとの危機感からだ。

 一方、敗北を前提にした発言の悪影響を懸念する意見もある。

 報道各社が与党の苦戦を報じた影響について、自民党内では(1)「逆バネ」が効き、盛り返す(2)雪崩現象が起き、さらに状況が悪化する-との二通りの見方が出ている。

 幹部らが弱気になっていると有権者が判断すれば、勝ち馬に乗りたいという心理がはたらき、与党から票が逃げることも予想される。

 さらに、民主党の小沢一郎代表は、与党を過半数割れに追い込めなければ、次期衆院選に出馬せず、政界を引退する意向をすでに表明している。

 塩崎氏らが首相退陣の可能性を否定すればするほど、退路を断った小沢氏の「潔さ」ばかりを際立たせ、安倍氏が首相の座に恋々としているかのような印象を与えかねない。

◆予防線の動きに公明代表不快感

 公明党の太田昭宏代表は二十四日、塩崎恭久官房長官らが参院選は政権選択選挙でないとの観点から敗北時の安倍晋三首相退陣を否定していることについて「まったくそういう意識はないし、意識を持つべきではない。今は与党過半数(獲得)に集中すべきだ」と述べ、与党敗北を前提に予防線を張る動きに不快感を示した。千葉県印旛村で記者団に語った。

 同時に「選挙戦(の結果)は非常に重要で、わが党ではわたしに責任があるし、各党幹部に責任がある。各党の責任ある立場の人がそれぞれ考えることだ」と強調。

 渡辺喜美行革担当相が今秋の衆院解散の可能性に言及したことに関しても「(早期解散は)やるべきでない。参院選結果を真摯(しんし)に受け止め、政治をしっかり遂行して、しかるべき時に衆院で審判を仰ぐのが国民への真摯な態度だ」と批判した。

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 最後の、公明党太田代表のコメントは注目に値する。サンプロに出演した太田代表は、自民党には言いたいことが山程あるんだということを匂わせていた。今回の居直り=続投の予告発言に対しては(敗北前提の議論を批判した上で)「もし過半数割れを起こしたら自分は責任を取るんだ。それが憲政の常道だ」と反論している。

 もしマスコミ各社の世論調査通りの結果が出たら、太田さんは代表の座を降りると言っているのである。安倍ポンとその一味はこれを「あくまで他党のことですから」と逃げおおせるつもりなのだろうか。

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 *というわけで、大阪天神祭り・ギャルみこしの写真・ムービーは→みわちゃ見参へどうぞ。w



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